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2025.04



京都のインパクトさんが私のVTECから素晴らしいパワーを引き出してくれた
(点線グラフは以前搭載していたK20Aをインパクトさんで再セッティングした値)

 私のVTECエリーゼ、パワーチェック

まずはエキマニについて。
以前装着していたのは某ショップにてワンオフで製作していただいた4-2-1のエキマニ。 このエキマニは通販で購入したリーズナブルなものを加工し、私のエリーゼに合うように作成していただいたものだ。

これを試作段階で拝見した時、1番のエキマニがエキゾーストポート出口に対して平行に成っておらず、抵抗になる角度になっていたため、修正を依頼して作り直していただいた。 その方は既にそのショップを辞められており、今は居ないのだが、溶接は割と上手だったように記憶している。

その時の溶接し直しが原因は不明だが、1番の出口付近のフランジが歪んでいて排気漏れを起こしているとインパクトさんから報告があった。 そして残念ながらこのエキマニは狭小レイアウトゆえに少し妥協しなければ成らない箇所がある。 それは最後の集合部からの曲げ部分。 これがキツくて抵抗に成るのではなかろうかと思ったていたが、あまりに狭隘なレイアウト故に多少は妥協せざるを得なかった。

そんなエキマニだが、結果から言うと仕事はこなしてくれたようだ。 7000rpmあたりで少しグラフが落ちこむところがあるが、これはエキマニの特性だと思う、とインパクトさんから報告があった。

さて、上の画像はK20Aの時に装着していたマフラーで、エリパーから購入したものを前述のショップで加工していただいて製作した60Φのもの。 VTECではK20でも70Φは必要らしいので役不足ということから作り直すことに成った。

まずは元のマフラーを使用した位置出しから。

S1エリーゼはマフラーの出口も狭隘。 S2はリヤカウルの下がかなり空いており、マフラーの出口に自由度が高いのだが、S1はセンター。 車体下のセンターではなく、テールカウルの中心であるセンター。 元々は50Φ程度の細いテールパイプを想定した開口なので、今回のようにマフラー出口が75Φとなると尚更レイアウトが厳しい。

このショップではエリーゼ用にマフラーの位置決治具を作っており、今回もそれを使用して製作。

レイアウトがキツイのは上だけでなく、リヤディフューザーもあるため3次元で考えて構築しなければならない。 S3もS2もこのショップでは実績があるから比較的楽なのだが、何度も言うようにS1だけはレイアウトが更に厳しい。

エンジンは加速・減速やコーナリングで動く、すると当然ながらエキマニはエンジン側に固定されているのでフレームから吊下げているマフラーに負担がのしかかる。

以前は蛇腹を装着することで逃げを作っていたが、今回は蛇腹形状の構造的に逃げられない排気効率落ちを嫌ってか、差込式を選択したようだ。 これで割れてしまうようなら蛇腹式を使おう。 そうそう、フレームに煤がついているが、これは以前のフランジ面からのものらしい。 

この差し込み部分から70Φにするのかと思っていたが、このセクションは60Φにして流速を稼ぐらしい。 このあとのセクションには大きな曲げがあるのだが、そこから70Φに広げられている。 このあたりは過去に試行錯誤されてきた経験が物を言う。 因みに、エキマニの集合部から70Φにしてしまうとスカスカになるらしい。

この曲げ部分の直前から70Φになり、そして180度ターンの次にはストレート構造のサイレンサーが装着される。

思っていたよりも大きなサイレンサーだ。 

排気音に関しては深夜早朝にエンジンを始動する事が多いため、始動時は極力小音で、サーキットでは心地よい快音を発して欲しいのだが、昨今はサーキットでも騒音規制があり、関東では袖ケ浦などは95dBという制限が設けられており、超えてしまうとオレンジボールを出されてしまい、回転数を下げて音量を抑える走行を強いられる。

個人的には嘗てのシビックレースのような直管が好きなのだが、これも時代の流れ。 残念ながら、ある程度は我慢しなければならない。

よし、役者は揃った。
いざ、セッティング。

ダイナパック TCF1.00 補正掛率なしの生馬力軸出力
パワー 307.59PS
トルク 31.41k

これはインパクトさんが製作したK24Rの中で、一般的なハイオクガソリンを使用したバージョンでは過去最高値だそうだ。 光栄である。

グラフをみると、8000rpmから先で更にもう一踏ん張りしているように見えるし、グラフのスケールにも313という数値が見えているが、ロングストロークでピストンスピードの高いK24Rで8500rpmの常用は、極端にエンジンの寿命を短くする恐れがあるだろう。 レブリミットまでガンガン踏倒してしまう私には封じられているほうが良いのかも知れない。

さて、私の車重は先日の車検で明らかになった760kg、そしてこれを307.5馬力で除算するとパワーウェイトレシオは2.47。 2.5になれば良いなとは思っていたが、まさか本当に達成するとは嬉しすぎる。

さてさて、パワーは望外の値が出てくれたのだが、当然ながらそれに見合った熱を発する。

上の画像はマフラーの制作直後。

こちらはセッティング終了後のマフラー。 まぁ見事に私のW800と同様、ステンレスが焼けてキツネ色に変色した。 これはこれで私的には嫌いではないのだが、熱害が起きないように対策が必要になる。

一番の問題はエキマニとリヤカウルのクリアランスだ。

S1は元々ローバーエンジンを搭載しており、ローバーエンジンは前方排気のため後方のクリアランスはインテークマニホールドが収まる事しか考慮されていない。 リヤカウルとエキマニのクリアランスが非常に狭いため、この状態でサーキットを走行したらトランクが焦げて煙が出てしまった。 仕方ないので私はエキマニとトランクの間に天ぷらガードを挟んで走行していた。

