寒いのが苦手な私としては春が来るのは大変喜ばしい。
暖かくなるのは勿論のこと、四季折々の花が咲く日本においても、特に春先は動物も植物も活動的になり、草木には綺麗な花を咲かせるものも多い。 だが、この季節は花粉症との戦いを強いられる人が多いのも事実。 そのようなことから、この季節を嫌う人も居るだろう。
私は幸いにして花粉症ではないが、この季節になるとヒサカキの匂いに悩まされる。 少し前まで、自宅近くにヒサカキを生やしていた庭が有ったのだが、改築した際に伐採抜根していただけたようで胸をなでおろしている。
私に親しい方は早朝ランニングを行っているのはご存知だと思うが、ランニングコースにしているルート沿いに何箇所かヒサカキが植えてあり、その傍らを通過するのが非常に苦痛なのだ。 ヒサカキをご存じなくても、強烈なタクアン臭がすることから、近くにヒサカキが有ることは知りたくなくても解ってしまう。
ウィキペディアには都市ガスのような匂いと記載されているが、私にはタクアンの匂いに感じてしまう。 日陰に強く、土の質が悪くても滅気ない、非常に強い樹木なので植栽の際に使用する人も居るのだが、私は絶対に選択しない。 仕事柄、植栽についても関わることが多いのだが、少なくとも私は選択しないし、選択したら近隣に迷惑になるのでやめさせる。
さて、そんな早朝ランニングも2014年の6月から継続しているので、今年で9年目になる。 きっかけは某所において速度違反で検挙され、一発免停。 下腹部が出てきて体重の増加も気になっていたときに、家内から家計が苦しいときに罰金を食らったことで大いに叱咤され、禁酒とともに少し健康的なことをしたいと思って始めたのが経緯である。
少し気になったので、走り始めた頃の記録(ログ)を見てみると、今よりも随分と走行ペースが速い。 1キロを5分半で走っている。 とてもではないが、今はそのようなペースで7キロも走れない。 やはり10年近く若いと今とは全く異なる事を実感した次第。
サーキット走行も若い人にはとても敵わないのだが、長年かけて培った感触だけは無くさないようにしたい。 だが、何度も書いているように諸事情により本格的なサーキット走行は出来ない状況のため、嘗ての腕はすっかり何処かに行ってしまっただろう。
このままでは朽ち果てて行くばかり。 なので、コッソリと足車のゴルフで筑波サーキットへ、月に一回程度は走行するように今年はしたいと思っている。
そのようなことから、最高気温が25度にもなった随分と暖かかった先日、筑波サーキットのファミリー走行枠を走ってみた。
電子制御が完全にはオフにならない状態ながら、ASRをはじめてオフにしてみたら、多少は走りがマシになり、タイヤが垂れる前の二周目だけは9秒台が出せた。 10秒台ならコンスタントに出るのだが、車のほうが音を上げてしまうので一枠最後まで全開で走れないのが辛いところ。
クルマはゴルフ7のGTI、ノーマル。 タイヤは安いアジアンタイヤ。 ブレーキパッドはDIXCEL、多少スポーティではあるがサーキット走行用ではないパッド。 このような車両なのでコーナーでは笑えるほど物凄いロールとスキール音。 走行後はブレーキパッドから煙が発生。
そんな状態だが、やはりサーキット走行は楽しい。 諸事情が早く解決して、人目をはばからずにエリーゼでサーキット走行を楽しめる日が早く来てほしい。 そして、腕が錆びついていなければ草レースにも参加したいと思っている。
前置きが長くなった。
少し離れいてたサーキットに少し戻ってきただけで、こんなにテンション上がるとは思っていなかった。 やはり、私はサーキットを走るのが大好きなのだろう。 何とか少しでも早く、諸事情が解決させたい。
さて3月初旬、まだ全国的に冬だった。 そんな折、仕事で出張した金沢の町、時間が少し取れたので訪れたことがなかった茶屋街を彷徨いてみたのだが、小雪が舞ってきて寒かったが風情は感じられた。 だが、例によって私が嫌う外国の観光客が大声で大騒ぎ。 全く、あの国の方々は静かに過ごすことが出来ないのかね。
北陸の冬は鉛色の空、まさにこのようなイメージ。
さて、次はツーリングシーズン前に単車の整備。 数年前に滑り出したクラッチを交換していたのだが、あのときの組み方が間違っていたのはYou
