暖かくなりサーキットでタイムアタックする人にはタイム出しの季節は終了となったが、夏になるまでは車にもバイクにも、まだ厳しい季節ではないので、どちらに乗るのが気持ち良い季節になった。 残念ながら、エリーゼでのサーキット走行は封印中だが、寒いのが苦手な私としては春が来るのは大変喜ばしい。
福島の白河にあるEAファーマという工場、枝垂桜がある工場の敷地内をこの時期だけ一般開放するというのを耳にし、これは枝垂桜好きとしては是非とも見に行かねばと思い、W800に跨がり東京から北上。
しかし、この日は激寒・極寒。
寒さに耐えながら東京から国道4号を北上、信号待ちのたびに冷え切った手をエンジンのフィンに当てて暖を取っていると、なんだかチラチラと舞い散るものが。 なんと、郡山のあたりで雪が降ってきた。 ふと山の方を眺めると、完全なる雪雲だ。 本格的に降ってきたら退散するしか無い。
さきほど、エンジンで暖を取ったと書いたが、もしかすると、今どきの人は知らないかもしれない。 信号待ちで隣に停まった若いライダーが訝しんだ目で私を見ていた。 今どきの単車乗りは空冷の単車は悴んだ手をエンジンで暖めることを知らないのか、私が変なことをしている危ないやつと思ったのか。
因みにご存知とは思うが、革手袋や不燃材などでなければ危険なのは言うまでもない。 化学繊維やPVA素材などでやったら大惨事。 まぁ今どきは水冷エンジンだから大丈夫なのかも知れないが。
この花、私は大好きなのだが、貴兄はご存知だろうか。 シャガという花だ。 可憐な見た目とは異なり、慎ましく日陰を好む。 この時期、公園や山道を歩くと、日陰でひときわ輝いているので目にとまると思う。
愚息が高校生の時にスクーターを買ったのだが、全く乗らなくなった。 どうせ売っても二束三文だろうから都内の移動用の足として利用しているのだが、排気量250ccということもあり、それなりにスピードも出るし、加速も悪くない。 荷物も割りと積める。 そんな都内の足だが、ふとタイヤを見るとスリップサインが出そうになっている。
2万キロ以上走っているフロントタイヤ、溝はあるものの今まで一度も交換したことがない。 これは流石にヤバイ。 井上の安物タイヤで十分と思っていたが、あ、今はIRCというのか、いつもお世話になっているマッハさんに発注したものの、入荷しないらしく、ブリヂストンのBATTLAXを同額で入れてくれた。
タイヤの断面、ラウンド形状が割りと尖っているので、交差点を曲がる時に思っているよりもパタンとバンクして曲がっていくので少し焦ったが、新品タイヤは気持ちが良いし安心。 街乗りしかしないとセンターしか摩耗しないので、今まで履いていたタイヤが台形になっていたのだろう。 これはこれで楽しいのだが、暫くは気をつけて乗ろうと思う。
それはそうと、タイヤ交換時にマッハさんから、フロントのブレーキパッド残量が僅かになっていて危険だから、直ぐに交換するようにと言われてしまった。
どれどれ、と見てみたのが表紙の画像。 これはヤバイ。 寸止めどころの話ではない。
いや、本当に危ないところだった。 このまま知らずに走っていたら、ローターがやられていたはず。 マッハさん、ありがとうございました。
因みに、フロントのキャリパーは4ポッドになっているが、フロントブレーキのレバーを握ると上側の2ポットのみ稼働。 下側の2ポットはリヤブレーキを握った時に稼働する仕組みになっているのだが、私はフロントブレーキを多用する癖があり、リヤブレーキはあまり使わないので摩耗量が非常に少ない。
もう街でも殆ど見なくなったスズキのスカイウェイブだが、このブレーキパッドはヤマハのFJR1300と同じサイズのブレーキパッドらしい。 巨大なクルーザーバイクと同じキャリパーを使っているとは驚きだ。
ところで、一緒に写っているハロゲンバルブ、これはW800に使う。 実は安い中華製LEDをW800に入れていたのだが、やはり中華製、見事に点滅しだした。 このままでは使えないのは当然として、ロングツーリングの際に旅先でライトが点かなくなったら厄介なので、LEDはやめてハロゲンに戻すことにしたのだ。
W800はライトケースが大きいので、予備のハロゲンバルブは常時ケースの中に入れているのだが、今まで常備していたものを本使用とし、新たに購入したフィリップスのバルブは新たに予備としてライトケースに入れておく。 ただ、フィリップスのバルブはあまり信用していない。 広範囲を照らすというのが売りだったH4バルブを入れていたことが有るのだが、たしかに広範囲を照らして使い勝手は良かったものの、一年も持たずに切れてしまった。 ハロゲンで球切れしたのは、長いこと車や単車に乗っているが、それが初めて。
駄目と言えば一時期流行った青いハロゲンバルブ、あれは暗くて駄目だ。 確かに白い光は出るが、いかんせん暗い。 やはりハロゲンバルブは無色のガラス管、オーソドックスな黄ばんだ照光が一番良い。
さて、今年もゴールデンウィークがやってくる。 毎年、何処かには出かけているのだが、去年はクルマで九州をぐるりと回った。 いつもなら必ず雨に降られるのだが、クルマで出かけたからか全く降られなかった。 しかし、天気には恵まれたものの、やはり楽しさや気持ちよさは単車に敵わない。 クルマの旅は、もう少し歳を取ってからにしようとおもう。
