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2016.06



サーキットでもツーリングでも夜明けが好きだ

 2016 Lotus111Cup Rd.3

此の日の日の出は綺麗だった。 
そして筑波サーキットに着く頃まで出ていた大きな赤銅色のお月様も綺麗で、優しい光を放っていた。

朝日は様々な色を普段とは違った見せ方をしてくれるのが好き。 
特にシルエットが引き立つような真横からの優しい光がなんとも言えない。

さて、先月は大雨という荒天で中止と成った111cup、一転して今回は真夏のような暑さ。 とても5月とは思えないほどで、決勝が16時半からというスケジュールもあって、真っ赤に日焼けした。

しかし、決勝で私の心は淀んでしまった。 

決勝1周目のオープニングラップ、一番混乱する周回なのは御存知の通りなのだが、「見ているだろう」「私のラインを開けてくれるだろう」という慢心から第1ヘアピンでアウト側を並走していた97号車と接触。

ここで気をつけねばならない事がある。 現在は情報がネットに上がりやすいので、先にどちらかが自分に有利なように掲載し、それを自分の知っている仲間に「そうだよね」と言わせるなど、情報操作をする事が多く見られる。 事実は1つ。 それも当人同士が一番解っていること。 中には当人が動画を見て 「なるほどそういう事か」 というのも有るが、大抵は何が起きていたかは理解している。

相手に聞こえない所で非難したり自己保身に傾倒するのは如何なものかと以前から思っている。 今後もその仲間とレースを続けるのであれば、自分達が起こしてしまったことを皆さんの糧となるよう振る舞うべきだと思う。 誰が何をしたからこうなった、ではなく、お互いにこういう対処をしていれば、このような事は起きなかったと言うことを重視し、お互いを、いや、全てのエントラントに敬意を払いたい。 今回、私が接触した事で不快な思いをした全ての人に詫びたいと思う。

私はアウト側に並走している車両が居たのは百も承知。 だからと言って相手も此方を認知しているとは限らないと学んだ。 私も相手も右ハンドルなので、左側に居る私は右側を確認しやすい。 では、どうすれば良かったか、それは明確で単純。 右ハンドルの車で左側は確認し辛いので見えて居ないかも知れないという考えをすれば良かったのだ。 そのような考えが出来ていれば、危険回避ということでイン側に逃げ、走行路の外を走ってもお咎めはなかっただろう。

筑波サーキットの第1ヘアピンイン側、ゼブラゾーンの内側に大きな緑色に着色された舗装が有る。 ドライバーズミーティングでも言われているが、本来であれば此処は走ってはいけない所。 だが、このような時には敢えて此処に逃げ、ショートカットしておけば確実に併走車両より前に出ることで視界内に確実に入る。 そうなれば先方も此方に気付き、走行ラインを自ずと変更してくれるだろう。

このような判断を咄嗟に出来なかった己が情けない。 97号車を避けようとして強めにブレーキングしてフロントタイヤがロック。 ロックで舵が効かずアンダーを出して接触。 

そしてもう1つ、18号車にも詫びなければならない。 1ヘア前のS字、トラクションコントロールが働いて失速していた18号車を97号車と左右から挟み撃ちするような事になったのだが、イン側からパスする際に拳2つ分ほどの近距離に迫ったことから、恐怖心を与えてブレーキを踏ませてしまった。 大変失礼な行為だったと思う。 此方は回避できる距離感と思っていても、傍から見れば傲慢な運転に他ならない事を学んだ。

私が参加しているのはクラブマンレース。 私も皆さんも大切に扱っている自分の車で参加する。 多くの人は自走でサーキットにやってきて、レース後も自走で帰宅する。 中には明日の通勤で使う人さえいる。 そんな車両なことから、サーキットで人的不具合を起こしてはならないのだ。 接触しないように、そしてされないような運転を心がけねばならない。

数年前に筑波や袖森での自己ベストを出す前からウデと判断能力の劣化が始まっているのは承知していたが、これほどまでに劣化が著しい事に愕然とした。 私の掲示板にも吐露したが、サーキットでギリギリのバトルをするには鈍くなっている。 加齢のせいだろうか。 加齢による劣化を抑えるため、数年前から毎朝ランニングなどを行っては居るが、潮時なのかも知れない。 モチベーションを失った。

慢心すること無く、謙虚な走りが出来るのであれば草レースの末席に加えて貰うことも可能だと思うが、今の私では参加資格が無いのかも知れない。 全てのエントラントに敬意を払い、クリーンなバトルで良い汗をかけるのであれば継続したいのだが、レースはモチベーションが大切。 秋までに失なってしまったモチベーションが回復すれば111cupに再びエントリーする。

 

 

予選

クリアラップが取れずに撃沈。 既に此の時から結末への道筋が出来ていたのだろうか。 予選で4秒すら出ないのは情けなさすぎる。

しかしながら、後からロガーでタラレバを確認すると4秒2が出ていた。 一般的にタラレバからコンマ5秒遅れがコンスタントに出せるタイムなので、実力的には4秒台は出せた筈であるが、今更何を言っても負け犬の遠吠え。 屈辱的な撃沈タイムである。

