■ VTEC
K20Aのヘッド加工は慎重に
今月は私のクルマに進展なし。 進展なしというより、進められなかったというのが正解か。 私のエリーゼからK20Aを下ろしたのだが、ヘッドに問題があるというので検討中。 どうやら加工してはいけない箇所が加工されており、ヘッドの大幅な修正か、新たなヘッドを入手して作り直しかになるらしい。
どうするかはショップの店主に一任。 私如きが口出しするところでは無い。 私の希望はNAらしい気持ちよさとパワーの両立。 そのため4スロは必須。 エキマニはレイアウトの苦しいS1エリーゼでは鬼門となるのだが、これもトランクを多少犠牲にしても良いとお伝えしてある。
マフラーは仕切板なしのストレート70φ。 最近は静音マフラーが主流になりつつある時代のようだが、私のクルマはほぼサーキット専用車。 なのでパワー重視でと依頼してある。 自宅でエンジンを指導する際の対策としては、マフラー出口に追加の消音器を装着できるようにと依頼している。
可能であれば、その状態でも走行可能なように、口径を絞った消音器ではなく、同じ口径のままパワーを落とすこと無く消音できて、袖ケ浦などで装着して走行可能であることが望ましい、とお伝えしている。
そんな都合の良いことが可能かどうかは解らないが、今はとにかく一任。
何度か不具合の有ったドラシャについても検討していただいている。
■ ALPINE
A110

友人が畑野自動車さんからA110を購入した。
畑野自動車さんが某SNSに7000kmの極上車を入手したという記事を見て、これはあの人に伝えておくべきだなと思い、直ぐに連絡。 彼はGT4RSを購入しようと企んでいたが、呆気なく撃沈。 日本国内への供給数は直ぐに埋まってしまっていた。 そして中古市場では役物ポルシェはプレミア価格。
彼が購入すれば、彼のことだから試乗は許可していただけるので大いに期待していたのだが、彼も私も落胆。 彼は一時期ポルシェのカップカーも所有していたほどのクレイジー。 最近、怪我をされて少し楽に乗れるが楽しいクルマを探しているのを存じていたので、エリーゼも所有する彼ならば、A110の良さは理解してくれるはずということで推挙。
気にはなるクルマだったらしいが、今回のクルマはピュアという種類のスタンダードなA110。 彼としてはパワフルなSなどパワーのあるグレードが希望のようだったが、極上のクルマだったので購入したと連絡があった。
畑野自動車さんはA110に力を入れていて、色々なパーツなども精力的に制作されている。 この手のクルマが好きな人であれば、畑野自動車さんの紹介は不要だろう。 行ってみるとわかるが、なんともマニアックなクルマがずらりと並べられている。


店の看板は色褪せており、クルマが並べられている鉄骨部材などもサビが浮いている。 失礼ながら、なんだか冴えない中古車屋という見た目なのだが、先程も記載したように、とにかくマニアックな車種を扱っており、車種の希望を言うと全力で探してくれるらしい。
勿論、ここに並んでいる車種の中にはエリーゼも並んでおり、ピカピカの初期型ユーノスロードスターなども並んでいる。 A110に関しては特に力を入れているようで、友人が購入した以外に4台ほど並べられていた。 しかも2台は成約車と商談中のクルマ。
話は変わるが、A110のブルーメタリックは素晴らしく美しく、この日もうっとりとしてしまった。

なんとも言えない深みのあるブルーで「美しい」という言葉以外の表現が出来ない。
友人、このクルマを試乗せずに購入した強者だが、この極上のクルマをみれば納得。
さて、助手席に乗り込んでみると、前後にだけ動くバケットシートで位置合わせ。 友人は背中を怪我しているが、乗り降りはエリーゼに比べれば乗用車感覚。 車重1110kgという現代としては軽量車だが、常識的な内装が有りエアコンもある。
前後に割と収納力のあるラゲッジスペースもあり、エリーゼに比べれば常識的。 車内への遮音もシッカリしており、車内で会話ができる。
うむ、私の書き方はエリーゼが比較対象になっているので、一般的ではないな。 ここは私の足車であるゴルフ7GTIと比較することにしよう。
そのゴルフ7GTIと比較しても、遮音性・エアコン・乗降性は問題なし。 7速の自動ミッションに関してもシフトショックは多少あるものの許容範囲。 ゴルフもシフトショックはある。 電動パワステは少し軽すぎる気がするが、こんなものか。 路面のインフォメーションは、もう少し乗らないとわからない。
実は少し運転もさせていただいたのだが、パワーは申し分なし。 252馬力でトルクは32キロ。 低速域からモリモリと湧いてくるトルクは最近の流行りだろうけど、とても乗りやすい。
はじめて運転したのだが、東京の臨海部を難なく走ることが出来た。
この時、スーパーセブンのR300の後ろを走らせていただいたのだが、R300が結構な加速をした際にも難なく追従できた。 ちなみにR300は車重575キロで2リッター175馬力という戦闘力。 パワーウェイトレシオでは敵わないが、分厚いトルクが補ってくれる。
そして何より足が良い。
当然のごとく、前後ともにダブルウイッシュボーン。 ブレーキも街乗りしかしていないが、倍力装置が効きすぎること無く行ける気がする。 そんなブレーキで荷重移動を意識しなくても少しオーバースピードでカーブを曲がってみても、とても良く躾けられている足回りに感動した。
スポーツタイプらしく多少の突き上げはあるが、オンザレール感覚で走ってくれる。 帰り道は首都高速を使用したのだが、外苑あたりの九十九折区間もシッカリと路面を捉えてオンザレール。 これは是非ともサーキットで走らせてみたい。
私のクルマではないが。
■ 雑記
今年のゴールデン・ウィーク、いつもなら数か月前からソワソワして計画を立てるのだが、今年はどうしたものか計画が進んでいない。 これを書いているのはゴールデン・ウィークの一週間前なのだが、今のところノープラン。 はてさて、どうしたものか。


