ヘッドが内燃機屋さんから仕上がって来て、既に出来上がっていた腰下とのドッキング。

先月号ではポート加工を中心に画像を並べたが、燃焼室側にも何か加工をしているようだ。


残念ながら、私には知見が無いので何のために何をしたかを記載することが出来ないが、見る人が見れば「なるほどね」になるのだろう。 何となく、燃焼室の容積は少なければ少ないほど、ピストントップはフラットに近ければ近いほど良い、と思っている程度の私の知識では話にならない。



内燃機屋さんにはバルブガイドの打替えを依頼していたようだが、全て店主にお任せ。 材質はリン青銅など色々選択肢はあると思うが、様々な経験をしてパーツをチョイスしていると思う。 勿論、今までの結果の積上があってのチョイスだろうから私の出る幕はない。




前回はフェレアのバルブを使用し、チタンリテーナーにダブルタイプのバルブスプリングを組入れて、戸田のA3カムを入れていたのだが、今回はスチールリテーナーに戸田の強化バルブスプリング、そして戸田のA3カムという仕様になる。
フェレアのバルブスプリングは非常に柔らかいものをダブルで装着するタイプ、戸田はシングルで硬いもの。 店主ももう少し柔らかいのが有れば良いと書かれていたが、私的にはチタンリテーナーという耐久性に不安があるものが無くなったので安心した。



K24に装着されているバランサーシャフトは不要なので撤去。 以前のベースエンジンにしていたCL7のK20Aにもバランサーシャフトが装着されていたが、サーキットオンリーの私の車両にはパワーダウンするパーツは不要なので撤去。 そしてバランサーシャフトにオイルを供給していた経路にもボルトで封印。
クランクシャフトの下には純正のバッフルプレートを装着して、オイルポンプを装着。
ここまでが先月の進捗で、これからヘッド周りのロッカーアームとカムの取付、VTCプーリーやカムチェーン、カムチェーンテンショナーなどを装着してオイルパンを取り付ければエンジンは完成。
そして、鬼門のエキマニにと進んでくれるはず。 エンジンに関しては今まで数え切れないほどのK24を制作しているだろうから、今までどおりの技術を活かして進めれば、時間さえあれば粛々と進むと思っていたが、ここからが面倒なところ。
エキマニも4スロも、とにかくS1エリーゼは狭いので大変だと思う。
さてさて、どのような方法でそれらを収めてくれるのだろうか。
私の自宅に友人のS1青エリが佇んでいるのだが、梅雨に入ってしまったことと、筑波サーキットの走行枠と私の仕事の都合がうまくあわずに二週間ほど過ぎてしまった。
前回試した6k+8kのバネは却下。
今回は初回に試した8k+12kのバネに戻して、アライメントを変化させてある。 この組合せで試した後に、次は縮の減衰を弱くしたものにバネレートを少し上げて11k+14kを装着してテスト予定。
アライメントは初回時のが良いのか、今回の設定が良いのかを試し、次回はいよいよ縮減衰を弱くしたものにバネレートをアップしたものを装着してテストすることで、アライメントの方向性と、ダンパーとバネの方向性が漸く見えてくる。
お借りしているスタンダードなS1エリでの筑波サーキット目標タイムである5秒台は、一回目のテストで出してしまっているので、あとは操縦性。 不安なく振り回せるのかということと、スイートスポットが広いセッティングになっているかということのテスト。
操作がシビアだが、条件さえ揃えば良いタイムが出る、というのでは宜しく無い。 実は私のエリーゼがその状態。 新品タイヤで、タイヤにうまく熱が加えられて、操作がビシッと決まればアンダーが強いものの、何とかタイムが纏められる。
だが、それではサーキットを戦う車両としては失格。 懐の広いクルマが良い。 アッと思ったときにはスピンするのではなく、もうそろそろ限界ですよ、と教えてくれるセッティングが良い。
友人は青エリをサーキットで楽しむクルマとして仕上げる意向だが、私のように月に何度も行くような使い方はしないだろう。 よし、サーキット行くぞとなり、久しぶりのサーキット走行でも、スイートスポットが広ければ怖い目に合うこと無く、徐々にタイムを上げていくことができると思うのだ。
一番心配なのは、私のテストで正しい答えが導き出せるのか、ということなのだが。
S1エリーゼのスマホホルダー、以前は海外製の取付ベースが入手可能だったのだが、今は絶版で手に入らない。 どうしたものかと悩んで、アルミのアングルなどを使って雑な自作をしていたが、「ろくすけおじさん」がS1を計測してくれて3Dプリンターで作ってくれた。

