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2014.10



どうしてもコーナーのイン側に頭を傾けてしまう

 2014 111Cup Rd.4筑波サーキット

レース直前にもう一度ダンパーの減衰ノッチを確認した。
駄目だ、やはり動いている。

実は今年の初めからなのだが、ダンパーのノッチを左右両方とも同じ段数に合わせて走っても走行後に左右の段数が異なることが発覚。

初めのうちは「そんな事があるかよ」と思っていたが、サーキットを走って自宅に帰り、次のサーキットでダンパーの減衰を確認すると必ずリヤの左右減衰ノッチが異なっていた。

私が用を足している時に誰かがイタズラしている? 
いや、幾ら何でもそれは無い。

前回のダンパーオーバーホールは何時だったか思い出せないほど時間が経っている。 調べてみると2012年の4月だった。 2年前か。 まだもう1年は頑張って欲しいな。

というか、ダンパーのセッティングが左右で異なっていても、その違いに気づかない私ってどうなんだろう。 などと呑気に考えていたが、レース前の練習走行では余りにテールハッピーで全くテイムが出ない。 これはダンパーだろう。

もうレースまで時間がないのでダンパーをオーバーホールに出す時間がない。 そもそも出したとしてもセッティングをしている時間がない。 ではどうするか。 

せめてタイヤを新品にしよう。

いつもお世話に成っている板橋のイウラさんに無理を言ってレース直前にフレッシュタイヤを用意して頂いた。 そのタイヤは温存してレース前の最終調整のため筑波へ。

前兆は感じていたが、この日は明らかにオカシイと感じた。 実はその前から異音がしていたのだが、フロントのローターを外してハブベアリングのチェックをしてもゴリゴリするような感触は感じられなかった。

それがサーキット走行をすると右コーナーで明らかに異音とジャダーが出た。 これでは駄目なので早々に切り上げて主治医ダビデの元へ。 幸いにして左フロントのアップライトは予備を持っているので、それに新規にベアリングとハブプレート組み込んで貰った。

外したハブはご覧のとおり。

ここまでガタガタに成ってしまっているとは思わなかった。 今まではローターを外してハブプレートを素手で回すと大抵は不具合を事前に発見できていたのだが、スプリッターを付けると此処まで劣化が進行するとは想定外だ。

フロントのハブベアリングは今年の開幕戦前に交換しており、使用は1年未満なのだ。 いつもなら最低でも1年半は使用できていたのだ。

それでもレース前に発見できて良かった。

ということで、乗り前輪左のハブベアリングのガタは当日までに何とか交換して臨んだ第4戦。 前日はいつも寝られないまま当日を迎えるパターンだったが、今回は夕方前から自宅で飲酒。
18時半には気持ちよく酔ってベッドにて熟睡。

但し、23時半に目が覚めてしまうという結局良くないパターン。 もう数時間寝ておきたいのだが、頭のなかは決勝スタートのイメトレなどしたくもないのが勝手に再生されて心臓がバクバク。

おいおい、ベッドの中で妄想しただけで動悸が起きてどうするよ。 と、自分に問いかけて違うシチュエーションの妄想を試みたところ、最終コーナーでスポンジバリヤに刺さった昔を思い出したりと嫌な想定しか脳裏に浮かばない。

これでは精神的に参ってしまうので仕方なくパソコンを起動。 筑波の過去ベスト動画などを暫し見ていたが、いつもなら排気音を聞いていると確実に睡魔が襲ってくるのに、この日に限って睡魔が襲ってこない。

もう一度ベッドに戻って脳内シュミレーション。
何度も繰り返していたら飽きてしまったので結局起床。

ユックリと準備をして2時半に自宅を出た。 一つ目の信号でメガネの曇りが気になり磨いていたらレンズがポロッ。 そして信号は青。 右目のレンズは厄介なことにシートの下に落下。 仕方ないので左目だけのメガネで車を駐められそうなところを探す。