 

 

決勝

毎度のごとくスタートで出遅れ、一時は4台ほどに抜かれたかと。 

あとは冒頭に書いた通りで動画を見て頂ければお分かり頂けると思う。 ヘルメットを被っていても接触した音は明確に聞こえたが、生で録音しているカメラには更にハッキリ。 心に刺さる音がする。

因みに111cupはSCCNでは走行練習会の扱いなので、筑波サーキットの記録では失格には成っていない。 決勝スタート時に少し動いてしまった車両が居たが、それらにもフライングのお咎めは無し。 正式なリザルトは111cupのホームページをご覧頂ければと。

 

それにしても皆さん上達したな、などと考えるように成ったのは年をとったからか、将又モチベーションが低下したからか。 兎にも角にも、なんとかポジティブシンキングに持っていかないと。

 

 バイク

今年のゴールデンウィークはW800で走り回った。 そしてセローでも少し走った。 W800は任意保険を年間1万キロ以内としていたのだが、10ヶ月で16,500km。 これでは任意保険の条件違反になってしまうので慌てて条件を変更した次第。 楽しいので仕方ないが、タイヤも2回目の交換となった。 1万キロは持つと思っていたが、重たいキャンプ道具満載で走ったからだろうか。 チェーンも1,000キロ以内でメンテしないと明らかに劣化する。

エキマニには衝突した虫達の残骸が焼きつき、フレームには跳石の跡が目立ってきたし、フロントのスポークには回転方向にブレーキダストがこびり着いて取れなくなっている。 写真や遠目には見えないが、綺麗に維持してやりたいので一度徹底的に掃除してやろうか。

■ 4/30 R1東海道、旧道七曲り、R152秋葉街道、陣馬形山キャンプ場 8時間 400キロ 

今年のゴールデンウィークは昨年の夏に青森の大間まで一般道を只管走って到着した事によって自信が付いたことから少し無謀な計画を立てていた。 八幡平のアスピーテラインを走って一気に青森まで行き、二日目は竜飛岬と白神山地の青池あたりを回り、2泊3日で2,000キロを走破しようとしていた。 勿論、全て一般道で。

ところがゴールデンウィークの初日、4月29日に季節外れの寒波が東北を襲い、東北の山々は降雪で通行止めとなった。 ライブカメラで見ていたのだが、あれよあれよという間に路面が真白になり唖然としてしまった。 そしてその後の天気予報でも東北地方は荒天が続き、晴れ間が全く無いという予報のため東北ソロキャンプツーリングは呆気無く中止。

其のようなことから4/29は急遽地図と天気予報を睨めっこ。 何処へ行こうかと「行きたい所リスト」を見ながら、ソロキャンプツーリングに相応しいルートを考え、今の時期、まだ残雪が美しい中央アルプスが眼前に見えるという陣馬形山キャンプ場を宿泊地に選んでみた。

となると、ルートは北から行くか南から行くかの選択を迫られるが、ここは一度通りたいと思っていたR152の南側ルートをチョイス。 グーグルの地図上では陣馬形山キャンプ場まで道が2箇所ほど分断されているが、友人の行けるよという勧めもあり天竜川沿いに上流を目指すこととした。

しかし事前リサーチが些か疎かだったようで、「下栗の里」と「しらびそ高原」をルートに入れ忘れてしまった。 陣馬形山キャンプ場はとても良かったし、R152も心地よかったので次回訪れた際には両方共是非とも立ち寄りたいと思う。 

東海道は見所らしい所無し。 箱根は嘗て数えきれないほど走り回ったが、この日はゴールデンウィーク。 一般車のサンデードライバーにフラフラと走られたのでは堪らないので、敢えて得意ではない旧道の七曲りから箱根超え。 路面のブラックマークに懐かしさを覚えながらトコトコと登っていく。 私はドリフト屋では無かったので七曲りは通過するのみだったが、当時の光景が脳裏に蘇った。

やがて箱根から三島へとR1を下っていくのだが、途中で道が新しくなっている箇所が幾つか有り、時は立ち止まらずに流れているのだなと実感。

三島の街は良くも悪くも変わりなし、車線は広いのだが走りにくいのも変わらない。 このあたりから暫くは退屈な道が続くので睡魔が襲ってくる。 そういえば日帰りで京都周りの福井へ行った時も此処で睡魔に襲われて道端で横になって仮眠を取ったな。

退屈なR1から北上し、天竜川沿いに北へ向かうと徐々に景色が良くなって来た。 天竜川支流の水窪川沿いに入ると新緑が眩しい。 思わずバイクを止めてパチリ。 そんなR152は中部地方のバイク乗りが好んで走るツーリングルート、此の日も多くのライダーが新緑の中を楽しんでいた。

しかしグーグルマップでは此の先のR152は道が寸断されている。 幾つかブログなどを漁ってみると迂回ルートが確立されているので心配はしていないが、私のナビはスマホのヤフーナビ。 電波が届かなくても取り敢えず案内はしてくれるが、電波が有ると無いとでは大違いだったりする。 

