季節が冬になると筑波サーキットではタイムアタッカーが活動開始となる。
気温が冷えることによりクルマへの冷却が有利となり、空気密度向上することも重なって、良好なタイムが刻めるのが関東あたりでは冬なのだ。 勿論、路面凍結していてはマトモに走ることが不可能なため、路面凍結はせずに良好なコンディションとなると、大体、気温で言うと一桁前半ということになるだろうか。 そして高気圧が張り出していて、湿度低めがベスト。
真夏と今の季節では筑波サーキットのラップタイムは大きく異なる。 私のクルマだと、真夏と今の季節では3秒ほども異なる。 だが、冬は当然ながら路面温度が低いためにタイヤに正しく熱が入らないとタイムアタックどころの話ではない。
通常の走行会やライセンス走行では、アウトラップの際にタイヤを温める行為など出来ないので、数周してタイヤのコンディションを良い状態に持っていくことになる。 尤も、他人のことなどお構い無しで、アウトラップでウェービングや急加速急減速を繰り返している輩がいるが、これは迷惑になるので周囲の状況をみて迷惑に成らない行動をしていただきたいと思う。
さて、最近のタイムアタッカー達はこの時期、タイヤウォーマーを使用していることが多い。 バイクでは半ば常識になっているのだが、クルマの世界ではタイヤウォーマーは高価であり、バイクのように簡単に脱着できないこともあり、手伝ってくれる人が居ないと厳しい。
私の腕では到底参加できない世界なのだが、見るのは好きなので筑波サーキットのAttackに参加する方々はコッソリと覗き見させていただいている。 現地のAttack本番にも赴くこともある。
私の車両に反映することは無理なモディファイが多いのだが、時には「なるほど」と唸らせていただくようなアイデアを見ることも出来る。 それだけではない。 この手の走行ではトラブルも残念ながら発生してしまうのだが、そのトラブルの対処方法も勉強になると思っている。
さて、私のクルマだが、残念ながら去年のうちには進捗は殆どなかった。 ショップにお渡しした状態でダイナパックにかけて、そのショップによるセッティングをしてみたら50馬力近く向上したのだが、もう私も棺桶に片足がズッポリと入っている状態なので、その次のステップというのは無い。
そのようなことから、今できる最高の方法を店主に依頼した。 その最高の方法というのは排気量を2.4L+4スロである。 4スロでなくシングルスロットルでも同様のパワーは出るのだが、「気持ちよさ」も欲しいので依頼した。
それと、エキマニとマフラーも新たに制作していただく。 エキマニは店主の経験から長さや集合方法に決まった数値が有るというので、トランクが多少犠牲になっても良いので、とお伝えしている。
昨今、マフラーに関しては袖ケ浦などもそうだが、騒音規制があるためパワー重視のストレートマフラーでは音量が規制値を超えてしまって走れないサーキットも増えてきた。 前述の袖ケ浦はメジャーなレースは開催されていないが、とてもテクニカルで楽しいため、私は好きである。(ただし、最近は路面が地盤沈下などで段差が数か所生じていて私のクルマでは擦ってしまうので何とかして欲しい)
同じショップに私より一年前に出している友人がいるのだが、彼のクルマは残すところマフラーと公認車検というところまで来たので、あともう少しで納車になるのではと思っている。 彼のクルマが仕上がったら舐めるように拝見させていただくつもりだ。
兎にも角にも、私のクルマ、早く仕上がって欲しいと切に思う。
前述とは異なる、次期私のクルマの足回りをお願いしようとしているショップに、私より先行して足回りを一新する友人がいるのだが、彼のクルマは今月には仕上がると思う。 仕上がったら試乗させてくださるというので、非常に楽しみである。 何しろ私が理想としていたタイプの足なので、かなり期待している。
先走ってハイパコのバネを私は購入してしまったのだが、昨今のタイヤは嘗て私がサーキットを走っていた時よりは随分と進化していることから、もう少しバネレートを上げてもタイヤを潰して走れるような気がしてきた。 ま、その時はその時。 バネ交換なら私でも出来るので楽しみながら仕上げていこう。

私のW800、先日、珍しく近場で乗っていたらオドメーターがキリの良い数字になったのでパチリ。 8年でこの距離、結構乗っているのかもしれないが、最近は遠距離のロングツーリングにしか乗っていない。 まあ、こいつは旅をするための相棒としては最適とおもっているので、このような使い方で良いだろう。 大したメンテナンスはしていないが、消耗品のケアだけど故障しないのが嬉しい。

私の友人の幼馴染が、ボロボロのロータスヨーロッパを自宅でレストアしているという話は聞いていたが、その様子を見させていただくことが出来たので少し紹介したい。
北米仕様の73年式スペシャル、だったかと思う。 嘗て私の友人が乗っていたスペシャルにはウェーバーのキャブが装着されていたが、このスペシャルにはストロンバーグのキャブが装着されていた。

裸状態になった車両をみるだけなら良いが、これを組み立てることを考えると私は気が遠くなる。 電装系も有るし。

いや、本当にボロボロだったのだろうというのは、このボディの状態を見れば察しが付くのだが、ここまで個人の趣味でレストアするというのは脅威だ。 素晴らしい、以外の言葉が見つからない。
バイクをレストアしている友人は居るが、その友人と一緒にこのヨーロッパを拝見させていただいたのだが、その友人でさえ舌を巻いていた。
このようなことが出来る環境と資金、そして何より心意気が羨ましい。