いつも持ち歩いている7つ道具入れからマグライトを取り出し、外れてしまったレンズを救出。 ネジが緩んだだけと思い込んでいたが、よく見るとネジが破断している。 精密ドライバーは自宅に有るが、今から戻るのは億劫だし、精密ドライバーが有ったとしても、フレームに残された極小ボルトを撤去するのは至難の業。

仕方ないので度付きサングラスに変更したが、こんな深夜にサングラスなど愚の骨頂。 眩しくないのに深夜にサングラスで運転という、なんともマヌケないでたちで走って来たが、暗闇でサングラスは無いわ。

唯でさえ乱視の鳥目なのに、サングラス着用では暗くて余計に見えない。 そんなことから何時にも増して細心の注意を払いつつ、何とか筑波サーキットに到着。

時刻は3時45分。 まだ空は真っ暗だが星がとても綺麗だ。
私の住んでいる地域と比べると数倍は星が見える。

それにしても寒い。
体感的には15度あたりか。

此処に来る直前に購入したコンビニ牛丼を外で優雅に食しようと思っていたが、これほどまでに寒いとは思っても見なかった。 結局エリーゼの中で食べることに。

眠くはないが少し仮眠を取ろう。 此処は富士スピードウェイや袖森とは違って警備員が居るので怖くない。 動物も居無さそうだし。

少しウトウトしたが、1時間ほどすると聞き覚えのある排気音。 ははーん、33号車が来たな。 奴は私の直後に車を駐めて出てきた。

73「おはようございます」
33「おはようございます」
33「相変わらず早いね」
73「お互いにね」

少し東の空が明るくなっていた。


・予選

心配していた天気は超晴男の某氏が来てくれたお陰で快晴。 気温もそこそこ低かったが、太陽が上がるに連れて気温も上昇。 さて、ではタイヤの冷間温度はどうするか。

予選なので多少上がっても良い。 それよりも新品タイヤを早期に臨戦態勢としなければならない。
いつもの先頭でコースイン。

1周目からガンガン行く。 が、2周めに入ろうとした時にもコースインしている車両が未だ居た。 さすがフルグリッド。 これではクリアラップは困難を極めそうだ。 常に全開が私のポリシーだが今日ばかりは少し考えるべきだった。

焦り始めた頃に漸く4秒4。

この程度出ていれば御の字ということでコースから退出。 というのも、先日交換したハブベアリングに不具合が生じているのか、右コーナーでトラクションをかけると振動と異音がするのだ。 

決勝まで持ってくれよ。

 

 

・決勝

開幕戦よりも路面改修された後なのに、私はタイムが上がらなかった。 今回の改修は私には向いていないようだ。 仲間内でもタイムが上がった連中と私と同様のタイプにわかれた。

と、四の五の言っても始まらない。 今の状況でベストを尽くすこととベアリングの不具合状況確認に専念しよう。

例によってシグナル消灯スタートは駄目だった。 ここで53号車に抜かれたが、スタートが抜群に上手い53号車は44号車もS字で料理。

何とか前を走る2台に食らいつきたかったが、その差は徐々に拡大。 コーナーを頑張ると異音が大きくなり振動も増す。

一方、後ろにいる33号車も今回は不具合があり、私との間隔は開く一方。 そんな状況で7/15周を終了。 同じクラス2位を走る33号車に少しアドバンテージを稼げたのでペースダウン。 

あとは特に何も起きずに淡々走ってチェッカーフラッグ。

 



・リヤのハブベアリング

決勝終了後、やはり酷い音がしているのを確認したので、帰路は高速道路を使用せずに時間を掛けて一般道を走って帰宅。

後日、外して確認した所、前輪とほぼ同等の壊れ方をしていた。

なぜ前後とも同時期に壊れるのか。 まさか前後同時とは思わないのでレースに望んでしまったが、トラブルの元となる可能性も孕んでいることから、何か不具合が大きくなるような兆候が現れたらリタイヤするつもりだった。

