■　エリーゼS1のアキレス腱

S1のアキレス腱と言われている箇所はいくつか有り、どの個体も何れは交換が必要となるものがある。　その一つがオルタネーター。　私の車両、オルタネーターのパンクに悩まされていた時期があった。　おそらく世界一オルタネーターを交換したエリーゼだと思う。　

そのオルタネーターが壊れる事象、ヒュージブルリンクの不具合が原因であることが明確になってからは解決。　その後は一般的な寿命までは持つように成った。　そうそう、ブラックオルタネーターは今でも流通しているのか知らないが、私はオススメしない事を書いておこう。

２つ目は初期型エリーゼのハブベアリング、こちらも何度交換したのか直ぐには思い出せない。　特にリヤのハブベアリングは、ブレーキディスクを外してもデフの抵抗が多く、手で回してもハブベアリングに寿命が来ているのかは解りにくい。

音がした時には既に手遅れ。　私はハブプレートを富士スピードウェイで破損させたこともあるが、当然ながら壊れると非常に危険な部位である。　フロントは急激に破壊することは無く、ブレーキパッドやローターの交換時期に確認し、少しでも違和感があれば交換する程度で問題は今の所発生していない。

ということで、リヤのハブベアリングをS2以降のパーツに交換しようと思う。

長いこと躊躇していたが、私が走れない身体になるまでサーキットを走らせるのであれば、パーツが入手できる内に交換してしまうことにした。　パーツ入手や仕様は主治医のライドモーターワークスに任せたのだが、アップライトとハブベアリングだけ交換すれば終了という訳には行かない。

ホイールを取り付けるスタッドボルトのピッチが95.25から100に変わるのでローターも変わるし、当然ながらホイールも交換、ドライブシャフトも交換となる。　そして、スピードメーターのセンサーも異なるので、メーターが正しく動くように手を入れなければならない。

主治医は過去に実施したことがあるが、それはS1エク。　S1エリでは初なので、やってみなければ解らない。　ホイールのオフセットもキャンバーや車高を決めて仮付してみなければ解らないだろう。　ということから結構な大手術になってしまい、今年の111cup開幕戦には間に合いそうにない。

 

今月号の表紙を飾ったのは１本出しマフラー。　これは完全に私の趣味なのだが、現在装着している２本出しマフラーは好みではない。　値段の割に良い作りなのもあり、好みではない形状ながらも性能は良いので使用していたが、脚のモディファイで車を預けた序でにマフラーの加工をしていただいた次第。

　

■　雑記

W800のフロントタイヤを交換した。

退職することで少し時間を作れそうだし、ソロキャンプツーリングであればソーシャルディスタンスは確保できる。　昨年は殆ど旅に出られなかったことも有り、今年は気候が良いときに出掛けたいと思っている。　

ということで、イツでも出掛けられるように今月はタイヤ交換をした。　銘柄は、いつものブリヂストンBT45。

　

　

　

■　今月の整備記録

　　　消耗品交換パーツリスト（エクセルデータ）
　　　　http://enthusiast.eos111.com/ELISE phase1 PartsList.xls

W800
フロントタイヤ交換	51,500km　BS BT45 100/90-19