■ 鈴鹿へ
年末に車が無事ならば鈴鹿へ走りに行こうと思って居た。 走行日が近づくにつれ、日に何度も天気予報を見ては一喜一憂。 徐々に予報は悲観的になり、なんと大雨警報が出るような予想となった12月10日。
この日のために仕事の段取りをし、出なくては成らない定例会議の代役まで立てたと言うのに、無情の雨予報。 都内を出る頃の午前2時半の天気は良好。 雨量レーダーでは関西地方に雨脚の強い事を示す赤表示が出ているが動きは速い。 僅かな望みを持ちつつ用意に勤しむ。
此処最近、車での移動時には感度の良くないエリーゼのラジオはアンプだけ使用し、スマホのネットラジオをAUX出力してクリアな音を楽しんで居るのだが、今日はスマホにカーナビの役目も担って頂くので、カーステのUSBから電源供給を試みた。(上手く行かないときを想定し、コンバーターも忍ばせて於くが)
以前使用していた国産シャープの1世代前スマホは充電しながらのカーナビ利用は、本体の処理が追いつかないのか連続使用をするとオーバーヒートしてシャットダウン。
現在愛用しているHTL21という機器名のhTc製品は1年前に購入したモデルだが、当時としてはクアッドコアにFHD液晶の5インチということで画期的だったため、1ヶ月前に予約までして購入した。
結果的にこの機種は大当たり。 シャットダウンなどは今まで1度も無し。 5インチの綺麗な液晶はカーナビとしても行けるサイズなのは目論見通りで、進化の激しいスマホの世界で1年経った現時点でも見劣りせず戦えるのは嬉しい限り。
手持ちのメモリーナビ、ゴリラは新東名が掲載されておらず、渋滞情報も表示されないタイプ。 ゴリラはこのスマホを購入してからはお払い箱と成った。
さて、時間は午前2時半。 各種ケーブルの配線も出来たので出掛けよう。 目指すは三重県の鈴鹿サーキットで、片道凡そ400キロ。
先ずはガソリンスタンドでハイオク満タン。 携行缶も満タンにし、タイヤの内圧を豪雨に備えて冷間2キロにセット。 因みにガソリンスタンドのエアゲージは全くアテにならないので注意が必要。
私は常にアブコのエアゲージを搭載しており其方で計測すると、なんと0.3キロも高く表示されていた。 ということでスタンドのメーター読みで2.3キロまで追加して再計測。 よし、2.0だ。
トリップメーターをリセットして東京インターを目指す。
何度も書いているが、私はこの時間帯を走るのが好きだ。 道を歩いている人は先ず居ない。 地元近くの吉祥寺辺りには居るが、其処から離れると新聞配達や物資配送のトラック類とタクシーが殆ど。 だが、彼らは走り慣れているので此方も比較的安心出来る。 日曜の昼間に観光地を走っているより遙かに安心感があるが、偶に居眠りなのか酒気帯びなのかは解らないがフラフラしているのも居るので注意は怠らないようにしている。
順調に進んで東京インターに到着。 ここから東名高速に乗ったが、10日の締め日ということで思っていたよりも交通量は多い。 大型トラックが殆どだ。 ナンバーを見ると関西圏だけでなく九州圏ナンバーも多い。 ご苦労様。 お互い、マイペースの譲り合いで。
と思った矢先、追越車線を90キロで走る大型トラック。 走行車線にも90キロ程度で走る大型トラック。 殆ど速度差が無く、少し上り坂になると追い越し車線のトラックの方が遅いくらい。
先は長い。 いつもなら痺れを切らして左側追越しだが、今宵はルールを守って走る。
暇なのでグローブを外して素手でスマホに触れてみた。 発熱はしていない。 充電ランプも点灯しているし音楽も途切れない。 問題は無さそうだ。 気に成るのは第二東名の山間やトンネルの中で電波が切れないかだ。