車の旅は雨に降られても辛くないのは良いのだが、単車で走るときとは爽快感が全く違う。 寒いし・暑いし・疲れるけど、私は単車の旅が好きなようだ。
ということで、W800のリヤタイヤをロングツーリングに備えて交換することにした。 ここ最近はIRCのGS19を2回ほど履いてみたが、減りが早く、摩耗したタイヤの劣化が激しくて簡単にロックしてしまう。
W800に合うタイヤを探してみたのだが、130/80R18は選択肢が少ない。
TT100は私が高校生の時からあるタイヤ、このタイヤは路面の溝に滅法弱いので好きではない。
K300は私が大学生の時に愛用していたが、減りが早いし何れも40年も前に発売されていたタイヤを履く気にはならない。
ブリヂストンのBT45(46)は悪くないが、値上がりして非常に高価になってしまった。
同じ価格を出すなら、マッハさんのオススメもあり、MICHELINのロード・クラシックを履いてみることにした。 タイヤの断面形状が緩やかなので摩耗しても極端に変化しないらしいし、直進安定性が良いらしい。 摩耗については解らないとのこと。
パターンは今どきの感じ。 手で触った感触としては割と硬めのコンパウンド。 2021年に発表された新しい設計ということで、少し期待できそう。
仕事というか半分趣味のような感じだが、羽曳野に新しい公立病院が出来てお披露目会が催されるという情報を得たので、日曜日だが態々泊まりで見学に行ってきた。
基本設計は設計事務所、実施設計と施工はスーパーゼネコンというこの病院。 シチュエーションが抜群。 病棟の形状は井桁型でスタッフステーションから病棟の廊下が全て見渡せる設計。 井桁型は廊下の長さが短くなるのが利点で、看護師さんたちの動線が短くて済む。
吹抜や派手な装飾などなく、ローコストに徹底したゼネコン設計らしい出来だったが、病院の機能としては良く練られていると思う。 私如きが語るのはお門違いだが。
さて、そんな見学の前に腹ごなし。
伺ったのは「西洋食倶楽部紅茶屋カン月」。 綺麗な庭がある、高齢ご夫婦が切り盛りしているお店。 私が店に入ると、時間がかかりますが宜しいですかと丁重な対応。 今回は時間に余裕があったので、快諾。
すると、それほど待たされずに私に似つかわしくないコース料理が次々に出てきた。
ここは白銀台か、というような上品さ。
最後のアイスティは提供されるまで時間が掛かったが、最初から時間がかかると言われているので問題なし。 この料理をこんな低価格で提供していることに驚き。 良い店だった。
大阪の夜。 今度は私らしい店に行こう。
実は今回の宿を大阪の福島にしたのは理由がある。 もう30年も前の話なのだが、BNR32に乗っている時に仲良くしてくれた方が、私が大阪に行った際に連れて行ってくれた「おでん屋」に行きたかったのだ。
その店は「花くじら」という。
その当時でも並ばないと入れないと聞いて、おでん屋に並んで食べる価値があるのかと思っていたが、食べてみると絶品。 特にねぎ袋と牛すじ、そして春菊が絶品。 勿論、定番の大根・卵・タコは外せない。
30分ほど並んで入店。
私が普段行くような激安な下品な店とは異なるが、高価ではない。 常識的な価格で提供されているのが良い。 大阪に行く際は、また行きたいと思う。
しっかり食べて飲んで、のつもりだったが、ホテルに着いたら小腹が減り、この後に中華料理屋で麻婆豆腐と餃子+ビールを頂いて夜は更けていった。
さて、貴兄は給食の時に揚げパンは出ただろうか。 私はこれが大好きで、余っていたら必ずお代わり。 その際に争奪戦となり、じゃんけんで負けて何度も悔しい思いをしたものだ。
そんな揚げパン、揚げたてを食べさせてくれる店を教えていただいたので行ってきた。
場所は東京の荒川遊園地前、福嶋屋さん。
できたて熱々に是非とも齧り付いて欲しい。
オススメは、きなこ。
シナモンも食べてみたが、私はきなこを推す。
私は粉ものが好きなのだが、ピザも好き。 要は味の濃いもの脂っこいものが好きなのだ。
私の早朝ランニングコースでもある武蔵野中央公園の隣に、昨年、ピザ屋さんが出来たのだが、なかなか機会に恵まれずに訪れることが出来ずにいたのだが、先日初入店。
全品600円、税込。 大きさは260Φ。
オーソドックスなミックスピザにしようかと思ったが、なんとなくタラコ・ポテトが気になったので注文。 となりの公園で食べようと思ったが、紙皿の提供はしていないようで、箱を貰っても始末に困るのでどうしようかと思っていたら、イートインもできると聞いて、お言葉に甘えてイートイン。
まぁ、昼前で客は私だけだし、と思っていたら、次から次へと来店客がひっきりなし。
この価格で、この味。 ありだと思う。 これはリピート確定。
さて、このあとは自転車で水元公園までペダルを漕いで行ったのだが、水元公園も春爛漫。 ツツジが咲き誇っていたし、釣りをしている人も沢山。 最近は公園でテント貼ってる人、多いね。 相変わらず人混みは嫌いなので、水際の舗装されていないところをノンビリと一周。
私は水のある場所が好き。
今の時期、ネモフィラが綺麗。
やはり春はいいな。 ゴールデンウィークの天気、イマイチなのが悔しい。
どうしても神様は私を雨に晒したいようだ。