案の定、奥地に行くと電波が途切れ途切れと成った。 そんな中で飯田線が通っていたのだが、こんな山奥にまで鉄道が有ることに感動。 只見線も凄いと思うが、此処も素晴らしい。 

そして更に標高を上げていくとR152の表示が無くなった。 青崩峠あたりは逆に旧道が通行止めと書いてあり、その代わりに新しいトンネルが出来ていて快適に走っていたら突然道幅が半分以下に。 こんな所で大型車が現れたら車はどうするのだろう。 乗用車同士でもすれ違いは不可能なのに。

全く見晴らしの効かない道をトコトコと登って行くと、突然眼前が開けた。 このパターン、大好きだ。

写真を撮っていると、ナンバーから察するに地元の老夫婦が乗った車が止まった。 こんな所に止めるなと怒られるか、と思ったら、にこやかに「良い所でしょう。  でも、此処は秋が素晴らしいんだよ。 是非、秋になったらもう一度おいで。」と。 これには思わずニッコリ。 良い気持ちにさせていただきました。

峠を下るとR418とのT字路、左折すると天龍村。 遠山川が綺麗だったので少し寄り道して橋の上へ。

電線が少し残念だけど、魚が泳いでいるのが見える川面は清々しい。 この魚を狙ってか、鳶がぐるぐる回っていた。

少し戻って再びR152、何やら町をあげた祭りを開催しており、それに目を囚われていたら何かが書かれていた道案内看板を見過ごしてトンネルに突入。 そんな時に限ってナビが駄目。 トンネルなのでGPSも入らないし、電波も届かない。 道案内看板を見落とした上にセンターポールの有る長いトンネルに入ってしまったのでUターンも出来ない。 結果として道は正解ではあったが、此処がしらびそ高原への分かれ道だと知ったのは帰宅してからだった。

トンネルを出た後も電波が掴めず、なんとなく第六感で走っていた時、フラフラと挙動不審な走りをしている車を避けるべく、交差点で追越そうとした先に白バイが隠れているのを発見。 こんな田舎道で待ち伏せされたら一溜まりもないが、野生の勘が働いたのか、出していたウインカーの方向にあった郵便局へ割と冷静に逃げ込んでセーフ。 序なのでバイクから降り、白バイ隊員さんに飯田への街へ出る道をご教授願った。 すると丁寧に教えてくれたのだが、シッカリと曲がるべき道を曲がり忘れて再びUターン。 我ながら呆れてしまうが、御用に成らなかったので良しとしよう。

その後は淡々と走り、電波を掴み戻したナビを頼りにキャンプ場近くに来たのは良いが、今宵の食材と晩酌のアテを未だ仕入れて居ない。 こんな時はグーグルマップが便利だ。 現在地を表示した後に「スーパーマーケット」と検索すれば、近隣の目ぼしい所を教えてくれる。 これはヤフーのナビには無い機能。 ということでキャンプ場の近くに品揃え豊富なスーパーマーケットを見つけ、今夜の酒と肴、そして朝食の材料を購入。 これなら購入したビールが冷たいまま到着できそうだ。

登ってくる間は晴天だったのに、到着して暫くすると雲が掛かってきた。 まだ幕営に慣れていないのも有り、幕営完了時には中央アルプスが霞んでしまった。 至極残念。 ここは中央アルプスが正面に見えるのが売りなのに。

この陣馬形山キャンプ場、なんと無料で利用に際しての連絡すら要らないという旅人向けのキャンプ場。 しかし電灯無し、水は飲用不可でトイレはポットン。 そんなことからか、喧しいファミリーキャンパーが居ないのは嬉しい。 標高は1,500mほど有るので涼しい。 というか寒い。 日が陰ってきたら吐息が白かった。 その代わり虫が居ないのも嬉しいところだ。

日が完全に暮れると更に冷え込み、テント換気口以外の全開口部を閉めた。 少し前まで半月が夜空に浮かんでいたのだが、山特有の天気なのか、ポツリポツリと雨音が聞こえ始めた。 これでは満天の星空は期待できない。 こんな日は早めに床につくに限る。 酔っ払ってフラフラになる前に、先ずは用を足そうと外に出ると急激に温度が下がっていた。

そんなこともあろうかと、今回は冬装備を用意してきて正解。 シュラフはとても嵩張るのが玉に瑕だが、寒がりの私に合ったモンベルのバロウバッグ#0。 お陰でグッスリと熟睡できたのだが、遅くまで騒いでいる若人が居たので睡眠薬代わりに服用した芋焼酎のお湯割りが進みすぎた。 お湯割りで水を使いすぎ、翌朝に水を飲みたかったが在庫切れ。 2リッターのペットボトルを購入すべきだった。

 

■ 5/1 R152秋葉街道、霧の駅(霧ヶ峰)、美ヶ原高原 8時間 350キロ 

GW二日目はR152の残りを味わった後に霧ヶ峰と美ヶ原高原に立ち寄り、その後は下仁田経由の一般道で帰宅。 このまま連泊しようかとも思ったが、まだソロキャンプツーリングに慣れていない事もあり、一旦自宅に戻ってチェーンのメンテを施してから翌朝再びソロキャンプツーリングをすることにした。

