年末平日の筑波サーキットも素晴らしいコンディションだったが、年始のコンディションは其れを上回るベストコンディション。 その日ご一緒させて頂いた面々も皆口を揃えて同じことを仰っていたので間違いない。
私も皆さん同様、ベストタイム更新。 筑波サーキットをネオバで1秒台という、他言すると苦笑されるようなタイムを目標としていたのだが、朧気乍ら見えてきた気がする。 此の日のようなベストコンディションに恵まれれば、ロガーのタラレバによると1秒7が出せるらしい。
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筑波サーキットが気持ちよく走れたので先に掲載したが、年始早々の初走りは袖ヶ浦フォレストレースウェイだった。 此方は1/4という正月休み、真面目な方々は職場で神事を行っている頃だと思うが、社会人失格な私は有給休暇を戴いて新年初走り。
だが私同様、他にやることがない失格社会人が多数駆けつけており袖ヶ浦フォレストレースウェイは混雑。 コースコンディションの良い1枠目は満員御礼。 以前、チケットが買えなかった事を思い出させてくれたが冷静に2枠目をチョイス。 20台近い台数だったようだが、そこそこ走れたので良しとしよう。
そして、今の仕様になって漸く袖ヶ浦フォレストレースウェイのベストタイム更新。 腕が拙いので、本来ならばサクッと出さねばならないタイム更新が中々出来なかった。 ノーマルエンジンの1分13秒4というタイムは筑波サーキットの10秒落ちと言われていることから、その当時としては妥当なベストラップだと思うが、今の仕様なら12秒半ばは出さねば成らないのだが、不甲斐なく12秒7しか出せなかった。
ロガーに依るとタラレバで漸く12秒前半。 それでも筑波のベストより10.5秒のプラスと成っている。 此のぐらいのタイムはサクッと出せる仕様の筈なのだが情けない。 現時点では相当頑張らないと111cup仕様で12秒前半は難しいと思っている。
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エンジンが吹けなくなる症状、原因はインジェクターの配線だった。 配線が抜けかかっている状況と成っていたようで、確かめると配線が抜け出てきた。
主治医がテストドライブしていると3気筒の状態となり、不具合箇所を探って発見。 今まで、レース時にも稀に高回転で吹けが悪くなる時が有ったり、サーキット走行後に不調になったりという症状は時偶発生していたが、その症状が発生している時でないとトラブルシューティングは困難である。
今回はテストドライブ時に運良く発生し、原因を突き止めて戴けたので早期解決に至った。 と、安心したのも束の間。 今度はエンジン回転を上昇させると、背後から何かが干渉してビビリ音が発生。 また、時偶なのだが、交差点などで極普通に発信する際に、リヤの足回りからコクッという音が聞こえる。 実は此れ、昨年の夏頃からなので今回交換したマフラーではない。
両方共今のところ走行には支障がないと私が勝手に判断し、発生源が何処であるかを探している状態。 元々静かではない車両なのだが、干渉音は癪に障る。 停車状態でエンジン回転を上げたのでは発生しないし、車が動いていないと両方共発生しないので厄介である。 情けない話だが、自分で解決できなければ主治医に頼る事に成るかもしれない。
それはそうと、このインジェクター配線の不良を直したら空燃比が変わった。 僅かな接触不良だったのかもしれないが、修理後は空燃比が少し濃くなった。 様子を見て、支障が出るようなら再度マップを見直す必要があるかもしれない。 フィーリングは悪くないのだが、可能な限り理想的な状況でエンジンを回してやりたいので。
年始の袖ヶ浦フォレストレースウェイを走った後、主治医に車載動画を見て頂き辛口の指導を戴いた。 お互い意地っ張りで我が強いので意見が食い違う事も多々有るのだが、なるほど、と今回は腑に落ちたのでアライメントを少し変更することにした。
手を入れたのはフロントのトー。
自宅に細かい計測器具など存在しない。 有るのは車高を図るスケールと水糸、そしてキャンバー計測用にスマホの角度計測アプリ程度。 フロントのトーであればステアリングセンターさえ狂わなければ問題なし。 基準のマーキングを行ってタイロッドを角度で調整。
ナットの面で角度調整する程度で十分。 1面分、左右とも60度回転。 という状態で筑波サーキットを走行。 うむ、狙っていた方向にセット出来たのではないかと思う。 以前より少し車が言うことを聞いてくれるように成り、理想的なラインを外したり、アクセルやブレーキングのタイミングをミスってもリカバリーが効くように成ったかも知れない。