御殿場を過ぎて分岐のジャンクションが迫った。 初の第二東名。 左側に逸れるのか。 これが通常のナビだと懇切丁寧に案内するのだろうが、スマホでも何とかなるようだ。 問題と思って居た音量のの小ささもAUX経由なのでアンプ側で音量を上げておくと何とか実用域になる。
騒々しいエリーゼの車内で聞こえるのであれば、大抵の車では問題ないだろう。 尤も、大抵の車には最初からナビが装備されていると思うが。 と、画面を何となく見ていたら充電インジケーターランプが緑に変わっていた。 どうやら満充電できたらしい。
ところでこの第二東名、140キロの最高速を想定して作られたというだけあって、流石に走りやすい。 普通車と単車の140キロ制限を再度検討して頂けないだろうか。 などと思って居たら山間部に差し掛かり、トンネルが多くなってきた。
流石にLTE(4G)ではなく3G表示と成ったが、今のところ音楽の途切れはない。 様々な地域を跨いで走行しているとラジオでは放送局を変えねばならないが、これは大丈夫。 リアルな放送に比べるとタイムラグが若干有るが、数秒程度なので問題なし。 ハイウェイラジオの1620KHzだけはスマホで選局できないが、あれも何とか受信出来る方法があれば良いのに。
私のスマホはFMチューナーならば内蔵されているので災害時にも聞けるが、災害時はAMラジオだよなと思う。 アプリで道路状況を表示できるものも有るが、道路を運転中にスマホを操作することは法規的にNG。 もしかすると予めナビと道路状況アプリとネットラジオを起動させてマルチタスクさせておけば、タスクの切替で大丈夫なのかも。 今度やってみよう。
そろそろ第二東名は終点。 大きな円弧を描いて方向転換した後、暫く直進して三ケ日ジャンクションを右折すると東名に戻る。 やはり本戦は車の量が多いな、などと思っていたら雨がポツポツ。 とうとう来たか。
岡崎辺りで本降りとなり伊瀬湾岸に入る頃にはワイパー全開。 可成りの雨脚となった。 必然的にペースダウン。 周囲の流れも80キロ程度に下降。 程なくして前方に稲光と雷鳴。 近いぞと思ったら豪雨状態に。
ご存知の通り、エリーゼは雨に滅法弱い。 これは軽量車の宿命。 しかも私の車は暗い色で低いので認識され難い。 慌ててバックフォグ点灯。 ライトカバーを新調したので比較的ヘッドライトはクリアで良かったのだが、余りに雨脚が強くて前があまり見えない。 雨量が多すぎて動くワイパーの上を水が超えていく程だ。
雨が降ることは予測していたのでハードトップに雨樋を装着して於いて正解だった。 雨樋無しでは今頃は室内は浸水間違いなし。 多少風切り音はするが、元々静寂に包まれている訳ではないし、貴兄にも早めの装着をお薦めする。
しかし酷い降り方だ。 ここまでノンストップで駆け抜けてきたので少し疲れてきたが、緊張感が上回り気を抜く暇もない。 何度もハイドロプレーニングが起きそうになった。 勿論、速度は落としている。 60キロ程だ。 そして一番左側を走っているのだが、トラックの飛沫で更に視界が悪い。 降りる予定の、みえ川越インターを見逃さないように注意しないと。
何とかインターから降りてホッとしたのも束の間、下道は更に酷い状況だった。 道路の轍が酷く水が大量に溜まっているのだが、走行している大型トラックは容赦なく速いスピードで走行している。 つまり追い越していく車両が水を大量に浴びせかけてくれるのだ。 時には対向車線からも飛んでくるので全く気が抜けない。