陣馬形山からR152に出る行程、道の状況は芳しくなかったが雰囲気は中々。 その後は関東のライダーが一度は訪れるというビーナスライン、美ヶ原高原を目指した。 美ヶ原高原と言うと美ヶ原高原美術館が一般的だが、今日は少し西に有る美ヶ原高原を目指した。

結論から言うと酷道では有るが、行く価値はある。 視界が広がった時の高原は最高の気分。 遮るものがないので風が強いと辛いが、それでも是非とも訪れて欲しいところだ。

森林限界が近いのだろう、ササ類が多く広葉樹は見当たらないが、高原ならではの風景が気持ち良い。 もっと素晴らしい景色なのだが、私の画像では表現出来ていないのがもどかしく残念。

 

 

■5/2 湯沢、竜ヶ窪(日本百銘水)、十日町、栃尾、粟ヶ岳県民休養地キャンプ場 7時間 335km

GW三日目。 日本には幾つもの百ナンタラがあり、道、滝、などの他、水が有るのをご存知だろうか。 グーグルマップを眺めていると景勝地の紹介があり、割りと良い箇所を抑えていることに気がついた。 北海道美瑛の青い池や青森白神山地の青池を調べていたら偶然に竜ヶ窪を知ったのだが、此処は青ではなく神秘的な緑色の水源だという。 

北海道や青森とは比較に成らないが、私の住んでいるところからは其程アクセスが良くない。 野沢温泉の近くにあるのだが、長野回りで行くか湯沢回りで行くか何方も走ったことのない道で迷ったが、今回は湯沢の辺りまで出て西に戻る感じのルートを選んでみた。 渋峠を超えて野沢温泉経由で回ろうかとも思ったが、15時までには幕営完了としたかったので、今回は少し短めで安易なルート設定と成った。

前日のソロキャンプツーリングで走行ペースや休憩のインターバル等は凡その予測がつくように成り、走り方やルート設定には自信が付いたので、想定外の悪路や強風、そして雨さえ無ければ気持よく何処へでも行ける気がしている。 

今回選んだのは規模の小さな粟ヶ岳県民休養地キャンプ場、キャンプ場の紹介サイトで知ったのだが、世間一般的に本日は平日なので空いているだろうと踏んで向かった。 というのも先に書いたが今回のサイトは規模が小さく、テントは20張りも出来ないだろう。 そして人混み嫌いな私、自然豊かな所へ癒されに行くのに、人で溢れている所に行くのは真っ平なので平日の今日を選んだのだ。

少し解ってきたのだが、大人数で来る人達やファミリーキャンパーは不便な所には来ない。 町から近くて、近くにスーパーマーケットなどがあり、引用可能な水道が来ていて綺麗な便所や風呂も完備、夜には暗闇が無いよう彼方此方に電灯がつくような所謂オートキャンプ場を選択する。 

ポットン便所しかなく夜は真っ暗、飲用水無しで近くの町まで30分以上というシチュエーションであれば、相当な物好きしか寄ってこない。 そのかわり夜は真っ暗闇に一人ぼっちとか、来てほしくない野生動物と遭遇という恐れもあるが、私は変わり者なのか後者が良いと感じる。

さてさて、西東京の自宅を出て走り慣れたR17を淡々と北上してきたのだが、群馬と新潟との境辺り、温泉街が現れる辺りから楽しい道となり、新潟に入ると俄然楽しい道へと変わってくる。 やはり新潟県の道は景色が良い。 

冬は嫌いなのだが雪で閉ざされるような地域のスノーシェッドなどは大好きで、あの構造体を見ているだけでワクワクしてくる。 人が作った物なのだが、こんな山奥に様々な苦労をして造られただろうし、今は自然の中に一体となっているのも技術者たちに感服する。 下に貼りつけたスノーシェッドは湯沢の辺りから津南の方面へと向かうR353なのだが、下から見上げた山間にのたうち回る少しヤレた幾つもの構造体が私の心を擽った。

私、変わり者なのかも知れませんがね。

そんなスノーシェッドを幾つか掻い潜り、野沢温泉方面へと暫く南西の方向に移動すると、目的地の竜ヶ窪に辿り着く。 町外れの農地の中にポツリと駐車場が有り、無人の寄付式駐車場が有るだけのシンプルさが良い。 これで竜ヶ窪饅頭とか売っていて、煩い客引きが連呼していたら即時退散だった。

如何だろう、手が付けられていない自然というのは人を寄せ付けない迫力があると思うのだが。 以前、黒部ダムへ行った際、よくもこんな山奥に人工のダムを作る気になったなと思ったが、やはり黒部ダムも厳冬期は人を寄せ付けない。 黒部ダムから流れる水は深い谷間に流れる姿がとても神聖な感じがしたが、ここ竜ヶ窪の水も神聖な感じがした。

季節が良かったのだろう、新緑の緑とエメラルドグリーンやダークグリーンの水がとても神秘的。 原生林ならではの不規則で力強い生命力を感じた。 現地から上記画像を家内に送ったら絵画のようだと返事が来た。 まさにそう思う。 

