■20160811-14 W800、2016夏休みソロキャンプツーリング 2,000km
1日目 東京から八幡平アスピーテライン経由、森吉山の無料キャンプ場 700km
2日目 森吉山のキャンプ場から白神山地の青池、竜泊ライン経由の竜飛岬、八甲田・十和田ゴールドライン 500km
3日目 森吉山のキャンプ場から男鹿半島の寒風山、日本海を下って三望遠、新潟県の粟ヶ岳県民休養地キャンプ場 400km
4日目 粟ヶ岳県民休養地キャンプ場から秋山郷経由で奥志賀、志賀草津道路にて渋峠経由で東京の自宅に帰宅 400km
https://drive.google.com/open?id=1Y6kW93-MLYrtg9kP9dX0H5MfGto&usp=sharing
ルートはGPSをオンにしてログを記録している事は先月も記載したが、途中で携帯が不安定になっていた箇所があり、其処は手入力で補完させて頂いた。 ゴールデンウイークに行こうと思っていたアスピーテラインなど東北の西側、漸く全て回ってこれた。 だが、昨年感動した奥入瀬渓流は水が少なくて道路面から随分下に川面が有り、昨年ほどの高揚感は無かった。
だが、全般的に天気は最高でツーリングには最適な環境だったと言える。 動画を撮るように成って余り写真は取らなくなってしまったが、何枚かは撮ったので時系列順に並べていこうと思う。
やはり何と言っても日本百名道のアスピーテラインだろう。 昨年、天気もイマイチで時間の都合からパスしてしまったのだが、様々な人からアスピーテラインの良さを伺った。 話を聞く度に行きたい気持ちが募っていたのだが、漸く其れを果たせた。
そうそう、今回も基本的に一般道を走行。 日本海側を走行した時は無料の自動車専用道が有ったので、景色が単調なことも有り時間短縮に使わせて頂いた。 それと帰路でヘタクソなファミリーカーの後ろを走っていたらストレスが溜まって遣る瀬無くなり関越道も少し使わせて頂いた。
盛岡辺りの国道を淡々と走行していると、少しずつ岩手山が見えてくるのだが、牧場の辺りで急激に視界が広がり、綺麗な姿を裾野まで見せてくれる。 やはり電線がないのが良い。 少し道から外れて写真を撮ったのだが、空の青さと草木の濃い緑がとても良い感じで癒された。
此方はアスピーテラインを登っていく途中の展望箇所。 駐車場の所では余り麓まで一望できるとは言えなかったが、其処から数m先の所では裾野まで見えたので、駐車場ではないがバイクの特権で停車させていただきパチリ。 遠くに見える雲の高さが視点とそう変わらないのがお分かり頂けるだろうか。
盛岡の町から見上げると、その雲が有って山の上は雲の中かと憂いていたが、杞憂に終わって良かった。
其処から更に少し登って行くと気持の良い景色が広がり、スロースピードで景色を眺めながらトコトコと走っているとチャリダーが熱心に写真を撮っている姿が見えた。 何を撮っているのだろうと視線の先を追ってみると熊沼という如何にも熊が出て来そうな名称の沼が有った。
回りを木々に囲まれているからか沼面は穏やかで、鬱蒼とした森の中にとびっきりの青空が映されていた。 残念ながらカメラを取り出した撮影時には雲が現れて少し翳ってしまったが、非常に美しい姿が瞼に焼き付いている。 もう少し待って雲が去ってから渾身の一枚を狙っても良かったかもしれない。 短気は損気だな。
更に進むと軈て頂上。 頂上から南下すると樹海ラインという此れまた素晴らしいという噂の道があるのだが、今回はパス。 又の機会が有ったら訪れてみたいと思う。
頂上に着くと予想通りの人の数。 例によって人混みが大嫌いな私は駐車場をスルー。 富士山の5合目で傍若無人な中国人ツアー客に勝手にバイクに触られてからというもの、益々人混みは嫌いになった。 特に前述した第三国人のツアー客。
少し先に行くと有料駐車場が有り、其処には人が殆ど居なかったので山々の稜線をバックにパチリ。 とても夏らしい一枚になったが、先程の熊沼辺りの方が私的には好きな景色だった。