外したベアリングとプレートはご覧の状態。

センターナットを外した瞬間からガタガタなのを確認。 センターナットが閉まっていると、ガタは発見できないようだ。 これが不具合発覚を遅延させる元凶だ。 次回からは面倒でもセンターナットを緩めてベアリングの状況を確認しようと思う。

ところで外したプレート、その軸には溝跡があり、更にその外側はベアリングの内側と接触せずに自由な状態となっていた。 一方ベアリングはグリスがなくなりガタガタ。 いや、ガタガタという表現ではぬるいな、叩かれでボロボロな状態だった。

今回、半年で不具合が起きたことを鑑み、来期からは年に2回の点検を行うことにしよう。

 雑記

・15万キロ

2002年の7月に購入してから12年が過ぎた。 そのとき3000キロしか走行していなかった私の愛車が15万キロに達した。 エリーゼに於けるオルタネーターの交換回数は恥ずかしながら恐らく世界一と自負しているが、エンジン5基目は尋常では無いと思う。

このような使用勝手では一般的なのだろうか。 何れのエンジンも完全ブローは無く、3〜4万キロで冷却水にオイルが混じってしまうか、オイル消費が甚だしくなり、30分のサーキット走行で500ccのオイル補給になってしまい、エンジンを積替えをしてきた。

衝撃的画像

炎上後の悲惨なエリーゼ

そういえば一度だけ、オイルエレメントのサンドイッチブロックが折損して一気にエンジンオイルが抜けて炎上し、親メタルが囓られてしまった事が有ったか。 ブローでは無かったがダメージは相当なものだった。 あれからもう11年...。

このような試練を幾度と無く乗り越えてきたからか、今までこんなに一台の車を愛でたことはない。 5年後には20万キロの報告ができるだろうか。

 

・車重

貴兄はご自分の愛車重量を測ったことは有るだろうか。

筑波サーキットのガソリンスタンド奥に車検場が有るのだが、スポーツ走行を終えた後に仲間達と連れ添って数台の車重を測って戴いた。 私のはガソリン残量18リッターで760キロ。 シリーズ1のスタンダードが幌トップで735キロ。 ハードトップ付のシリーズ2VVC車両(エアコン撤去、ガソリン10リッター未満)が780キロ程度だったと思う。

スタンダードは流石の最軽量。 私のは11キロある純正ハードトップと数々の空力付加物で肥えてしまった感があるが、それでもシリーズ2よりは20キロ程度軽いようだ。 また機会があれば仲間達とともに計測してみようと思う。

因みに私は昨年夏に過去最重量の70キロまで達したのだが、週のウチ数日は7キロを自らの足で走ることにしたのを1年続けたら10キロ軽くなって60キロ。 私が乗った状態でレーシングスーツは着ていたが820キロと表示されていたから、走行後で1キロは水分が失われていたと思う。

 

・オーディオ不調

バッテリーをACデルコに交換した。 アトラスという格安バッテリーを購入して装着していたのだが、イグニッションをオンにした時の電圧が12.1Vにしか成らず劣化が激しすぎる。 どうしても好きになれなくて交換することに。 

しかしACデルコもイグニッションをオンにしなければ12.8Vは確実に有るのだが、車に装着してイグニッションをオンにすると12.2V程度にしか電圧計の数値は上がらない。 私の車、また電気系に不具合を抱えているのだろうか。

などと心配していたらオーディオが不動。 バッテリー交換でオーディオ不調とはどういうことか。 面倒だが一つ一つテスターをあてて確認する他に手段はない。 新鮮な12Vを与えても動作しないのであればデッキ終了。

幸いなことに先程外したアトラスバッテリーが有るので電源を直結。 しかし動作せず。 これはデッキが壊れたな。 と、思いつつ、バッテリー交換の際にヒューズでも飛んだのではと思い、配線図と見比べながらテスターをあてまくり。

