問題が多々発生し、先月中のシェイクダウンは叶わなかった。 来月初めの111cup開幕戦はJAPAN
LOTUS DAYでもある事から、なんとしてでも間に合わせたい。 と、そんな折、私の身体が悲鳴を上げてしまった。 17歳の時から椎間板ヘルニアなのだが、腰痛だけではなく両足の痛みと痺れが酷く、現場仕事もある私にはこのままという訳にはいかない。
尤も、クルマとバイクに乗れなくなるのを回避するためでもあるが、3/7に手術を受ける事にした。 昨年、あれほどに走り回ったバイク、今年は殆ど乗っていないのは御存知の通り。 早く治療しバイクでソロキャンプツーリングに行きたいし、エリーゼでもサーキットを走りこみたい。
ところで、私のエリーゼは今までお世話になっていた世田谷のショップではなく、セカンドオピニオンとして色々とアドバイスを頂いていた某氏に預けている。 察しの良い方は既にご存知だと思うが、無事にシェイクダウンが済んで結果が出るまでは何卒ご内密に。
上の画像、鋭い方は何が言いたいのかおわかりだろう。
先月号でエンジンコントロールユニットを交換することは公言した、そして空燃比計も取り付けてセッティングする。 そうであればリフト量も稼いで高効率化を図りたいではないか。
以前にもメカニカルタペット仕様の時期が有ったが、適切なセットアップを施して戴けなかったので程なく撤去。 今回は信頼できるメカニックの作業、タペットクリアランスを適切な値にセットして油温低下によって引き起きるハイドロリック式タペットの弱点であるバルブリフトの減少を排除してみたいと再挑戦。
しかし悔やまれるのは以前購入していたメカタペ一式を売却してしまったこと。 私のストックに確保していたと思ったのだが、いつの間にか無くなっていた。 無くなっていたと書いたが、あぶく銭が欲しくて恐らく売却したのだと思う。 勿体無いことをしたものだ。
上に見えるのはアルミタンク。 先月では箱しかお見せしていなかった。
これが全貌、およそ10リッターほど多く入る、そして少し軽くなる。 純正のスチールタンクは錆びやすいと脅されて購入したのだが、私のタンクは見事に綺麗だった。 だが仕方ない。 軽量になるし、今後訪れる可能性のある腐食に対する事前措置ということで。
下の箱はと言うとエアクリーナー。 少しでも吸気抵抗を減らしたかったのと、スポンジのエアクリーナーは余り好きではなく、コットン式を以前から探しており、漸く海外で見つけたのでeBayを利用してドイツから購入した。 だが、ものはイタリア製BMC。
BMCというメーカーの一番大きなケース付エアクリーナー、国内を探しまくったが見つけられなかった。 本当はK&Nが好きなのだが、K&Nにケース付の大きなタイプが見つけられなかった。 これならインテークダクトサイズ100Φのままインダクションボックスまで引込むことができる。
ところで以前、某社のエアクリーナーをテストしたことが有るのだが、口径が絞って有ったり、入口が狭かったり、エンジンルームの熱気を吸ってしまったりで何度テストしてもitgを上回る結果は出なかった。 そんな事を実際に経験しているので、エアクリーナーは大きい方が偉いと勝手な理論を持つに至っている。
此方は15年ほど使用し続けているエキマニ、初期型WOTYSPEED製。 オルタに近くて遮熱板を設けたり、冷却水のホースにも近くてホースが劣化したりと色々此方も苦労した。 以前、バンテージを巻いたことも有るが、丁寧に巻かなかったからか、あっという間に劣化。
それ以来、バンテージは不要と思っていたが、今回はメカニックが変わった事もあり再度トライ。 エンジンルームの熱が下がるのは悪くないので。
どの程度まで耐久性が有るのかは今後の検証で明らかになる。
そのメカニック、汚い車両は嫌い。 モチベーションが下がるそうだ。 確かに渡しの車両は美しくない。 特に手の入りにくい箇所は惨憺たる状態である。 私の車両は炎上した事があるのだが、その際にエンジンルームは焼け焦げた。 手の入る範囲で簡易的な補修はしてきたが、綺麗にしていただいた。
エキマニに近い部分が熱による劣化が激しいことも有り、先程記述したバンテージ施工に至ったのかもしれない。
エキマニにクラックが入っていたのも見抜くメカニック、このスイング防止ブラケットを付けろと言う。 このブラケットを装着することでマフラーのダメージが抑えられるという。 知っては居たが、エンジンの振動が車体に伝わって不快なので避けてきた。 だが、街乗りを殆どしなくなった今であれば受け入れられる。
何れにしてもサーキットで全開にするのが楽しみである。