アスピーテラインの西側、秋田に下る方は道の両側が木々に遮られて景色は拝めない。 景色が見えない単調な下り坂は面白味にも欠け、一気に駆け下るしか無い。 まだ下った先の国道のほうが長閑な景色を楽しめた。
そして、この辺りを走っているライダーは殆どがツーリング。 なので沢山の人が嬉しそうに手を振ってくれた。 勿論、私も笑顔で返したのは言うまでもない。 こんな良い天気で空いている道を走れれば、それだけで嬉しくなってくるものだ。
が、そのような所なので買い出しは大変だった。 特に今回の幕営地は森吉山という秘境と呼んでも差し支えない所にある自然豊かなキャンプ場。 近くの町まで55キロ有るといえば想像がつくだろうか。 しかも山の東側の道はセンターラインが無い狭隘道路。 林道が舗装されただけな感じだった。 くまげらエコーラインと書いてあったが、確かに天然記念物に指定されているクマゲラが居てもおかしくない深い森の中を走る道だ。
ということで、アスピーテラインから下ってきて町に食料品などを買い出しへ向かうのだが、グーグルでスーパーマーケットを検索しても鹿角が一番近かったので鹿角に向かった。 鹿角に立寄+キャンプ場までのルートを検索すると、総距離はなんと100km。 スーパーマーケットからキャンプ場までは55km。 保冷バッグは持ってきているが、ビールも食材も夏場だけに少し心配だった。
まだかまだかと思いながら延々と走ると、山の中に突然現れる整備されたキャンプ場。 これが森吉山県立自然公園の中にある親子キャンプ場。
名称は親子キャンプ場だが、町から55kmも離れた飲料水の無いキャンプ場に親子連れが来るとは考えにくい。 其のようなことから人嫌いな私は此処を選んだのだが、なんと家族連れが1組居て少し驚いた。 小さな子供連れで此処に来るとはツワモノだな。 キャンプ場ガイドにも辺鄙な山奥に整備されたキャンプ場だが、一体誰が使うのかとさえ書かれていたほどなのに。
広大なキャンプ場なので、お互いの存在が感じられないように相当な距離をおいて設営。 御覧のように見渡しが利く範囲には誰も居ない。 蝉と鳥が喧しく鳴いているのと、川の流れる音だけが響いている。 最高だね。 此処は気に入ったので連泊することにした。
そうと決まれば疲れを癒やすためのビールを開けよう。
鹿角で購入した500ccのびーるは保冷バッグのお陰で冷たさを保っていた。 山道を揺さぶりながら運んだので泡立ちは仕方ない。 到着した時間は午後2時。 遅めの昼食なのでスーパーマーケットで小さな弁当も買ってきたが正解だった。 空腹に染みわたる。
少し心と腹が満たされたので、地元産の枝豆をミネラルウォーターで茹でた。 炊事場の水を少し舐めてみたが、酸味が強くて煮沸しても私は飲めそうにない。 そんな水で折角の地元産枝豆を茹でるのは勿体無い。
硬くもなく柔らかくもなく上手に茹でられた極上の肴で更にビールを開けた。 しまった、こんな事なら2リッターほどビールを購入するべきだったな。 アッという間に1リッターのビールを消費してしまったので、焼酎に移る。 実は紙パックのコンパクトな焼酎が欲しかったのだが、さすが秋田、焼酎は殆ど置いていなくて日本酒ばかり。 しかもどれも瓶ばかり。 仕方ないので黒霧島の4合瓶を購入したのだが、結果から言うと4合瓶で正解だった。 此の日は鳥の軟骨などをフライパンでチマチマと焼いたりしながら2合も飲んでしまったのでね。
そんな事をしていたので睡魔が早く襲ってきて早々に寝てしまったのだが、深夜に目が覚めてトイレへ行こうとテントから出ると、降ってきそうな満天の星空。 半世紀以上生きているが、こんなにも素晴らしい星空は初めて。 余りにも素晴らしいのでトイレを済ませた後夜空を見上げていたら、ほんの僅かの間に流れ星を3つも見ることが出来た。 残念ながら願い事を3つ言うほど長尾では無かったが。