以前、友人にエリーゼのスピードメーターの修正モジュールを作成していただいた。 右のものが以前に作成していただいた修正モジュールで、左が今回作成していただいた修正モジュール。
以前の修正機、ショップに依頼して取り付けていただいたものの、「動かなかった」と言われて現在はスピードメーターが合っていない状態である。
何故修正モジュールが必要になったかと言うと、私のリヤハブはS2以降のタイプに変換しており、ホイールの取付ピッチが95.25から一般的な100になり、S1のアキレス腱といわれているハブベアリングがS2以降になることで、ハブベアリングの破損が劇的に改善するのを目的としている。
そのためには様々な加工が必要なのだが、その一つにスピードメーターの誤差がある。 これはS1のスピードセンサーとなる部分の歯数がS2以降の歯数と異なるためである。
友人がわざわざS2以降の歯数を調べていただき、その修正モジュールを作成してくれたのである。



S1の歯数が28に対してS2以降は42。 なのでセンサーが拾う数が比例してスピードメーターに伝わり、その比率分が少なく表示されてしまうということだ。
この部分には電源が送られておらず、あくまで磁力センサーが磁力から発せられる1ボルト以下の微弱な電力をメーターに送っているのだが、第一作目は入力情報をアナログ的に読み込んで変換していた。 アナログ的なために割とルーズな変換となっており、信号が微力であることからも友人は第二作目はデジタル変換にしてくれた。
電子的なことは滅法弱いので、この記載内容では怒られてしまうかもしれないがご容赦を。
とにもかくにも微力な入力信号を増幅させており、確実にメーターに修正信号を送れるように改良してあるということらしい。 更にデジタル化によりモジュールサイズが劇的に小型になった。

リヤホイールサイズがS1は16インチに対してS2以降は17インチ。 この直径差によって、更に少し修正が必要になるかも知れないが、その際にはモジュールに修正データを書き込み直せばよいという。 私にとっては非常に難しい改善作業なのだが、彼の頭では直ぐに解決できるところが素晴らしい。
ハーネスも作り直していただいたのだが、その細かさに老眼になった私としては裸眼で確認することは不可能なのだが、彼も老眼だと言いながらも、私の前で細かい作業をあっという間に済ませてしまった。
私は友人に恵まれているなと再認識。
A110に乗せていただいたり、他人の所有車をサーキットで走行させていただいたり、試作サスペンションのテスト走行を許諾していただいたり、本当に感謝しか無い。
最近、以前は足を止めることまでは行わなかった所で、足を止めるようになった。 それは景色だったり花だったり。










■ 今月の整備記録
消耗品交換パーツリスト(エクセルデータ)
http://enthusiast.eos111.com/ELISE
phase1 PartsList.xls
■ ベストラップタイムの記録
筑波サーキット
コース2000
|
1分1秒020(2019.02 エリーゼ
Sr.1 111S改の公認記録)
F195/50R15 R225/45R16 A052
ライドモーターワークスによるチューンエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
GTウイング+自作スプリッター
EMERALD K3 コンピューター
|
筑波サーキット
コース1000 |
41秒709(2002.05
ロードスターNA8Cでの公認記録)
215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
|
| 日光サーキット |
44秒129(2001.03
ロードスターNA8Cでの公認記録)
205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
|
富士スピードウェイ
旧コース |
1分55秒28(2002.04
ロードスターNA8Cでの非公認記録)
215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
1928ccエンジン+ソレックス
44 足廻り改 ※手計測データ
1分50秒772(2003.02 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
|
富士スピードウェイ
レーシングコース |
2分00秒101(2018.07
エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
F195/50R15 R225/45R16 AD08R
ライドモーターワークスによるチューンエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
GTウイング+自作スプリッター
EMERALD K3 コンピューター
|
富士スピードウェイ
ショートコース |
33秒6(2004.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
33秒706(2006.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 Neova
AD07
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
|
ツインリンクもてぎ
フルコース |
2分16秒479(2004.11
エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
|
ツインリンクもてぎ
東コース |
1分52秒006(2003.10
エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録 ウェット)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
|
エビスサーキット
東コース |
1分09秒228(2003.10
エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
195/50−15・225/45−16 RE−01
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
|
袖ケ浦
フォレスト
レースウェイ |
1分11秒643(2019.03
エリーゼ Sr.1 111S改の非公認記録)
F195/50R15 R225/45R16 A052
ライドモーターワークスによるチューニングエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
GTウイング+自作スプリッター
EMERALD K3 コンピューター
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鈴鹿サーキット
フルコース |
2分25秒179(2018.12
エリーゼ Sr.1 111S改の非公認記録)
F195/50R15 R225/45R16 AD08R
ライドモーターワークスによるチューニングエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
GTウイング+自作スプリッター
EMERALD K3 コンピューター
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| スポーツランド菅生 |
1分44秒200(2011.07
エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 Neova
AD08
フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
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