そして此処は弁当などを食べる場所が無いのが良かった。 この写真は奥まで進まないと撮れない場所。 そんな奥まで弁当を持って来てもベンチなど無いのだが、是非とも今のままで居て欲しい。 蛇足ながら、駐車場前に新し目の食堂があったのだが、営業していない感じだった。 当事者には申し訳ないが、それで良いと思う。 自然が美しい所は、そのままの姿を維持して欲しい。 苦労して山を登り、汗をかいて辿り着いた先に美しい景色が有ると感動は倍増する。 土産物屋が並ぶ駐車場に時間を掛けて並んで車を駐め、販売機で入場券を買って人工音声の流れる案内を聞いて楽しいだろうか。 価値観は人それぞれで良いと思うが私は駄目だ。

さて大いに癒やされたのだが、その後は特に立ち寄るところはなく山奥のキャンプ場に向かうだけ。 特に今回は敢えて何もないルートを選択したので、平日というのもあり、殆ど混むこともなく順調に距離を稼げた。 それはそれで良いのだが、余りにも人が住んでいないルートを選んだ事によって今回も買い物に少し苦労した。 あまりに何もない所ばかり走っていると不安が頂点に達した所で神の助け、道の駅に辿り着いた。 近くに何もなければ此処で調達しようという気分で検索したのだが、幸いにして栃尾揚げで有名な町が少し遠回りした所に有って助かった。 ビールが冷たいままではキャンプ場に到着しなかったが、品揃えは豊富だったので良しとしよう。

キャンプ場で飲むビールは格別だ。 500ccなんてあっという間。 近くを流れる川の音と鳥が囀る中、先程のスーパーで購入した肴を摘みながら3本ぐらい呑んで良い気分。 浄化槽の音も聞こえるが、それはそれ。 このGW、そんな生活をしていたので確実に太ってしまった。 友人は私のテントは大きすぎるというが、確かに大人二人が余裕で寝られるサイズなので小さくはない。 その代わり前室が有って、寒ければキャノピーを畳んで此処で料理もできる。 勿論、荷物も置けるし、暑ければキャノピーの下で胡座椅子にどっしりと座ってリラックスできる。

確かに、テントを収納すると大きなホムセン箱がイッパイに成ってしまうのは痛い。 倍以上の予算が組めればキャンパルジャパンのステイシーネストという軽くて小さく収納できる高級品が有るが、残念ながらこれが予算の限界だった。 やはりバイクでのキャンプは、如何にモノを少なく小さくするかがポイント。 強者は私がホムセン箱の上に積んでいるフィールドシートバッグだけでキャンプ用品一式と着替えさえも詰め込んでしまうという。

確かに山岳用のキャンプ用品で揃えると驚くほどコンパクトで軽くなるが、その分価格はうんと高くなる。 何処を落とし所にするかは財力次第。 熱しやすく冷めやすい私は初期投資には慎重、だが、結局二度買いして浪費するといういつものパターンな気がする。

と、大幅に話がそれてしまうほど、この晩も高原の夜を芋焼酎のお湯割りを戴きながら過ごした。 此処の星空は見事で、写真も撮ってみたのだがビギナーズラックはなく撃沈。 降り注ぐような星空は美しかった。 ただ、喧しいオッサン達が大きな音で音楽を鳴らし、煌々と大光量ランタンを灯していたので控えて戴けないかと懇願。 渋々了解してくれたのだが、私が立ち去って暫くして「俺は星空なんてどうでも良いんだ」と私に聞こえるように呟いたのでカチンと来たが、我慢してくれることに感謝することにした。

漸く静かになった所で常設のベンチに仰向けになり、流れ星でも見れないかなと少し粘ったが、残念ながらコウモリがパタパタと音もなく羽虫を求めて夜空を飛び交うだけ。 此処の水は隣に水源の池が有るだけあっておいしい水を堪能できた。 尤も、私はお湯割りや水割りのおいしい水だったが。

肴も底をつき、良い感じで睡魔が襲ってきたので早々に就寝。 些か飲み過ぎたため真夜中に用を足しにテントから外に出たが、とても綺麗な星空を肴に再び呑みたく成ったが此処はグッと我慢。 此の時間に呑むと翌朝に残ってしまうので。 

さて翌朝もいつも通りの3時半起床。 夜遅くまで結局騒いでいたオッサン達を朝食の準備音で起こしてやろうかとも思ったが、その連れの少し若めの女性が起きてきて、爽やかな挨拶と世間話をしたことで気分が良くなり、私の出来る限りの静寂さを保って朝食を戴いた。 まぁイツモの豚バラ肉と野菜入りの塩焼きそばなのだが。

 

■5/3 粟ヶ岳県民休養地キャンプ場からR290にて強風の阿賀野、R49で西会津、R400で会津田島、那須塩原 8時間 370km 

GW4日目。 5/4は残念ながら天候が荒れるというので仕方なく帰宅ルート。 今年のゴールデンウィークは私に連泊をさせてくれない。 しかし見方を変えれば、天候の美味しいところと美味しい地域を選んでツーリングという贅沢な走り方かも知れない。

