もう書く気が失せるほど次から次へと電気系のトラブルに見舞われている。
年初はセーフモードから出る事が出来ず、あれやこれやと調べていたら単純な接触不良である事が判明して一安心。
原因はスロポジのカプラーが御覧のようにパックリと開いたままになっており、エンジン自身の振動で接触不良を起こしたり繋がったりと言う事だった。 勿論、カプラーごと交換したのは言う迄もない。
だが、このカプラーも交換してさほど年月が経っている訳ではない。
今後はカプラーが交換しやすいように配線を加工して於いた。 良く見て貰うと解るのだが、純正の左側は中のピンが固定されていて端子の交換だけというのは不可能。
だが今回のカプラーは端子を交換することも可能なものを探して頂いた。 この忌々しい部分、私の固体だけかも知れないが、何度不具合の原因になったか数知れない。
ということで、これを交換して年初早々、袖森のスポーツ走行へと初走りに行った。 車の調子はマアマアなのだがコースは激混み。 なんと35台の走行枠売り切れという満員御礼フルグリッド。
恐らく顰蹙を買ったと思われるが慣れていない車両を縫うように走った。 この状態で旧ネオバ15秒3なら大満足。
ここまでは良かったのだが、翌週のスポーツ走行枠で不調発生。
と、そのまえにカチカチ言っていたリヤの左はハブベアリングだった事を報告しておかねばならない。 手で触ってみても、外したハブベアリングを回してみてもグリス切れという感じはしなかったのだが、交換してみると音は消えたので間違いない。
以前にも同様の事があったが、やはりそうであったか。 しかし、ベアリングのグリスが切れていなければ問題ないかと思って居たが、異音が出ていたと言う事は何かが起きているはず。 過去の交換リストをみても交換時期には来ていたのでもう少し早く交換すべきだったのかも知れない。
さて、意気揚々と今年3回目のスポーツ走行へと赴いた訳だが、先月号で書いた点火系の不調に似た状況が発生。
状況的には似ていると書いたが、微妙に違う所もある。 先ずは高回転の伸びは以前と同様。 6500〜7000の間の一番パワーの出るところで息ツキをしてしまう。
だが2300では出ない。 その代わり、1500〜2000のところで出る。 そして一番厄介なのは通常時では殆ど症状が発生しないことだ。 顕著に発生するのはスポーツ走行などで連続して高回転を使用していると徐々にレスポンスが鈍くなり、終いには全域で息ツキを起こして走行不能になる。
そして暫く冷やすと元に戻ったりするので厄介なのだ。
一度不調になり、不調のままサーキットからから主治医の所に直行したのだが、持ち込んだ時には不調だったのに、一旦エンジンを停止して再始動したら絶不調からは脱して殆ど支障のない程度の不調になるという憎らしさ。
以前不調になった際の原因と成ったカムポジションセンサーと大気圧センサーも新品に交換したが変化無し。 無駄金を使ってしまった。 と思ったが、大気圧センサーのカプラーも怪しい状況であることが解ったので、無駄金では無かったことにしよう。
御覧のように此方もクパッと口を開いてだらしない状況。 だが、見て解るように中のピンだけ交換出来る仕組みではない。 また面倒なカプラー探しをしなければならない。
これも不調要素の一端ではあるが、現時点で原因は不明。 主治医曰く、何処かの接触不良など簡単な事のような気がするとのことだが、この場所の特定が容易ではない。 一つずつ丹念に調べていくしかないので短気な私には不可能、主治医の根気に任せるしかない状況である。