しかもブレーキが冷え切っており、60キロからのブレーキングで信号で止まれないかと思った程だ。 もう少しで鈴鹿だが、心身とも疲労感が有るので少し休んだ方が良いかも知れない。
時刻はまだ5時半、この時間帯に開いているのは残念ながら休憩する場所としては不都合な牛丼屋ぐらいしかなく、松屋の鈴鹿店に入ったのだが、入口の段差で泣かされた。 出るときは確実にスプリッターが路面に強く当たる。 道路の切り下げ角度、もう少し緩くして欲しい。
ここから友人にツイートしたが既に到着しているようだ。 朝食を摂り終えて店を出ると明るくなり始めていると同時に雨が殆ど上がっている。 空を見上げると晴れ間が見えた。 レーダーを見ても雨雲は通り過ぎたようだ。 走るのは昼前、これなら何とかなるかも。
鈴鹿サーキットに到着。 ガソリンを入れてから約4時間。 ガソリン消費は20リッター。
ん? 380キロで20リッター? リッター19キロではないか。 そんなに走るとは驚いた。 フィットと変わらないぞ。
ここで先程の友人と雑談。 今日は12月としては暖かくて良いね。 但し路面はウエット。 空を見ると虹が出ていた。
虹が出ると言う事は雨が降っているということ。 しかも西の方角。 レーダーをみると次の雨雲が迫ってきている。 大抵は鈴鹿山脈で遮られ、冬の鈴鹿は晴れ間が多いはずなのに、何故今日だけ雨なんだと己の雨男を嘆いた。 高校生の時からなのだが、私がツーリングに出ると雨に祟られる確率が非常に高く、皆にオマエは来るなと言われたり。
まだ受付時間には相当早いのだが、ちらほらと車が集まり始めた。 此処最近は袖ケ浦フォレストレースウェイばかり走っていたからか静かな車に耳が慣れていたが、今日は違う。 皆さん本気仕様のマフラーを装着しており、積車から下ろす際の始動音が勇ましい。 だが、まだ早い時間帯、もう少し近隣に配慮した方が宜しいかと。
そんな中、S30Zの音は鳥肌が立った。 日産L型エンジンはカウンターフローの2バルブOHCという古典的機構なのに、何故か弄ると素晴らしい音を奏でてくれる。 しかも排気量が大きいので腑に響く。
今日は私も煩いマフラーを装着してきたが、隣のS30Zがエンジンを掛けていると私の音など何も聞こえない。
そんなZを見ていたら何やら激しく手の入っているエク2が同じピットに入ってきた。 拝見すると、なんとエンジンをホンダのK20に換装しているだけでなく、其れにスーパーチャージャーまで装着している。 こんな化け物が日本にいるとは驚いた。
外観は好みが分かれるところで実は私の好みでは無かったのだが、全体的に綺麗に作られており素晴らしい出来映えだと思う。 しかも調子は良いという。 良いね、それが一番大切な事だ。 車は盆栽ではない。 人の趣味にとやかく言う必要は無いが、弄るだけ弄って走らせないのは何故? 走らせてナンボだろう。 このエク2は幸せだ。
この日は結局終日ウエット路面と非常に残念なコンディションと成ってしまったが、このエク2は私のドライで走ったタイムよりも速いタイムを刻み、更に驚かせてくれた。 この車、本当に凄い。
私はと言うと...スピンこそしなかったが、ステアリングを1回転半回すほどのフルカウンターなど下手糞な姿を露呈しただけで終了。 現地での走行を含めて900キロ、丸1日掛けて走った割には疲労感しか残らず残念な2回目の鈴鹿となった。 1回目の鈴鹿は友人の車にピットで当ててしまい落胆したし、私は鈴鹿とは相性が悪いのかもしれない。