どこもかしこも導通有り、標準抵抗。 これは参ったな。 通販でCDなしの一番安いデッキを購入するか。

最後の悪足掻きでメインカプラーを一旦抜いて軽く挿し直したら、CDを輩出するモーター音。 あれれ、コイツ動くじゃないか。 

再びテスターを当てまくって原因を探るが、どうやらメインカプラーの接触不良っぽい。 何度か接続位置をアレコレと変えていたら、ある位置のみ正常動作することを発見。 根本的な解決ではないが、その状態でソオっと装着し、恐る恐るイグニッションオン。

よし、問題なし。

と思ったが、今度はホーンが鳴らなくなった。 こんなに矢継ぎ早に不具合の集中攻撃は勘弁していただきたい。 精神的に参ってしまう。

大きく肩で溜息を付いてから調査再開。 テスターで導通を確認していくとステアリングボスとボディアースが絶縁状態であることが解った。 これはコラム裏のプレートが摩耗したかと思ったが、ボスの所に付いている配線がブラブラしている。

コイツが原因か。

手で嵌めてみたがガバガバですぐに抜けてしまう。 となれば少しプライヤーでギャップを締めてやれば当面は問題ないはず。 少し締めた端子をボスに接続。 可成りの手応えでカッチリと刺さったのでしばらくは問題ないだろう。

オーディオとホーンの修理で5時間近く費やしてしまった。

 

・2002年型セロー225購入

元エリーゼ乗りの方から安く譲って頂いたのだが、放置されていたようで彼方此方の状況はお世辞にも良いとはいえない。 だから一桁万円で譲って貰えたとも言えるが。

新横浜から夜の高速道路を自走してみたが、私にはパワーが無くて鈍足すぎるという程ではなく、高速道路でも80キロ巡航ならば何も起きない。 ネットではパワーがなく振動も多くて高速道路ではふらつくので乗れないという書き込みを多く見たが、私が鈍感なのだろうか。 

それよりもタタタッという単気筒の鼓動が心地よい。 ライトが比較的明るいのも嬉しい。 しかし、信号待ちでオイルが焼ける匂いと共に、股下から僅かに煙が上った。

帰宅してヘッドを見るとオイルがベッタリ。 場所的にはエキゾースト側のタペットクリアランス調整蓋が装着されている下部辺りが特に酷いのでこの辺だろうか。

一晩経ってシートを見てみるとシミが斑に有って、とても酷い状態。 YAMAHAの文字も黒ずんでする。

キャリアの下のリヤフェンダーも酷い有様だが、水とセーム皮では全く汚れが落ちない。 中性洗剤を試みたものの、此方も劇的な効果はなし。

しかし、このままでは萎えてしまうので私流の方法で処置。 クレンザーでシートの表皮を一皮剥くつもりで擦ってみたのだが、見違えるように綺麗になった。 リヤフェンダーは水垢取りワックスを懇切丁寧に何度も繰り返し使用し、アルミのくすみはピカールを使用した。

如何だろうか。 ここまでに1時間半掛かったが、此れなら恥ずかしくはないかと。 やはりオフ車と言えどもエリーゼよりも1年若いのだから、走るステージが違う事からエリーゼと同等にとは言わないが、ある程度の輝きは欲しいではないか。

 

しかし酷い所はマダマダこれから。

レバーが曲がっているのは許せないのでヤマハに速攻で発注。 そして、このような放置状態からしてオイル管理とエアクリーナーも酷い状態が想定されるため、レバーとともに発注。

