新規購入パーツと先月記載したが、それはピロボールのトーリンク。 サーキット走るエリーゼオーナーなら、誰もがご存知のエリーゼパーツのオリジナル商品を購入した。 そして不具合が生じていたハブベアリングは予定通り４輪とも主治医に交換していただいたのだが、トーリンク交換ということで必然的にアライメントを取り直すこととなる。
残念ながら新品タイヤではないが、主治医にライメントを取って戴いた。 私は自宅前の私道を利用して車高調整などを行っているのだが、毎回同じ場所で計測している事が良かったのか、割と正確な値だったようで左右差は殆どなし。 これは嬉しい。 そして、前後の車高も私が目指していた数値より少し小さな数値ではあったが、これは新品タイヤではないことからリヤの摩耗が進んでいたからだと思う。
再セッティングの値は、今のアライメントに慣れているし結果も悪くない事から変更はなし。 ほぼほぼ、自己紹介に記載の内容に近いと思って戴ければ結構だ。
さて、話が前後したがハブベアリングは４つとも交換して頂いた。
初期型エリーゼのアキレス腱、私のような使い方をしていると１万キロ程度しか持たずにゴリゴリになる。 最近はダウンフォースが強くなったことと、コーナリングスピードが空力武装によって上がったことから６千キロ程度で寿命が来るようになってしまった。 こうなると毎年交換である。
一度、シリーズ２のナックルを入れてハブベアリングもハブも交換してしまおうかと思ったが、スピードメーターが動かなくなるのは公道を走行する車両としては上手くない。
大金投じて大加工を施せば何とかなるとは思うが、甲斐性なしのため可也厳しい。 今年は足車とエリーゼ共に車検だし、ハブも変わるとホイールもローターも全て使えなくなる。 ５年も乗れば元は取れるようだが、、、さてさて、どうしたものか。
TAKATAのクロッチストラップ、おかげさまでレース仲間から譲って頂いた。 長く使用していたウイランズを取り外し、タカタの６点式フルハーネスを装着。 解っては居たが、シート下に２点式のクロッチストラップを装着するのに今回も梃子摺った。 何しろ私のバケットシートはシート下のクリアランスが３ミリ。
無理やり押し込んでシート下を通したまでは比較的良かったが、２本のベルトを丁度良い長さに合わせるのに一苦労。 全体的な調整終了まで１時間程度要したと思う。
だが、その甲斐あって頗る快適、やはりタカタのシートベルトは一流品だと思う。 エアバッグのことがなければ、今でも存続していたと思うと残念でならない。 KYBも愚かなことをした後始末に追われているが、どうか踏ん張って生き残って欲しい。 技術は一流なのだから。
カーオーディオのオルタネーターノイズを記事にしたところ、愛読者から自家製のノイズキャンセラーを無償で戴いてしまった。 これが秀逸で、全く問題なくオーディオを聞けるようになった。 素晴らしい物をいただき、ありがとうございました。
上の画像がソレなのだが、とても素人とは思えない出来で驚嘆。 私の周りにはプロフェッショナルな技術者が沢山いて、とても嬉しい。 ここ暫く会っていないが、電子製品なんでもござれの達人も居るし、医者も多い。 エリーゼが好きというか、この趣味に傾倒しているエンスージアストは素晴らしい技術を持っている方が多くて驚くばかり。
さて、今年の開幕戦は３月３日。 その次は６月９日と少し間が空く事から、楽しく悔しかったLCI鈴鹿サーキット走行会が４月１０日に開催されるという情報を戴いたので、早速申し込んだ。 今度こそ、ベストコンディションでラジアルタイヤ２分２５秒を目指したい。
そうそう、ラジアルタイヤといえば私らの111cupレギュレーションのネオバだが、国産スポーツラジアルでは一番古くなってしまった。 今年のオートサロンではニューネオバのコンセプトモデルが出品されていたらしいが、ヨコハマタイヤはA052に力を入れており、ラインナップが豊富になった。
それと共にネオバの生産が縮小され、今年注文した知合いは2017年の生産品が届いたと嘆いていた。 指定タイヤが入手困難となると111cupもA052を指定タイヤとせざるを得ないかも知れない。
今年初サーキットは筑波、１月末にスポーツ走行のため訪れたのだが、タイムアタック連中はブリヂストンのRE-05DやヨコハマのA052ばかり。 一方でコスト重視派はディレッツァやアジアンタイヤと２分化されているという印象で、ネオバを履いている人は殆ど見ない。 どう贔屓目に見てもネオバを購入する理由は無いから当然では有る。
いつだったかタイヤテストでクムホを試した際にはネオバとのタイム差に驚いたが、上記のフラッグシップタイヤは更に上の性能であり、殆どSタイヤと遜色ないタイムが出ている事から、今後はSタイヤというカテゴリーがどうなるのかも注目したい。 しかし、まさかラジアルタイヤがこれ程までに熱くなるとは思わなかった。
小耳に挟んだ情報によると、エリーゼの新車にはヨコハマのA052が標準タイヤでリリースされるという噂がある。 そうなれば必然的にA052は111cupから排除できなくなる訳で、ヨコハマタイヤの動向に注目したい。