http://www.youtube.com/watch?v=p2GWAi1ZsSw&hd=1
■ 不具合
先月号で点火コイルを交換した事は記載した。 が、高回転の伸びと2300回転での息ツキは完治しなかった。 プラグコードが悪いのかと、マグネコアの新品に交換したが、これも効果無し。 マグネコアの廉価版を購入したことを少し悔やんだが、他の方々は問題なく使用していると聞き、益々落胆。
もしやと思い、以前使用していたスプリットファイヤーのツインコアに交換したが、結局変化無し。
また電気系の何かがトラブルを起こして不調になっているのかと気が重くなっていたところ、主治医がプラグ交換をしろと言うので気が進まない乍らも渋々交換してみた。
私はシーズンの始めに毎年プラグは交換しており、今までそれで問題は無かったし、1年半使用しても問題が起きたことなど一度もなかった。
外したプラグは何時ものとおり。
見た目で悪くなっていたら相当酷い状態と言われたが、ご尤も。
ではと、気分を変えてNGKからDENSOへ。 番手はNGKで言うところの8番相当なIK24。
心の中で「こんなの変えても変化なんかしないよ」と思いつつ交換。 交換直後の始動状況も変化無し。 暖気が済んだところで試走へ。 4速で2300回転辺りの負荷を掛けてみる。
おっ、症状出ないぞ。
今度は2速で7300回転(ゴメンナサイ)。 此方は残念ながら劇的な改善は無かったが、下が良くなただけでも感動的。 プラグ交換で始めて効果を感じた。 間違って貰っては困るが、NGKのプラグが悪かったと言う事を書いているのではない。 偶々なにかの不具合でプラグに微妙な劣化が起きてしまったのだと思う。
点火コイルの端子とプラグコードがあれほどまでに劣化したことを考えれば、プラグにダメージを与えてしまったとしても不思議なことではないだろう。 それよりも定期的に劣化してしまう点火コイルの方に問題が有ると思う。
私の個体はO2センサーが機能しない事と点火コイルが劣化してしまうなど、他に例を見ない不具合を含有しているが、それでも走りにまで支障を見せたのは最近だ。 何度も書いているが、やはり車両火災を起こした後から色々と不具合を持つようになったように思う。 ハーネスの交換やECUの交換なども試みているが、根本的なところで私の考えが及んでいない箇所があるらしい。
不具合と言えば2ヶ月前からだろうか、右の後ろから異音がするようになった。 どのようなときに発生するかと言えば、信号待ちから発進した際や、その後のシフトアップ時に少しラフな接続をしたり、急激なアクセルオフなど車両の前後方向に加減速を与えた衝撃で発生する場合が多い。
音的には、ブレーキパッドが動いたような「カチッ」というか「コキッ」という金属音だ。
気に成るので音の源を探ってみた。
まずはエンジンマウント。
いつだったか、エンジンを換装した際に振動と音を伴う事があり、その時の原因がマウントの劣化だった。 その他にもマウントを留めているボルトの弛みで音が生じていたこともあり、マウント類の全チェックを試みたが弛みは皆無だった。
ダンパーのピロボールに僅かなガタが生じているが、これがあの音を出すとは思えないので、コイツもシロ。 今思いついたのだが、ここに見えているロールケージのボルトも緩んでいないか確認するべきだったな。 これは一度も確認したことがないので。
次に確認したのがブレーキキャリパー。 レース前にパッドとローターを交換したのだが、その時に締め込みが甘かったのかと思いチェック。
だが此方もシロ。
となると...
やはり原因はコイツか?