なんと嬉しい事に土曜の午後に注文したにもかかわらず、翌日の朝10時にはYSPから報告が来るという迅速さ。 凄いぞYSP西東京。

シートの清掃に時間を費やしたが、次はフロントウインカーの位置調整。

こうなっていないと気持ち悪いと思うのだが。

次はレバー類。

クラッチレバーの交換のついでに、少し小技投入。 ニュートラルでないとセルモーターが回らない仕組みに成っているのだが、クラッチのスイッチとサイドスタンドの配線をカットして結線させることで、いつでもセルモーターをまわせるようにする。

両足を着いていないと姿勢を保持できない状態でニュートラルにギヤを入れなおすのが困難な場合が荒れた道では多々遭遇するのだが、そんなときにクラッチ握ってセルを回して再始動出来れば難なくクリアできる場面というのは意外と有るのだ。

 

 

配線をカットして撚り合わせた後にハンダ付けし、更に電工ペンチで圧着。 更にその後はシールブラックで防水絶縁加工。 nomuさんあたりに見られたら鼻で笑われる素人丸出しのハンダ付けはご容赦を。 

レバーを交換する序にワイヤーインジェクターでクラッチケーブルに注油。 このアイテムは私が学生の時から30年以上使用している骨董品。 そしてレバーの可動部にはグリスを塗って装着。 

如何だろうか、全体的に少しは見られるようになったと思うのだが。

さて、それではオイル交換とエアクリーナーの交換をしよう。 と、その前に燃料補給の際に一々鬱陶しいキー差込みをしないで済むようロック装置を撤去してしまおう。

ヤマハのタンクキャップはコイツらを外して組み直せば終了。 なのだが...

此方はエンジンオイルのドレンボルトと内部のストレーナー。 こんな茶こしで意味があるのだろうか。

オイルはドロッとした汚いのが出てきた。 やはりメンテは疎かに成っていたようだ。

オイルフィルターも茶こしタイプ。 これでは微粒子はキャッチできないと思うので、何か上手く流用できる物があれば交換してしまいたい。 見辛いとは思うが結構な量の金属カスが堆積していた。

次は恐ろしい状況と成っていたエアクリーナーの交換。

思った通り、スポンジが劣化しており少し手で触るだけでボロボロと脆く崩れる有り様だった。 このスポンジカスを吸ったらキャブレターだけでなくエンジンなど一溜まりもない。 

いつものツインエアを塗布。 全体的に黄緑色になったところで装着。

なのだが、クリーナーボックスの中も酷かった。 余りに酷いので先に少し清掃してしまったほど。

さて、約10,900kmでフィルターとともにオイル交換とエアクリーナーも交換出来た。 此処までで作業開始の9時から14時ということで5時間。 途中で昼食タイムを挟んでいるので実質4時間半。 

燃料タンクのキャップを加工した際、仮装着でタンク内にパーツを落下させてしまい、それの救出に20分程度掛かってしまったのが痛かった。

本当はAIシステムもキャンセルしてしまおうと思っていたのだが、如何せん時間がない。 キャンセルするには幾つかの加工が必要になるので、事前にもう少し調べて用意してから手を付けようと思う。

さて燃料キャップ、実は仮付けした際にボルトを付け忘れるという愚かなミスを犯し、キャップのパーツを丸ごとタンク内に落下してしまったのだ。 大凡のパーツは四苦八苦して何とか取り出したのだが、ワッシャーが一つ取れないまま残置と成ってしまった。 

あまりタンク内を掻き回すと傷がついて錆の原因となるし、ガソリン満タンなので諦めた。 ガソリン残量が少なくなった時にタンクを撤去して取り出そうとは思っている。 小さなワッシャーなのでタンク内が擦れて傷だらけに成ることは無いと思うが。

だが、まだ大きな問題がある。 それは何処からか不明だが、煙が出るほどのオイル漏れ。

清掃した後での写真なので解り辛いが、少しエンジンを始動させておくだけで、このあたりがベットリと濡れてくるのだ。 このオイルは少し走るとソコソコの量が出てエキマニにも掛かり、焼けて煙が発生するようだ。 多少のオイル滲みであれば許せるが、これはどうしても許せない。