このとき、星空を肴に飲み直そうかと思ったが、明日の行程は500kmあるのでグッと我慢。
2日目、翌朝はいつものように3時半に起床。 まだ暗いが、東の空は少し白んでいる。 用を足しながら本日のルートを確認。 その間に夜が明けてきたようで鳥達が囀りだした。
さて、本格的に行動開始。 昨日購入しておいた地元の野菜としゃぶしゃぶ用の豚肉を炒め、頃合いを見て蒸し焼きそばを入れて味を整える。 基本的にキャンプ場での夕食化朝食のどちらかは此のスタイル。 オリーブオイルとニンニクを入れた塩味ベースで素材の味を楽しむ味付けを基本にしている。 ツマミにもなるし。
さて、では出掛けよう。
キャンプ場を6時に出発。 途中で山から登ってくる日の出を見られてラッキー。 良い一日になりそうだ。
2日目は青森の西半分をグルっと一周するルート。 先ずは西側の町に出てガソリンを入れたい。 などと考えながら走っていると、森吉四季美湖に出た。 四季が美しい湖か。 綺麗な名前だなと思ったら、最近になって名称変更したらしい。
だが、湖は確かに美しく、思っていたより壮大なスケールを感じた。
その後、気持よく進んでいくと突然白い霧が広がって見事にズブ濡れ。 このあたりは動画でご確認頂ければと。 本人的には泣きそうだったが、今になって思い返すと良い思い出だ。 ツーリングは何かハプニングが有ったほうが心に残るものだが、今回のように軽度のものが良いな。
さて、国道7号に出て給油した後、ヤフーのナビは能代市内をパスして県道63号を選択。 だがこれが正解で、とても素晴らしい風景を拝ませてもらった。
電線どころか雲ひとつ無く、何も遮るものがない。 遥か先まで見通せる色とりどりの畑と田圃の色、そしてその先には山々が連なっている。 素晴らしい景色、車も殆ど来ないし最高。 連泊するので荷物の大半もキャンプ場に置いてきて身軽なのも良かった。
次は国道101号、大間越街道に出て海沿いを走行。 北の海の厳しさを少し感じながら、しかしベタ凪で走るには最高のコンディション。 遮るものがない海沿いで強風が発生すると湖風に塩が乗ってバイクが痛むし、2輪車は風に弱い。
次は本日見所の1つ目、白神山地の青池だ。 インクを垂らしたようなと形容される青池は十二湖の代表。 ブナの原生林が続く遊歩道を10分も歩けば小さな沼が現れる。 落ち葉が些か多かったが仕方ない。 濃い色の池には種類は解らないが魚も泳いでいた。
本格的な世界遺産地域は此処から更に奥へと入っていかねばならないが、500km走らねばならないので断念。 此処も又の機会に訪れることにしよう。
次は竜泊ラインへと向かうのだが、途中に千畳敷という岩が荒波で侵食された場所があり、ドレドレと立ち寄ったが観光客が多いのと、思ったよりはスケールが大きくなかったので適当に写真を撮って直ぐに移動。
でも、こうしてみると人が米粒以下で其程は気にならないな。 相変わらず天気は最高な状態を保っている事に感謝しつつ出発。
竜泊ラインは山が海の横にまで来ているので、シーサイドラインなのだがワインディングという少し特殊な環境。 少し小高い山に登って振り返ると、海岸線の様子が良く分かる。
山が海になだれ込んでいるのが良いし、その海が綺麗だ。 私、日本海は新潟の海しか知らなかったので、鉛色の重たい色しか知らなかったのだが、このあたりの海は沖縄とはまた違うが、透明度も有りエメラルドグリーンの部分もあり不思議な感じだった。 やはり何と言っても電柱が無いのが良い。
展望台が有ったので立ち寄ってみた。 こうしてみるとワインディングとシーサイドラインが楽しめる特異な道というのがお分かり頂けると思う。
そして竜飛岬。 岬の回りには帰化したキクニガナが沢山咲き誇っていたのだが、関東では目にすることがない北の花なので新鮮だった。 何とも可憐な花で私は好きだ。