Tubeにあげた動画にコメントが付いて教えていただいたのだが、そのときは面倒だったので組み換えはしなかった。
だが、数万キロでクラッチが滑り出してしまい、やはり組み方を間違えるとクラッチの寿命は短くなるのだなと実感。
今回は正しく組んで、最後のプレッシャープレートを一齣ずらして組み込み。
今回、パーツはカワサキから直接購入したのだが、この絵面をみて、間違ったパーツが有るのに気がつく方は居るだろうか。 スプリングが、注文したパーツと違うものが入っていたのだ。 私はW800のクラッチ滑りが多くて、メーカーさんがパーツ変更したのかと勝手に思っていて、このまま組み込んでしまった。
走ってみても違和感はなかったのだが、なんだか気持ち悪くなって再注文。 そうしたら、今まで使っていたのと同じスプリングが届いたので、慌てて組み直し。 カワサキさん、間違ったパーツ発注しないで欲しかった。
カワサキの場合はパーツリストをみながら注文できるので、間違ったパーツが届くなんて思っても見なかったので、このような事になったのだが、カワサキにクレームは入れなかった。 発注したパーツナンバー、何故か違うナンバーで発注されていたので。 おかしいな、パーツリストから直接の注文なのに。
今年は夏に北海道へ絶対に行きたい。 去年は何度もフェリーを申し込んだのに、全て悪天候のために断念した。 今年は7月に一週間程度の北海道ツーリングを実施したいと考えている。
自宅近くには武蔵関公園という公園があるのだが、何もすることのない休日にはコンビニでツマミのようなランチとビールを購入して、公園で食べたりしている。
この日は暖かくて長袖シャツ一枚で丁度よい気候。 日当たりのよいベンチで咲き始めた桜を見ながら、安い赤ワイン一本と大好きな黒ビールを二本も飲んでしまった。 花見でなくても、散歩しながら飲むお酒は何故か美味い。
私の職場は新宿なのだが、新宿南口のサクラは既に三月中旬で満開。 この記事を書いている3月末には既に葉桜になっている。 私の住んでいる東京都下と新宿では気温がこんなにも違うということだ。
そんな私の住んでいる所からは少し離れているが、野川公園もお気に入りのところ。 ここにもビールやらワインやら、ウイスキーなどを持ち込んで、四季の移ろいを楽しんで散歩をしている。
以前から自然豊かなところは大好きなのだが、此処最近は特に自然豊かなところや花を愛でるようになった気がする。
コブシが良い香りを漂わせていた。 春は様々な花が咲いて明るい気分になる。
これは自転車で多摩川沿いのサイクリングロードを海の方に下っていった時に遭遇したショカツサイの群生。 それはそれは見事な群生で、他の方々も写真に収めていた。
そして、そのまま多摩川を下っていくと海。
私は飛行機も好きなので、そのまま羽田空港を発着する飛行機の様子が伺えるところまで足を伸ばした。
車や単車だと、極力、潮風には当てたくないのだが、ポンコツ自転車なら気にならない。
途中の公園ではユキヤナギが満開だった。 足元には野蒜もチラホラ。 春は良いな。
最近、山登りとまでは言えないが、ハイキングも少し楽しむようになった。 私は海よりも断然山のほうが好きなのと、どうも高いところや先端に行きたくなるようで、稜線が美しいハイキングロードを探しては訪れるようにしている。
この日は西伊豆スカイラインのワインディングを少し楽しみながら、達磨山に登ってみた。 表紙の富士山も、達磨山の頂上から撮ったものだ。
この日は平日だったからか、西伊豆スカイラインは通行量が少なくて気持ちよく走れた。 だが、観光地の近くは飛び石連休に休みを入れての連休にした人も多いようで、修善寺の町は大混雑だった。
3月末にもう一度金沢を訪れたら、ご覧のように桜が満開。 ひと月弱の間に、こんなにも季節が変わるのかと驚いた。
薦掛けも外されていた。
春が来たようだ。 ならば山梨の塩山、あそこの桃畑にも花が咲いているはず。
今年は随分と早い時期に満開になったようだ。
これは神代植物公園のハナズオウ。 ハナズオウ、マイナーだけど私は大好きな花だ。
菜の花も一面の満開。
少し山の方のサクラも満開。 春はいいな。