ネットで調べてみると、セロー225は排気バルブクリアランス調整のカバーパッキンからのオイル漏れは定番のウイークポイントだという事は解ったのだが、どうもその辺りからは漏れている形跡がないように思う。 

ヘッドにクラックが入っていて、其処から漏れているような気がしてならない。 杞憂に終わればよいのだが。

はやくコイツを完調にしてトコトコとトレッキングに出かけたい。 オフロードの走行は難しくて全く恥ずかしいような走りしか出来ないのだが、コイツは兎に角足つき性が良く、私だと両膝が曲がるほどに足がつくので2輪+2足が可能になったので、余程のことがない限り低速では転ばないだろう。

しかし以前乗っていたME06と比べると足回りはプアだ。 バネ下重量が重いのか、路面の僅かな段差でもバタバタして収束が悪く乗り心地も良くない。 私のセローはリヤダンパーが1ウェイの24段なのだが、今は中段の12段にセットしてある。 

鈍感な私でも解るほど動きが良くないので、もう少し緩めてみようと思う。 しかし、この鈍重さはもしかしたら重量なのかもしれない。 ME06と同等の重量というが、明らかにセローのほうが重く感じる。 スインクアームがスチールというのが致命的か。 念の為に友人宅に押しかけてリンクにグリスアップをしたが大した変化はなかった。

その私より年上の友人、失礼ながら小柄で足も長くないのだが、ライディングテクに優れており、小石をふっ飛ばしながら華麗にテールスライドさせて立ち上がっていく。 あのような走り、私も練習すれば出来るようになるのだろうか。

 

・袖森ベスト僅かに更新

今年の4月に1分14秒786を出したが、14秒711と僅かにタイム短縮。 目標としている13秒台には程遠い。 因みに筑波は3秒台が目標で富士は2秒台。 たった1秒、されど1秒。 コツコツと地道に練習して精進するしか無いのだが、残念ながら遥か昔にピークは過ぎているので、ある程度は道具に頼らざるをえないのが悲しい所。

 

 今月の整備記録

   消耗品交換パーツリスト(エクセルデータ)
    http://enthusiast.eos111.com/ELISE phase1 PartsList.xls
タイヤ交換 150,577km ADVAN Neova AD08R
オイル&エレメント交換 150,577km タクマイン 匠10W-40&汎用フィルター
左前ハブベアリング&プレート交換 150,577km 共にエリパー廉価版
後左右ハブベアリング&プレート交換 150,800km 全てエリパー廉価版
バッテリー交換 149,800km AC DELCO 27-44

■ ベストラップタイムの記録
筑波サーキット
 コース2000
1分6秒683(2002.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改

1分4秒192(2004.03 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

1分4秒346(2014.04 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 AD08R
 ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
 GTウイング

筑波サーキット
 コース1000 
41秒709(2002.05 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
 
日光サーキット 44秒129(2001.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
 
富士スピードウェイ
 旧コース
1分55秒28(2002.04 ロードスターNA8Cでの非公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改 ※手計測データ

1分50秒772(2003.02 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 

富士スピードウェイ
 現コース
2分03秒038(2012.11 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 ディレッツァZ2
 ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
富士スピードウェイ
 ショートコース 
33秒6(2004.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

33秒706(2006.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
 

ツインリンクもてぎ
 フルコース
2分16秒479(2004.11 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
ツインリンクもてぎ
 東コース
1分52秒006(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録 ウェット)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
エビスサーキット
 東コース
1分09秒228(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 RE−01
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
袖ケ浦
 フォレスト
 レースウェイ
1分14秒711(2014.09 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 AD08R
 ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
 GTウイング
鈴鹿サーキット
 フルコース
2分34秒157(2010.12 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD08
 フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
スポーツランド菅生 1分44秒200(2011.07 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD08
 フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー

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