此処の朝は山からの湿気で結露が激しかった。 御覧のようにテントもバイクも豪雨の後のようにズブ濡れだ。 まだ日が昇るまでは時間が有る、自然乾燥は望めない。 撤収すると濡れたままのテントを仕舞うことになるが仕方ない。 

濡れたテントの撤収に思いの外に時間をとられ、結局キャンプ場を出発したのは7時前。 大和ステンレスマフラーの美しい音で寝ているオッサンを起こすのも申し訳ないので、始動後は直ぐに移動。 キャンプ場から下って直ぐのところにある水源地で暫し暖機運転。 此処の景色も竜ヶ窪に負けず劣らず美しく、エンジンが暖まって暫くした後も景色を眺めていた。

今回お世話になった粟ヶ岳県民休養地キャンプ場、利用料は無料で申し込みも連絡も不要。 しかもゴミの捨場さえ有り、水洗トイレ完備で水も美味しいという最高の環境。 バイクの乗り入れも可能だし、サイトが狭いのと町が遠い以外に悪いところ無し。 此処はまたリピートしたいところに決定。 但し、何度も言うが連休の谷間だったから空いていただけなのかもしれない。 もし利用しようかと思った方は、ルールを守り今の利用方法が継続されるようにして戴きたい。

帰路は来た道を戻るだけでは面白く無いので、更に少し北上して磐越道沿いの一般道を辿ることにした。 R290は何の変哲もない地方の3桁国道だが、阿賀野川に近づくと盆地特有の吹きさらしに泣かされた。 遮るものが何もない農地の中を走るのだが、とてつもない強風で真っすぐ走れない。 正面の風は時速40キロは有っただろうか、制限速度でも首が風圧で辛い。 そんな風を横から受けたらキャンプ道具満載なので一溜まりもない。 転倒しないように耐えるので必死だった。

その辺りから西会津まではゴールデンウィーク中日というのもあり、観光客で昨日とは全く違う様相。 サンデードライバーの遅くて危ない運転に苛々しながら、危険分子をパスしながら極力自分のペースで走った。

そして西会津からは大好きな只見線沿線の道を選択。 幾つものスノーシェッドにワクワクしながら、人家どころか電線さえも少ない道をトコトコと走った。

こんな地域に鉄道が有ることが奇跡的。 このあたりの道は冬場は通行止めになるのだが、只見線だけは真冬でも走っている。 この辺りの唯一の交通手段と成る。 グーグルの画像検索で只見線と検索すると、鉄道ファンならずとも心が和らぐ画像が多々見つかるのではないだろうか。

只見線沿線は冬の顔と夏の顔、春の顔と秋の顔、四季折々の顔を見せてくれるので、いつ行っても心が洗われる。 そんな過酷な気候の地域なので、流石に只見線の劣化は著しく、単線のコンクリート鉄橋は彼方此方で爆裂が起きていて存続が随分と怪しい状況だった。 赤字路線なので資金の投入は厳しいと思うが、是非ともこの光景は今後も維持して頂きたい。

そんな只見線沿線を過ぎると再び走り慣れた南会津への道となるのだが、途中で菜の花に覆われた場所があったので何も考えず進入。 こんな細い道で荷物満載、しかも砂利道。 これがオフロードバイクならなんて事のない道なのだが、Uターンでは少し肝を冷やした。 もって素晴らしい菜の花畑が有ったのだが、其処は観光客が湧いていたのでスルー。 少し地味なところでの画像と成った。

 

■5/5 吹割の滝、金精峠経由でシルクバレーキャンプ場へ 8時間 330キロ

GW 5日目。 2016年のGW、残念ながら5/4は天候が崩れると言うことから、再び自宅にて一旦待機し、5/5,6とソロキャンプツーリング。 赤城山へ向かって国道17号を北上していると、とある交差点でカラスが信号守って横断歩道を渡る姿にホッコリ。 これはYouTubeに上げた動画のオープニングに入れたので興味があれば御覧頂ければと。

そんなシチュエーションから始まる今回のキャンプツーリング、

それはそうと、やはり今回も道中の新緑が美しかった。 新芽の黄緑色が若々しい感じで、とても癒やされた。 特に赤城山の東側はマイナーなので比較的交通量も少なめでオススメできる。

私としては珍しく、次は吹割の滝という景勝地へと向かった。

金精峠への道程に有るのは以前から知っては居たが、あまりにメジャーな景勝地故に観光客がウジャウジャ。 下品な大声で話をする日本が嫌いなはずの某国の人達も大挙して訪れているので益々最近は足が向かなかったのだが、一生に一度くらいは見ておくべきだろうと心して向かった。

やはり思った通り好きになれない人種が大勢来ていたが、足早に歩きまわって人が写らないようにパチリ。 人の大きさと滝の大きさを比較して貰えればスケール感が解ると思う。 天気もよく、中々見応えはあった。

 