ハブベアリングが劣化してくるとハブとハブベアリングに摩耗が出てガタが生じ、それが成長して加減速の際に音がするようになることがあるのだ。 この症状が出たのは10年ほど前に1度だけ有る。
だが、その前にセンターに見えるロックナットが緩んで動くようになるので、それを前兆にと思って居たので此処は違うと思い込んでいるのだが、思い込みで判断してはいけない。
交換パーツの履歴を見てみたが、ソロソロ交換しても良い時期に来ているようなので、年が明けたら主治医に依頼しよう。
■ 雑記
・ 貴殿の空調ダクトは元気だろうか。
先日、フロントのフードを開けてフトダクトの辺りを見ると、給気口からダクトがずれているのを発見。 どうりで最近、暖房の効きが悪いはずだ。
と、ズレを直そうとしたら、根元から樹脂がパックリと割れて崩壊しているではないか。 慌てて外して確認してみると送られる側の開口部も悲惨な状態と成っている。
主治医に相談すると、よくもった方だよと言われる始末。 確認して解ったのだが、この樹脂の肉厚の薄いこと。 こんなところは軽量化しなくて良いのだよ、ロータス。 暖房や冷却を担っているのに全く断熱が施されていないとか、設計屋からみると吃驚することばかり。 これで5キロ重くなったとしてもユーザーは抗議しないと思うのだが。
さてさて、どう始末を付けようか。 建築に携わっている人間として、これは看過できない。 修理するなら改善したいではないか。
・ 安全装備
来期の111cupは少し安全装備に変化がある。 一点はhans。 もうすでに装着している方も多々居るのだが、車が前方に突っ込んだ際などに首に掛かる衝撃を和らげ、頸椎の損傷を防ぐモノなのだが、これは義務化ではなく推奨と成った。
私も検討はしたが、ヘルメットを買い換えねばならないこともさることながら、装着時の違和感が酷くて踏み切れない。 使用しているバケットシートのショルダーベルトホールが比較的下部にあるのが致命的なのか、とにかく体を下に押し下げられて苦痛なのだ。
恐らく、私が愛用しているエスケレートが発売された時期には想定されていないアイテムなため、ホールの位置がハンスの厚み分を考慮されていないと思う。 そのためにハンスの厚み分だけポジションを押し下げられてしまうのではないかと。
ということで、ハンスを導入するにはシートとヘルメット、そしてベルトまでも購入せねば成らず30万コースとなるため今の財力では無理なのだ。
一方で義務化されたものがある。 クロッチベルトと呼ばれている股下の5点式若しくは6点式の追加ハーネスだ。 これも私の車両ではシート下に余裕がないため敬遠していたのだが、義務化と成れば装着せざるを得ない。
確かに潜り込み現象や、ハーネスのせり上がりを防ぐには必須のアイテムなのだが、通すところが無くては装着できない。 と、主治医に言うとサイドを通してでも良いから何とかしろと仰る。
仕方ないので章典で頂いた商品券を握りしめてRACさんに赴き、ウイランズの5点式追加ハーネスとシューズを戴いて来た。 序でといっては何だが、RACさんにはサベルトのクロッチベルトが激安の1700円でワゴンセールされていたので、まだ装着していない貴兄はこの際に購入されては如何だろうか。
ロータリーバックルであれば、他のメーカーの物でも確か装着できるはず。 不安な向きには腰ベルトを外すのは容易だろうから車両から取り外し、実物を持参して試してみると良いと思う。 何れにしても関係者は義務なので検討は必須である。
装着して座ってみたが、やはり違和感がある。 今までハーネスは体に沿って密着して居たのだが、クロッチベルトのために体に密着しなくなった。 なんとなく此では違和感があるので、締め込んでみると今度は先に述べたベルトホールが低いので体が押し下げられる。
座高はそれほど高くないと自負しているのだが、そうでもないらしい。
シューズはというと、私の足は日本人的な甲高幅広でスパルコやプーマのシューズでは足が痛くなる傾向にあり、260mmの足サイズに対して285mmなどという先が余りまくるようなサイズを購入しないと操作に支障が出ていた。
このシューズは日本人でも大丈夫と言われていたので期待して履いてみたが、なるほど260mmのシューズでも大丈夫だ。 但し、中敷きを取らねばならない。 中敷きがないと足が中で滑って落ち着かないため、私は中敷き有りが良いと思って居た。 ということで270mmを購入したが、走ってみると中敷きがあるとダイレクトな操作感がない。 これは失敗した。 260mmを購入して中敷きを取り外すべきだった。
冬場は足が冷えなくて心地よいので、レース前に中敷きを外そうかとも思って居るが、暫く使用して慣れたらそのままアリで使おうかとも思って居る。 シルバーストーンというこの商品シリーズ、価格の割には良いのでは。
・ 音量対策
それもこれも袖ケ浦フォレストレースウェイを走りたいからなのだが、初期に比べると随分と緩和方向だという。 先月号で記載したパイプも制作中だが、やはりノルアドレナリンを出すためにサーキット走行前に車の下に潜って1時間程度の作業が必要に成るというのは面倒だ。
今の音は私的に満足度が可成り高く、かといって酷い爆音でもなく継続車検にも通るため出来れば今のままで行きたい。
ディレッツァチャレンジという大会があるのだが、その猛者達はマフラーの出口に加工を施して騒音が隣地に届かない対策を講じていると聞いた。 そうかねそのような手段で対策が出来るのであれば、上手く脱着方法を簡略化すれば5分で対処できるな。
ということで、現場の設備屋さんに協力して頂き、ステンレスのダクトを戴いて来た。
通常、建築工事では殆ど使用しない65Aというサイズを1本戴いて来たのだが、薄肉のステンレスであることから耐久性が問題だ。 これはテストをしてみないことには解らない。 2〜3回持ってくれれば御の字か。
装着方法も幾つか検討した。