この花、見るだけでなく葉っぱは食べることも出来るらしく、サラダや付け合せに用いられるとか。 しかし良い色だ。 淡い紫というと昔の族車が好んで使用していた色なのだが、このように形が違うものに使われるとこんなにも可憐なのか。
この写真を撮るのに苦労した。 思い切り観光地なので、この看板の前は人がひっきりなしに来る。 しかも下品な大きな声で騒ぎながら。 そんな奴等は此方が写真を撮っていてもお構いなし。 そういうのが嫌なので出来るだけ観光地には立ち寄りたくないのだが仕方ない。 しかし何処に行っても中国人や韓国人が居るのには驚いた。 彼らは日本が嫌いなのに何故来日するのだろうか。
此処にもキクニガナが沢山咲いていた。 こんな所に自生するということは風にも寒さにも潮にさえも強いんだな。 素晴らしい。
次は2日目の第2目的である奥入瀬渓流。 昨年走った時は、道路面と水面が殆ど一緒でとても不義な感覚を味わった。 そしてとても綺麗な水が力強く流れていたのが印象的、、、だったのだが、先にも書いたが今年は水不足なのか水面の位置は一般的。 去年は雨だったが写真を撮っておけばよかった。
そして竜飛岬どころではない人の多さ。 ちょうど観光に程よい時間帯になってしまったので道は渋滞しているし、良い所は1つもなかった。 残念。
またても肩透かしを食らってしまったので、昨年は霧の中だった十和田湖に期待。 天気だけは今年は最高なので。
到着してみると、私のバイクと嗜好の方向性が近似している方々、SR500とW650が居た。 急がない旅をするには良いバイクだと思う。 かくいう私はセッカチだが。 それはそうと、こうして近くに置くと3台のツーリングに見えるな。 此の2台も私と同様、夫々の特徴を生かした排気音をせながら去っていった。
折角晴れていたし、人も少なかったが今ひとつに感じたのはアスピーテラインが良すぎて少し目が肥えてきたか。 でも、いまこうしてみると中々どうして、癒される景色では有るな。 夏らしい雰囲気もあるし。
そんな十和田湖からの帰路、またしても鹿角の町で食材を購入してキャンプ場を目指すが、此の日そのままキャンプ場に戻るとシャワーが壊れていたため汗を流せないので、途中にある町営の源泉掛け流し温泉に立ち寄る事とした。
素朴な温泉は管理人さんの商売気が殆どゼロ。 だが、其処が良い。 利用料金支払おうとしているのに早く入りなさいと料金を受け取らない勢い。 仕方ないのでカウンターに利用料の100円を置いておきますよと言い残して脱衣室へ。
強烈に漂う硫黄の匂い、此れだよね温泉は。 少し熱めの湯は私の好みで良かった。 此処はお勧め出来る、町から遠く離れた山の中だけど。
温泉に私としては珍しく確りと浸かったので予定していた時刻を1時間以上超過。 誰も居ないくまげらエコーラインを自分の範疇で目一杯飛ばす。 とは言っても道が道だけに知れてるのだけど。 暗くなる前、せめて5時前には到着したい。
かくして丁度5時に到着。
着いてみると驚いたことに5組もテントが張られていた。 私のサイトから100mほど下の所には一人と1匹。 他は視界にはいらないし良しとしよう。 と、昨日購入した枝豆の残りを茹でていたら、その下のサイトからオジサンが此方に向かって歩いてきた。
枝豆食べませんか、茹で過ぎましてね。 と、オジサン。 私が笑顔で茹でている枝豆を指さすとオジサン苦笑い。 そこから他愛もない会話が始まり、昔は俺もホンダのCB750K0に乗ってたよ、、、とか。 まだカワサキはダブルが有るんだねと、ソコソコご存知のようでバイク談義に。
30分ぐらい話したかな、頃合いを見てオジサンは自分のサイトに戻っていった。 その間、飼っている犬は賢く静かにオジサンの帰りを待っていた。 良いね、ちゃんと躾けられている犬は。
3日目、森吉山から男鹿半島の寒風山パノラマラインへ行くべく、3時半に起床したものの、テントが夜露でグッショリ。 片付けが下手な私は撤収に時間がかかり、昨日より1時間遅い7時半に出発。