なんでも此処は日本のナイヤガラとの事だが、本物とは似ても似つかぬショボさ。 富士山のように何度行っても飽きないとまでは言わないが、日本の滝としては美しいと思うので1度見ておいて損はないかと。

ところで吹割の滝がある金精峠へと続く道はとてもメジャー。 特にこのゴールデンウィーク直前に冬の規制解除ということで、もしかしたら雪の壁が拝めるかと期待したが、残念ながら残雪が少し有るだけ。 ライダーにとっては寒さだけは身を持って感じられたが。

金精峠を過ぎると日光・中禅寺湖。 此処はもう説明の必要もない所だろう。 もう察していると思うが、観光地化され過ぎでいて立ち寄る気にも成らないのでアッサリ通過。 戦場ヶ原あたりの風景は幼いころ見た風景と変わりがないのが唯一安堵したが。

其処からは鬼怒川温泉、川治温泉と温泉街と渓谷を抜け五十里湖へ。 この湖は小さい島々が点々と有り、見ていて私は飽きない。 しかし国道121号は何度も通って南会津まで走っているので目新しい物は無いが、やはり新緑は美しかった。 5月はツーリングにベストなのかもしれない。

そして初となる国道352号、秘境奥只見へと続く道だが、本当の秘境、洗い越しが有るのは奥只見湖あたりのみ。 それでも私の走ったあたりも清流が間近に見られて中々良かった。 ただ、少し時間が無くなってしまい駐めてまでは見ていない。 キャンプ場の受付を16時までには済ませたかったのだが、食材の購入する場所を逸してしまい、15キロほど離れた所まで買い出しに行ったのが誤算だった。

特筆すべきは、シルクバレーキャンプ場の近くにある木賊温泉。 此処は24時間営業で混浴の岩風呂、是非とも行くべき。 女性の深夜は避けたほうがよいかも知れない、オッサンばかりなので。 そうでなくともオッサンばかりかも知れないが。

シルクバレーキャンプ場は予約はいらない有料キャンプ場、ここはライダーに優しいと有名なので一度行っておこうと思っていた所。 私はどちらかと言うと、知らない人たちと現地で仲良く成って楽しく騒ぐよりも、本当に気の合いそうな人と、静かに酒を酌み交わすのが好き。

あまり酒に強くないので長い時間は呑めないので短期決戦のスプリント型。 これは車のレースと一緒で長丁場は体力が持たない。 そんなことから、皆さんが集まってワイワイとやっている輪には入らず、自分のテントのキャノピーの下で星空を眺めていた。

なんと12時過ぎどころか1時過ぎまで焚き火をしながら呑んでいたのには吃驚。 私が用を足しに行った時間なので知っているのだが、朝起きた3時半には流石に誰も居なかった。 しかし4時頃にもキャンプ場から24時間営業の木賊温泉に出かける人はポツリポツリ。 木賊温泉目当ての人とキャンパー同士の触れ合いを求めて来ている人が大多数なのだろうか。

このキャンプ場、悪くはないが私にピッタリという感じではなかった。

■5/6、シルクバレーキャンプ場からの帰路 7時間 300キロ

GW6日目。 来た道を真っ直ぐ帰るのは癪にさわるが、R252とR352はともに魚沼市方面への道は冬季解除がされていないと聞いたので諦めたが、後から調べたら通過できたらしい。 ヤフーのナビでは通行禁止と出ていてルートが選べなかったのだが、それならば走ったことのないR352を西へ行きたかった。

あまり一般的な道は走りたくなかったので、広域農道などを選びながら天邪鬼な一般道ルートで帰ってきた。

 

■5/7 西名栗林道、中津川林道往復、御岳山林道 8時間 280キロ

GW7日目 バイク三昧のゴールデンウィークも終盤、トライアルタイヤを履いたセローで冬季通行止めの解除がなされたばかりの中津川林道へと向かった。 私はオフロードバイクを入手して以来、毎年、中津川林道は通行止が解除されたゴールデンウィークに走ることにしている。

やはり此処も新緑がとても美しく、空気が美味しい。 私と同様にゴールデンウィークは中津川林道と決めているオフ車乗りが多々居るようで、何台ものオフ車と会ったが、中にはビッグスクーターやGB500などというロードモデルも走っているので度肝を抜かれる。

 

■5/14・15、つまごいパノラマライン、戸隠バードライン、大望峠、白沢洞門、白馬グリーンスポーツの森キャンプ場 8時間300キロ

このソロキャンプツーリングは行きたい所を多々詰め込んだので、往路は僅か300キロだが8時間も掛かってしまった。 全行程は落書帳に記載、下記の通り。

東京の自宅から国道17号、高崎から一瞬だけ国道18号経由で国道406号
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榛名山の南山麓を辿って倉渕町から県道54号にて二度上峠
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二度上峠から残念ながら天辺の見えない浅間山を見つつ北軽井沢へ
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国道146号(日本ロマンチック街道)を横切って県道235号
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小洒落た北軽井沢のペンションなどを見ながら鬼押ハイウェーを横断
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北軽井沢嬬恋ゴルフコースを左折し、つまごいパノラマライン(一押)

