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2020.10



筑波サーキットの第1ヘアピン、解る人には解っていただける走行姿勢

 Lotus111cup 特別戦 筑波サーキット

2020年の111cup、開幕戦は開催されまたが、第2戦につづき、3、4戦も中止。 残されたのは最終戦だけとなっていたが、今回、主催者の計らいにより特別戦が筑波サーキットにて開催された。

今年は趣味に現を抜かしている場合ではない方も多いことからシリーズ戦はなくなりポイントも無しになり、参加できる人は久しぶりに草レースを楽しみましょうという趣旨らしい。

そのようなことから、予選前に練習枠も戴けたのだが、私が雨男ぶりを発揮してしまい、コースイン直前に降雨。

路面がウエットに成らなければ大丈夫だろうと全開で走っていると、1ヘアのブレーキングで突然グリップを失った。 4輪ともフルロック。 頼む、止まってくれと祈ったのが届いたのか、何とかコース上に留まれた。

そんな練習枠のベストタイムは1分4秒フラット。 夏場、そして少し降雨に遭ったとはいえ遅すぎ。 いかに練習をサボっていたことで腕が劣化していたかを知らされた。

それはそうと、夏に改修された第2ヘアピン。 路面舗装改修から時間が少し経ち、グリップが落ち着いたかと期待していたが、以前に比べてグリップが良くなったとは私は感じられなかった。 止まりにくく、横Gを掛けると思っているより早くスライドする。

 



予選では2ヘアの走り方を変え、少し気合も入れて何とか3秒前半。 あまりタイヤを使いたくないので4周程度で撤収。 練習走行枠を戴けたので、2ヘアの走り方をどうするのか予選前に決められたのは助かった。 

決勝
鬼門のスタート。 私としては割と良い感じで動かせたのだが、フルチューンVTECを積んだ88号車が1コーナーで前に出てしまった。 恐るべしVTECフルチューン。

ここで引いたら勝機なし。 気合を入れて踏ん張ったが、少々強引なバトルとなってしまい猛省。 S字で88号車が少しダートにタイヤが出てしまった。 サイド・バイ・サイドの全開バトル時でも、横を見ながらライバルとの間隔を緻密に調整して走るスキルを持ちあわせていなければ駄目だ。



今回は外撮りして戴いた動画があるので、88号車の凄まじさを感じてほしい。 そして73号車のスタート、決して失敗していないことも御確認いただけると思う。

 

下の動画は同様にスタートの様子だが、88号車が73号車に迫る様子がよくわかる。
私が1ヘアまでのS字で前に出ると落胆の声が聞こえ、面白かったのは此処までだと言われてしまった。

サーキットでは私、完全に悪役のようだ。

次は今年の最終戦、11/1に袖ヶ浦フォレストレースウェイにて開催予定。 ワンデイスマイルの中に組み込まれるらしい。

最終戦とは言っても、今年はポイントなし。 折角、今年は今の所全勝しているので、年間シリーズチャンピオンを戴いて、ヨコハマタイヤから賞典タイヤをいただけるチャンスだったが仕方ない。 メーカーさんも今年は苦しいだろうし。

だが、E0クラスのライバルは車を仕上げて出場すると思うので楽しみだ。 相当に手を入れて戦闘力を上げているのは主治医が同じなことから、実際に私の目で見ているので解っている。 勿論、彼はVITAのレースでもシリーズチャンピオンを取れる腕の持ち主なので走りも上手い。

今度の車では、どのような戦闘力に成ったのか興味津々。 袖ヶ浦フォレストレースウェイは2コーナーを挟む高速セクションが有るので、VTECの88号車とのバトルがどの様になるのかも興味津々である。

 

 

 雑記

新車から10年以上所有しているスズキのビッグスクーターが有るのだが、最近、セルモーターがスタータースイッチを何回か押さないと回ってくれない状態が続いていた。 踏切の中でエンストでも起こしたら命に関わるので、ネットにて検索すると、形式番号CJ43に用いられているスターターリレーが同様の不具合を多発していることが解った。

これはリコールに該当すると思うが、メーカーからのアナウンスは無い。 もうこのモデルが走っている姿を最近は見なく成ったと思っていたが、人気がなくなった事と相まってスターターが回らないことで廃棄処分された個体も有るのかも知れない。

