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2017.10



この姿勢からすると、もう少しバネレートを上げても良さそうだ

 Lotus111cup Rd.4 筑波サーキット

エンジンに手を入れてから3回目の111cupに参戦。

前回参加の状態と比較した変更点は先月号で記載したエアクリーナーのダクトのみ。 エアクリーナーの位置については、サージタンク入口へ頂点を入口方向としていた前回と同じ方法に戻してダクトのみを変更した。

色々と試してみたが、私の車両には上記の状態が一番良いフィーリングだったので。 もしかしたら、ダクトの先端にエアクリーナーを装着したほうが良いのかもしれないが、私の車両状況ではパワーバンドが狭くなり、トルクも落ちたので主治医が取り付けた方法に戻した次第。

 

例によってレース前日は修学旅行前の小学生状態。 何もしていないと興奮して眠れないので、夕方4時半頃から強めのハイボールを睡眠薬代わりとした。 それも私的には奮発したBallantineのハイボール。 それでも2時頃には目が醒めてしまったのでユックリと支度をして出発。

念のためにと前日から充電しておいたCTEKを取り外し、元気良く回るセルモーターで始動。 レースカーでは有るが私の装着しているマフラーはとても静か、だが流石に深夜の住宅街では暖機運転をシッカリとするわけにはいかず、完全に暖まる前に出発。

しかし此処で一つ問題発生。 ソロリと深夜の街へと走り出したつもりだったが、私のアクセルワークが疎かだったのかカブらせてしまったような感じでエンジンが少しグズつく。 我が家から深夜なら10分程度で到着する外環道の大泉インターから高速道路に乗って回転を上げると調子よく成ったように感じたが、一般道の信号などで停車した際などアイドリングにスムーズさが足りない。

そんな少し憂鬱な気分の状態でサーキットに到着。

今回の待機場所はBパドックなのでゲートは無し。 誰もいないパドックにポツリ。

良い天気になりそうだ。

 

予選

全エントラントの先頭でコースイン。
とは言ってもBパドックからなので、セーフティーカーの先導によりピットレーンへ。

その間に少しブレーキングを意図的に行ってタイヤに予熱を加える。
そのようにすることで、ピットレーンからのアウトラップでも多少はグリップ力が増加するのだ。

しかしアウトラップから元気よく出てしまうと最後尾の車両がコースインする前に1周してしまう。
かといって、ユックリと周回すると面倒な連中が前に居たり、
タイヤが暖まるのが遅くなる。

それより何より、
私は短気なので後ろにいるエントラントたちよりも自らがユックリと周回することが耐え難い。

しかし案の定、直ぐに最後尾の車両に追いついてしまい
クリアラップが困難になる。

隙間を狙いつつ走行。
何とか3周目に1分3秒58がスマホを利用したラップタイマーが表示している。 

タワーの表示は圧倒的なタイム差の賞典外TiRワークスカーに次ぐ2位。 
少し粘ってみたが、もうタイヤ的に美味しいところは終わってしまったので退散。 

パドックに戻ると誰も居なかった。

あぶないアブナイ、2位とは5/100秒程度しかタイム差がないし、その次とは0.1秒差。 これはスタートで僅かでもミスをすると命取りだ。 TiRのワークスマシンは2秒4、私が真冬に狙っているタイムではないか。 恐らく同じクラスの車両だが、クルマも乗り手も最高レベルになると、このような顕著な差がでてしまうということ。 何れ彼と同仕様の車両が現れて私は昔話の人になってしまうだろう。

 

 

決勝

予選は午前中に実施したものの、決勝は17時前。 
待ちくたびれた頃に開始と成るのだが、主治医の前でエンジン始動すると例の症状。 

それを知った主治医は作業開始。 
しかし、手持ちのプラグに交換したものの改善せず。
 
そんなことをしていると、オフィシャルが整列を促してきた。 
急いで準備しコースイン。 

スタートのことを考えるだけで動悸が激しくなり緊張感が走る。 
レッドシグナル点灯5秒前、この時間が一番苦手。

シグナル消灯、スタート。

少し半クラッチが長かったが、マズマズか。 
アウトラップを頑張り、次の周回でベストタイム。 

後続はバトルモード勃発により、タイムが上がらないのだろう。 
私との差が随分と付いた。 

タイヤ温存も有り、少しずつ差が開く程度のラップタイムを刻みつつレースは進行。

今回のレースは15周も走らねばならず、
先程も記載したように短気の私は集中力が疎かになる。 

もうチェッカーフラッグ降ってくれないかなと思って居ると、
背後にハイビームを発するTiRワークスマシン登場。

此処で少し気合を入れたが、あっという間に背後に着かれて万事休す。 
最終コーナーでインを開けて走ったが、無理して鼻をねじ込んでは来ない。 
まぁ、私の腕を信用できない方が大きいのだろう。 

次の1コーナーでインを開放、当然のように10号車がトップに立った。
そしてチェッカーフラッグ。

残念ながら圧倒的にクルマにも人にも差が有リすぎて、とても勝てる気がしない。

それにしても15周は長すぎる、出来れば10周、12周でも大歓迎。 皆さんで事務局に一言提言しては如何だろうか。

 


 雑記

今夏のソロキャンプツーリングは四国へと思っていたが天候不順により断念したが、今秋には何としてでも行きたい。 そのために磨り減ったタイヤを交換してきた。 前回と同様のBRIDGESTONE BT45を選択。 これは現代的なパターンでW800には似つかわしくないが、グリップ力と排水性と耐摩耗性などTT100とは比較にならない。

これはオマケ。 2年が過ぎ、33,700kmを駆け抜けた今、マフラーが程よい焼け方をしていて気に入っている。

 

 今月の整備記録

   消耗品交換パーツリスト(エクセルデータ)
    http://enthusiast.eos111.com/ELISE phase1 PartsList.xls

エリーゼ 2017.09.15 162,525km エンジンオイル+エレメント交換
タクマイン匠10w-40、汎用品フィルター
 
バイク 2017.09.23 33,700km 前後タイヤ交換 リヤのみチューブ交換
BRIDGESTONE BT-45純正サイズ 100/90-19,130/80-18
  2017.09.27 33,700km エンジンオイル+エレメント交換
タクマイン匠10w-40、汎用品フィルター

■ ベストラップタイムの記録
筑波サーキット
 コース2000
1分6秒683(2002.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改

1分3秒114(2017.04 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 AD08R
 ライドモーターワークスによるヘッドチューニングエンジン+4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
 ナイトロンダンパー+アイバッハ
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
 GTウイング+スプリッター
 EMERALDコンピューター

筑波サーキット
 コース1000 
41秒709(2002.05 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
 
日光サーキット 44秒129(2001.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
 
富士スピードウェイ
 旧コース
1分55秒28(2002.04 ロードスターNA8Cでの非公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改 ※手計測データ

1分50秒772(2003.02 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 

富士スピードウェイ
 レーシングコース
2分02秒674(2015.05 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 AD08R
 ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
 GTウイング
富士スピードウェイ
 ショートコース 
33秒6(2004.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

33秒706(2006.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
 

ツインリンクもてぎ
 フルコース
2分16秒479(2004.11 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
ツインリンクもてぎ
 東コース
1分52秒006(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録 ウェット)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
エビスサーキット
 東コース
1分09秒228(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 RE−01
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
袖ケ浦
 フォレスト
 レースウェイ
1分13秒482(2014.12 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 AD08R
 ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
 GTウイング
鈴鹿サーキット
 フルコース
2分34秒157(2010.12 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD08
 フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
スポーツランド菅生 1分44秒200(2011.07 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD08
 フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー

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