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つまごいパノラマラインの南側ルートから国道144号(長野街道)
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菅平口交差点を右折して国道406号(大笹街道)にて菅平へ
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菅平からは大型車の走れない県道34号を走って長野市内へ
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長野県庁前から県道37号、長野西高校横の狭隘道路から御嶽山神社
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市道大座法師池西高線の七曲りを走らされて戸隠バードラインへ
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たんぼ蕎麦店にて昼食

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戸隠バードラインの県道506号から県道76号、戸隠神社前郵便局通過
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曲がるべき三叉路を行き過ぎてUターン
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県道36号で大望峠へ(オススメ)

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大望峠から鬼無里、国道406号を白馬方面へ進み白沢洞門(オススメ)

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白馬から八方尾根スキー場経由で黒菱駐車場へ行く筈が夏迄通行止
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仕方ないのでザ・ビック白馬店にて食料買出し(品揃え豊富)
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白馬グリーンスポーツの森キャンプ場にて一泊(オススメ)

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国道148号(糸魚川街道)から鷹狩山展望台(天気良ければオススメ)
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幅2メートルを超える車両通行止の県道55号経由で差切峡

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国道403号にて聖高原駅前を通過し県道12号経由で国道143号
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上田市から退屈な国道18号で軽井沢、碓氷バイパス
 ↓
その後は更に退屈な一般道で西東京の自宅まで

全行程いつものように一般道で580キロ。 頑張れば日帰りコースかと。

 

■5/29 西名栗林道、中津川林道、林道相木川上線、小海、ぶどう峠、志賀坂トンネル 9時間 380キロ

ふとロングな林道を走りたく成り、中津川林道と林道相木川上線を繋いで走ってきた。 両方合わせて60キロほど。 こんなにものロングダートは初めてかもしれない。 偶々運よく走れたのだが、小海側の林道相木川上線にはゲートがないのは意外だった。

6月からは大弛峠への川上牧丘林道も走れるので、お腹いっぱいコースが走破できる、かも。

と、その前に好奇心から脇道に逸れたのだが、良い感じで進んでいくと小規模な崖崩れ。 歩いて見る限りでは路面もシッカリしていて用心深く行けば通過できそうだったが、もしもバランスを崩して谷側に倒れたら100メートルは有る谷底。 只では済まないので、此の日は単独というのも有り素直に引き返した。

此の先が何処に繋がっているのか興味が有るので、いつか何人かで訪れてみたいと思う。

定番の中津川林道終点の三国峠。 ここから長野県である。 東京から一番近い長野県ではないだろうか。

此処からは初めて走った林道相木川上線。 こんなにも走りやすい林道は久しぶり。 絶対に誰にもあわないと思っていたのに、オフ車乗りが河原でビール呑んでいたのには驚いた。 彼は此処で呑んで昼寝してから帰るらしい。 

でも、そのオフ車乗りに色々と有益な林道情報を教えてもらった。 感謝感謝。 

藤の花はよく見るが、桐の花は珍しい。

反対側はこのようにゲートなし。 こんなロングダートが有る長野はバイク乗りには堪らない。 良いツーリングルートも沢山あるし。

 

 雑記

なんと、まだ購入して10ヶ月なのにW800は2度めのタイヤ交換と成った。 荷物満載で走ると磨り減るのが速いな。 今回は珍しくブリヂストンのバトラックス、BT45を購入。 一般道しか走らないので、敢えてHレンジを選択。 リヤタイヤはワンサイズ細い120/80-18としてコストを大幅に抑えた。 どうせタイヤの端まで使わないし。

 

 今月の整備記録

   消耗品交換パーツリスト(エクセルデータ)
    http://enthusiast.eos111.com/ELISE phase1 PartsList.xls
セロー  
オイル交換 15,000km タクマイン 匠
   
W800
前後タイヤ交換 16,500km ブリヂストン BT45

■ ベストラップタイムの記録
筑波サーキット
 コース2000
1分6秒683(2002.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改

1分3秒599(2015.01 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 AD08R
 ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
 GTウイング

筑波サーキット
 コース1000 
41秒709(2002.05 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
 
日光サーキット 44秒129(2001.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
 
富士スピードウェイ
 旧コース
1分55秒28(2002.04 ロードスターNA8Cでの非公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改 ※手計測データ

1分50秒772(2003.02 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 

富士スピードウェイ
 レーシングコース
2分02秒674(2015.05 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 AD08R
 ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
 GTウイング
富士スピードウェイ
 ショートコース 
33秒6(2004.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

33秒706(2006.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
 

ツインリンクもてぎ
 フルコース
2分16秒479(2004.11 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
ツインリンクもてぎ
 東コース
1分52秒006(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録 ウェット)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
エビスサーキット
 東コース
1分09秒228(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 RE−01
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
袖ケ浦
 フォレスト
 レースウェイ
1分13秒482(2014.12 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 AD08R
 ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
 GTウイング
鈴鹿サーキット
 フルコース
2分34秒157(2010.12 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD08
 フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
スポーツランド菅生 1分44秒200(2011.07 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD08
 フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー

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