このままでは危ないし格好悪いので、加工していただくこととなった。

まずはスッパリとカウルの一部を切り落とし。

バッサリと切落としていただいて、この部分に新たな隔壁を設けていただく。 左上に見えているアルミテープは、嘗てトランクオープナーのワイヤーが切れてしまい、トランクを開けられなく成ってしまったので、仕方なくタイヤハウス側のカウルに穴を開けて手を突っ込んだ時の名残。

その上にある円形の部分はナイトロンダンパーの別タンクを通す穴。 小さな突起のように削られているのはバンジョーを通すためだが、次はエナペタルを使用する予定なので、この穴もアルミテープかプラダンなどで塞がねばならない。

私がトランクオープナーのワイヤーが切れた際、どうにもならなかったのでトランクの横に大穴を開けてしまったのだが、その時はろくな工具もなく、ドリルで穴を何個か開けてあとは無理やりベリベリと破って穴を開けてしまった。

もう既に作業は進んでいるので間に合わないかも知れないが、預けているインパクトさんにメールを送信。 間に合うのであれば、FRPの匠に穴を塞いで戴けないかと依頼した次第。 間に合ってくれると嬉しいのだが。

これをカットした部分に貼り付けて整形するようだ。

 

 友人がエクワンを購入

青エリに乗っていた友人、エクワンの掘出物が出たので購入したという話は先月書いたが、ご厚意で試乗させていただいた。 

この車両にはエスケレートが装着されており、久しぶりにエスケレートに座ったのだが、やはり私はエスケレートに慣れているのもありシックリ来る。

エクスモーションも悪くはないのだが、座っている状態での自由度が少なく長時間座っていると疲れてしまう。 脚を開くことさえ出来ないほど身体を固定させられて身体をリラックスさせることが出来ないのだ。 その割に、臀部クッションが厚く、アイポイントが上がる。

とはいえシートの好みは人それぞれ。 BNR32やロードスターの時にはRECAROのSPGを入れており、RECAROが最高と思っていたが、BRIDEが身体に合う人も居るし、私のようにエスケレートが合う人もいる。 これは本当に好みによるので、好きなのを入れれば良いと思っている。

さてエクワン、ご存知のようにノーマルでもVHPDエンジンに4スロ、ジャンスピードのラージボアタイプのエキマニが装着されているが、この個体はマフラーがBSKで、エアクリはitgのスポンジが装着されており、あの特徴的な巨大インマニが取外されていた。 これではエンジンルームの熱気を直接吸ってしまうので如何なものか。

二人乗りで走り出してみると、正直なところパワーを感じなかった。 だが、音は良い。 背後からスポンジのエアクリを通して4スロが唸り声を上げる。 記憶ではエクワンは172馬力だったかと思うのだが、乗りやすいもののパワーはあまり感じない。 エリーゼに大の男が二人が乗ると驚くほどパワーウェイトレシオが落ちるので仕方ないのかもしれない。

これは恐らく、前回試乗した290馬力のK24Rが強烈過ぎたためだろう。

SさんのS3エリーゼK24Rよりも私のエリーゼのほうが圧倒的に軽量なのは御存知の通り。 さてさて、生まれ変わる私のエリーゼは一体、どんな体験をさせてくれるのだろうか。

 

 雑記

特に無し。

 

 

 今月の整備記録

   消耗品交換パーツリスト(エクセルデータ)
    http://enthusiast.eos111.com/ELISE phase1 PartsList.xls

   
   
   
   

■ ベストラップタイムの記録
筑波サーキット
 コース2000

1分1秒020(2019.02 エリーゼ Sr.1 111S改の公認記録)
 F195/50R15 R225/45R16 A052
 ライドモーターワークスによるチューンエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
 ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
 JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
 GTウイング+自作スプリッター
 EMERALD K3 コンピューター

筑波サーキット
 コース1000 
41秒709(2002.05 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
 
日光サーキット 44秒129(2001.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
 
富士スピードウェイ
 旧コース
1分55秒28(2002.04 ロードスターNA8Cでの非公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改 ※手計測データ

1分50秒772(2003.02 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 

富士スピードウェイ
 レーシングコース
2分00秒101(2018.07 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 F195/50R15 R225/45R16 AD08R
 ライドモーターワークスによるチューンエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
 ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
 JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
 GTウイング+自作スプリッター
 EMERALD K3 コンピューター
富士スピードウェイ
 ショートコース 
33秒6(2004.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

33秒706(2006.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
 

ツインリンクもてぎ
 フルコース
2分16秒479(2004.11 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
ツインリンクもてぎ
 東コース
1分52秒006(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録 ウェット)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
エビスサーキット
 東コース
1分09秒228(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 RE−01
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
袖ケ浦
 フォレスト
 レースウェイ
1分11秒643(2019.03 エリーゼ Sr.1 111S改の非公認記録)
 F195/50R15 R225/45R16 A052
 ライドモーターワークスによるチューニングエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
 ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
 JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
 GTウイング+自作スプリッター
 EMERALD K3 コンピューター
鈴鹿サーキット
 フルコース
2分25秒179(2018.12 エリーゼ Sr.1 111S改の非公認記録)
 F195/50R15 R225/45R16 AD08R
 ライドモーターワークスによるチューニングエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
 ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
 JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
 GTウイング+自作スプリッター
 EMERALD K3 コンピューター
スポーツランド菅生 1分44秒200(2011.07 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD08
 フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー

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