本当に此処は何もない山の中で、喧騒が嫌いな方には一押し。 但し、シーズンを外すと本当に一人ぼっちになる可能性大。 慣れていない人が此処でボッチは結構厳しいかも。
さて、本日の目的地男鹿半島へと向かうが、途中までは市街地走行も有り、つまらない道が多かった。 が、八郎潟辺りで急激に景色が変化。 見渡す限り田圃が続く所に出た時は感動した。
そして寒風山も最高。 八郎潟を見下ろし、男鹿半島も眼下に広がる。
ライダーが多々訪れているのも頷ける。
そこから次に向かったのが三望遠。 だが、これは大失敗。 海水浴シーズンに海辺を走る選択はするべきではなかった。 所々で渋滞が発生。 それに基本は家族連れ。 スムーズに流れるわけがない。 そんな事から事故防止のためか、パトカーが多数。 あろうことか、白バイとツーリングする羽目にもなった。 ま、これも良き思い出か。
三望遠自体はガッカリ、行く価値無し。
此の日の幕営地は以前に利用したことの有る、新潟県の粟ヶ岳県民休養地キャンプ場。 此処も町から外れた静かな所。 夏休みでも空いているだろうと選んだのだが、見事的中。
居たのは釣り師のオジサンだけ。 そのオジサンと仲良く成り、釣りたて鮎の塩焼き、それも炭火で極上な焼きかたのものを3匹も戴いてしまったばかりでなく、ヤマメの燻製と一夜干しした鮎までも戴いてしまった。
素晴らしい極上の鮎。 勿論、骨も頭も何も残さず全て食べたのは言うまでもない。 最高だった。
が、ここで最低の出来事発生。
鮎を食べていると音だけ煩いオートマのジムニーがサイト下にある駐車場でジムカーナの真似事を始めた。 ヘタクソなのに音だけは煩いので鬱陶しい事この上なし。 そして暫くすると、、、、
馬鹿につける薬はない。 車高上げたジムニーで振り返しなんかしたらひっくり返るのは常識。 しかも乗っていた奴等はシートベルト無しで大怪我。 運転していた若造は父親が血だらけで動かないので動転しているし、もう一人の同乗者もグッタリしている。 偶々駐車場に居合わせていた人達は警察と救急車の手配や応急処置などで大騒ぎ。
こんな山奥だから救急車が来るまで1時間以上。 しかも2台目の救急車は更に1時間遅れ。 警察やレッカー車などが作業をして去っていったのは夜になってから。 静かなキャンプ場が台無しだった。
4日目、昨日の一件でテンション下がったので真直ぐ帰ろうと思っていたが、走行中に気が変わり、誰かに教えてもらった秋山郷という所を経由して奥志賀に抜け、奥志賀スーパー林道を少し走って志賀草津道路を経由して帰るという遠回りコースを選択。
秋山郷という所は全く知らなかったのだが、紅葉の季節は素晴らしいという。 という事は今はシーズンオフ。 人は少ないはず。 しかし、山奥ならば私の好きな景色が拝めるかもしれないという単純思考で当日考えたのだから浅はかだよな。
此処、思っていたより秘境。 とても山深いところで携帯の電波など入るはず無し。 しかも驚いたことに、こんな所を路線バスが走っていて、思わず対向したときはヘルメットの中で叫んだほど。
途中で滝の看板が現れたので、滝好きとしては立ち寄らねばならないという使命感が芽生えた。
残念ながら、このスケール感はお伝えできないと思う。 苗場山のビューポイントも合ったが、更に細くて急勾配を行かねばならないということで、キャンプ道具満載なので断念。 彼処は行ってみたかった。
険しい山々は迫力満点。
近くを流れる渓流は綺麗。
此後、志賀草津道路を走行してメジャーな渋峠などを通ったのだが、酷い渋滞に巻き込まれたり、制限速度の半分で入る観光バスの後ろを延々と走らされたりしてストレスが溜まりまくり。 使う予定ではなかった関越道に入ると此方も大渋滞。 ずっとスリ抜け走行で帰宅。 夏休み全体としては満足だが、やはり関東近郊は走る時間帯や場所は吟味しないとお盆は厳しいことを再認識した次第。