前月行った不明メーカーのマフラー交換、リーズナブルで性能的には良いのだが、どうも2本出しが好きになれない。 カウルサイズに対してクリアランスが小さく、接してしまってカウルが溶けてしまった。 それと出口付近で2本出しに分割されているので、排気の出やすい方だけ焼け色が強く付いており、反対側はカーボンで煤けていて美しくない。
やはり1本出しのほうが軽いし、機能的に排気抵抗と成る分岐を設けるのは戴けない。 しかもテールパイプは内側に曲げてあり抵抗に成っているし、暖気時の水が抜けにくい。 此れは是非とも加工して1本出しにしたい。
以前にも掲載したので覚えている方が居ると思うが、デーモンツイークスには右のエアクリーナーがK&N FILTERS FILTER FOR SILVERSTONE AIR BOXとして掲載されている。 左はハンガー111で購入した現在使用しているリプレース品。 個人的にはK&Nを非常に信頼しており、入手できればラッキーということでデーモンツイークスに発注してみた。
発注後、本家Reverieのホームページを検索すると、既に左のパーツに変わっていた。 残念、行動が遅かったか。 このリプレース品、ラバー部分の品質がK&Nと比較すると劣るので気に入らない。 K&Nのものは柔軟性に富んで材質がシッカリしているのに対し、リプレース品は少し手荒く使っただけでラバー部分が直ぐに劣化してしまうのだ。
今回、エアクリーナー購入の為にデーモンツイークスを閲覧していたのだが、何気なくレーシングスーツのページを閲覧すると国内で購入するより遥かに低価格で購入できることがわかり、購入意欲が沸いてしまった。 レーシングスーツは走行性能に影響が出るものではないと思っていたため15年前に購入したものを未だに使用しているのだが、草レースとはいえ装備チェックが有り、その際に毎回買い換えるようにと言われ続けていた。
私の愛用していたのはsparcoの廉価品、それもワゴンセールに置かれていた大きなサイズ。 皆、茄子紺色と思っているが、元は黒。 色が変わるほど使用した。 私が通常着用しているビジネススーツより遥かに高価だったので大切に使用しているのだ。
ところで最近、サーキットでalpinestarsのレーシングスーツを着ている方を多く見かける。 人気があるのには理由があるはず、と某所に試着しに行ったのだが、試着して驚いた。 試着したのは最下グレードの廉価品だったのだが、生地の靭やかさと軽さに驚嘆。 私は身の丈1740mmなのだが、店員オススメの48という小さなサイズがピッタリ。 バケットシートに座って体を動かしても全く違和感がない。 なるほど、皆さんが挙ってalpinestarsに移行する訳だ。
立ってみると背後には余裕があるが胸側はぴったりサイズ。 背中を丸めた状態に合わせて作られているという。 足の長さもほぼジャスト。 もう少し大きくても良いかなと思ったので、私は50サイズをチョイスすることにした。
驚くなかれ、その価格は約37,000円。 私が発注した時は旧タイプを32,000円でセール品として売っていた。 少し迷ったが、今年の新色をオーダーしてしまった。 送料は多少時間は掛かるが4000円弱。 国内で税込7万円近くする物が、およそ4万円。 廉価版だが、この価格でFIA規格のレーシングスーツが購入できるのであればお買い得だと思う。
しかし、15年使えるとすると私は70歳に成ってしまう。 そろそろ彼の世からお呼びが掛かっても不思議ではない歳になる。 納棺の際は此のレーシングスーツで見送ってもらおうか、耐火性有るけど。
先月売りに出したパーツはホイール以外は全て完売となった。 ご協力に感謝している。 さて、売れ残ったエリーゼパーツ製の黒いホイールだが、4本セット6万円ならば何方か食指が動くだろうか。 興味があればkemunpus@yahoo.co.jpまでご連絡を。
もうひとつ放出しようと思う。 純正クロスミッション+KAAZのLSDとのセット、予備として中古品をストックしているのだが、此れも資金源とするため売却しようかと思っている。 シリーズ2の初期型スタンダードに装着されていた事故車から取り外したものを購入したまま保管している。 別々に欲しい方も居られると思うが、バラ売りは面倒な事からセットでの売却としたい。
ローバー18Kエンジン搭載車ならば勿論ボルトオンで搭載可能。 2速と3速が開いているタイプのミッションの方、シリーズ1のスタンダードやシリーズ2の最終型スタンダード、VVCエンジンの方など如何だろうか。 今やメーカー欠品となっており中々入手困難なミッションだと思うので、此方も興味が有る方は上記のメールアドレスにご連絡を。