ビッグスクーターの中では割と軽く、低速トルクもあり、それでいて高回転まで淀みなくパワフルに回ってくれるし燃費も良い。 私はまだコイツに乗るつもりなので、パーツ交換により問題が解決されるのであればやることは一つ。

ご覧のように、スターターリレーを交換するのだが。 ライト上のパネルを外す必要がある。 最初はカウルをすべて外すのかと思っていたので気が重かったが、小さなパネルをネジ数本外すだけで済み、作業はとても簡単。 しかし、一つ気をつけていただきたい。 バッテリーから直接配線が来ていることから、ハーネスや工具をフレームなどに接触させると短絡してヒューズが飛んだり配線が焼けることもあり得るということ。

必ずバッテリーのマイナス端子を外して作業するべし。

それともう一つ、このリレーの端子はシッカリと締められており、尚且、このリレーは緩いマウント方法により車体に取り付けられていることから、インパクトレンチを使用して端子を外す事を推奨しておく。 御存知の通りインパクトレンチは大きい工具となり、回転部の直径は大きいことから、フレームと接触する可能性は大きい。 そのようなことからも、面倒がらずに是非ともバッテリーの端子を外してから作業してほしい。

 

電気系のネタをもう一つ。

夏休みにロングツーリングを実施した際、ウインカーもハザードも一切作動しなくなっていたW800、原因を探るべく手元スイッチを全てバラして確認したが、全く問題なし。 そしてスイッチをバラして短絡させてもみたが、作動しない。 これは困ったなと、配線を辿っていくと、何とハーネスがコネクター部分で外れているではないか。

こんな事が起きるのか。 

もしかすると新車の時から完全に嵌められておらず、5年の使用による振動で徐々に緩んで外れたように思う。 シッカリと奥まで差し込めばロックが掛かる仕組みに成っていることから、完全に奥まで差し込まれていなかったのではと推測している。 まぁ、命に関わる部分では無いが、このような単純なことでツーリングを中断する事になったことは残念だ。

 

 

 

 今月の整備記録

   消耗品交換パーツリスト(エクセルデータ)
    http://enthusiast.eos111.com/ELISE phase1 PartsList.xls

ELISE エンジンオイル+オイルエレメント 177,750km タクマイン匠10w-40+マーレーのオイルエレメント
   
W800 オイル+オイルエレメント 50,000km タクマイン匠10w-40+ユニオンMC-560
   
   

■ ベストラップタイムの記録
筑波サーキット
 コース2000

1分1秒020(2019.02 エリーゼ Sr.1 111S改の公認記録)
 F195/50R15 R225/45R16 A052
 ライドモーターワークスによるチューニングエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
 ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
 JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
 GTウイング+自作スプリッター
 EMERALD K3 コンピューター

筑波サーキット
 コース1000 
41秒709(2002.05 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
 
日光サーキット 44秒129(2001.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
 
富士スピードウェイ
 旧コース
1分55秒28(2002.04 ロードスターNA8Cでの非公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改 ※手計測データ

1分50秒772(2003.02 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 

富士スピードウェイ
 レーシングコース
2分00秒101(2018.07 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 F195/50R15 R225/45R16 AD08R
 ライドモーターワークスによるチューニングエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
 ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
 JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
 GTウイング+自作スプリッター
 EMERALD K3 コンピューター
富士スピードウェイ
 ショートコース 
33秒6(2004.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

33秒706(2006.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
 

ツインリンクもてぎ
 フルコース
2分16秒479(2004.11 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
ツインリンクもてぎ
 東コース
1分52秒006(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録 ウェット)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
エビスサーキット
 東コース
1分09秒228(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 RE−01
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
袖ケ浦
 フォレスト
 レースウェイ
1分11秒643(2019.03 エリーゼ Sr.1 111S改の非公認記録)
 F195/50R15 R225/45R16 A052
 ライドモーターワークスによるチューニングエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
 ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
 JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
 GTウイング+自作スプリッター
 EMERALD K3 コンピューター
鈴鹿サーキット
 フルコース
2分25秒179(2018.12 エリーゼ Sr.1 111S改の非公認記録)
 F195/50R15 R225/45R16 A052
 ライドモーターワークスによるチューニングエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
 ナイトロン全長調整式3ウェイ減衰調整ダンパー+アイバッハバネ
 JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+EPマフラー
 GTウイング+自作スプリッター
 EMERALD K3 コンピューター
スポーツランド菅生 1分44秒200(2011.07 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD08
 フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー

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