ナロータイプとワイドタイプがある。

メガネレンチでボルトを締められる位置に穴を開けて、あとはスマホホルダーを合体させるだけ。

ラップタイマーとして使用するときはスマホを横向きにするが、ナビとして使用するときは私は縦にして使う。
ホルダー側が簡単に縦横を変更できるタイプがあればベストだが、私は2つ装着することにした。
因みにスマホホルダーはAliExpressの廉価品、僅か80円送料込というのを見つけて数個購入。 後日、同じものを購入しようとしたら240円になっていて、更に届いたものは不良品。 ま、アリエキならそんなものか。

装着してみたのが今月号の表紙。 なかなか良い感じである。
まだサーキットでは試していないが、本気で走ってもシッカリと固定されていれば合格。 この製品、パチンと挟み込むというか引っ掛けて固定するタイプなのだが、「ろくすけおじさん」は両面テープなどを使用して固定を推奨。
だが友人のエリーゼに固定するのは気が引けるので、引っ掛けているだけ。
ついでに、この「M-LAP」というアプリもテストしてみたい。
私は未だにLap+Cを愛用しているのだが、今はPlayストアに無いし、今どきの新しいアンドロイドでは動かない。 Lap+Cリアルタイムに今の走行が早いのか遅いラップタイムなのかを画面の色と予想タイム表示をしてくれるので、レースの予選やタイムアタックなどでは大変重宝しているのだが、これと同等の仕様をもったラップタイムアプリが見つからずに困っていたのだ。
M-LAPはサーキット走行に長けている友人が使用しているのを見て知ったのだが、外付けのGPSロガー無しでも何とか使い物になるというもの大きな利点だと思う。
いずれは再びデジスパイスを購入するつもりではあるが(初期型のデジスパイスは電源が入らなくなって廃棄)、今はLAP+に慣れてしまっているのもあり、古い747PROと併用してテストしてみようと思っている。
■VTEC換装車のドラシャ
私のクルマはVTECに換装した後にドラシャの故障により何度も不動になった。 原因はエンジンが動くことにより、エンジンに押されてのCVジョイントのブロー。
VTECのエンジンはローバーのK型やトヨタの1ZRや2ZZと比較すると大きく、ドラシャのサイズが微妙に異なってくる。 勿論、エンジン側はホンダのVTECエンジンに合うような等速ジョイント(CVJ)、アウター側はロータスのハブに合わなければ成らない。
接続部だけの問題ではなく、シャフトの長さやエンジン搭載位置の制約によるシャフトの傾きも生じる。 勿論、等速ジョイントはFF車両にも装着されているので、舵角を要求されるFFに比較すればリヤ駆動のタイプは楽なのかもしれないが、適切な長さというのは自ずと決まっているので、その適切な長さをメーカーとは異なるチューナー達がセットしなければならない。
私より一年ほど前に同じ店主のところにエリーゼを出している友人、彼のクルマもドラシャにトラブルが生じていた。 入庫するまでは気がついていなかったようだが、ドラシャのオーバーホールも依頼していたことにより、ジョイントに問題が発生していたことが発覚。
このままでは使えない、ということで、ここからかなりの時間を要したが、漸く対応品ができたらしい。


いくつもの長さの違うものを組合せて完成したというので、私のも同様に苦労しそうな未来が見える。 だが、友人が人柱に成ってくれたお陰で、多少は早く解決してくれると思っている。 私のは友人と同様、S3エリーゼのハブにしているので。
■W800のユーザー車検
W800をユーザー車検で通してきたのだが、なんとテールランプが切れていて再検査。 あさイチで立川陸運局近くのテスター屋さんで光軸調整をしたので安心していたのだが、まさかのテールランプ球切れとは。 ユーザー車検で自分で整備したというのが嘘だとバレてしまった瞬間でもある。
再検査となり、慌ててテスター屋さんに駆け込んで、テールランプのWフィラメント球を購入。 高いよ、といわれたが220円だった。 店も昭和の構えだが、オジサンも昭和のままだった。(ありがとうございました)

で、帰宅してからライトをAmazonでセール品になっていたLEDに変更。

セール品になっていた廉価版、あまり明るくは感じなかったが、配光は悪くない。 ハロゲンH4と同様の配光をだしていると思う。 しばらく使って、見づらいようなら元のハロゲンに戻そう。
■当て逃げ
ゴルフ7GTIは駐車場を借りて置いているのだが、帰宅するときにカバーがビリビリに成っているのに気づいた。

完全に当て逃げ。 隣に停まっているクルマがボロボロなのだが、怪しいところに擦り傷がある。 それにしても、ひどいことをしやがる。 バンパーに結構な傷が入ってしまった。