...この姿、何度見ても萎えるわ。
カミサン曰く 「ぞうさん」。 確かに。
これはUボルトを使用して2点止めとしているが、些か心許ない。 ということでTボルトクランプを購入した。 これはターボ車などの吸気系パイピングに使用する優れもの。 ナイロンナットが熱に対してどの程度の耐久性があるのか、合わせて試したい。
結果は...
30分1本で終了。 パックリ逝った。
でも、収穫もあった。
排気を下方に向けておけば音量対策的にはオレンジボールが出ない範囲内で収まるようだ。 これは朗報。 いま作っているパイプの出番は無くなりそうだ。
ということで、次の対策品も用意済み。 これは1/4の走り初めでテストする予定。
色々と廃品を集めて作った素人仕事、スプリングフックの装着にやっつけ仕事的な臭いがプンプンするが御容赦を。 流石にステンレスの溶接は出来ないので。 先程の蛇腹ダクトを見て頂くと解ると思うが、結構な熱に晒されるようなので熱害対策が重要かも。 それと振動も。
うーん、やはりこの....なんと言って良いのか解らないが、この姿は激しく萎える。
■ 今月の整備記録
消耗品交換パーツリスト(エクセルデータ)
http://enthusiast.eos111.com/ELISE
phase1 PartsList.xls
■ ベストラップタイムの記録
筑波サーキット
コース2000
|
1分6秒683(2002.03
ロードスターNA8Cでの公認記録)
215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
1分4秒192(2004.03 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
1分4秒445(2013.02 エリーゼ
Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 KUMHO
V700
ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
|
筑波サーキット
コース1000 |
41秒709(2002.05
ロードスターNA8Cでの公認記録)
215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
|
日光サーキット |
44秒129(2001.03
ロードスターNA8Cでの公認記録)
205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
|
富士スピードウェイ
旧コース |
1分55秒28(2002.04
ロードスターNA8Cでの非公認記録)
215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
1928ccエンジン+ソレックス
44 足廻り改 ※手計測データ
1分50秒772(2003.02 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
|
富士スピードウェイ
現コース |
2分03秒038(2012.11
エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 ディレッツァZ2
ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
|
富士スピードウェイ
ショートコース |
33秒6(2004.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
33秒706(2006.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 Neova
AD07
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
|
ツインリンクもてぎ
フルコース |
2分16秒479(2004.11
エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
|
ツインリンクもてぎ
東コース |
1分52秒006(2003.10
エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録 ウェット)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
|
エビスサーキット
東コース |
1分09秒228(2003.10
エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
195/50−15・225/45−16 RE−01
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
|
袖ケ浦
フォレスト
レースウェイ |
1分14秒876(2012.09
エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 KUMHO
V700
ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
+アローレーシング袖森対策サイレンサー
|
鈴鹿サーキット
フルコース |
2分34秒157(2010.12
エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 Neova
AD08
フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
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スポーツランド菅生 |
1分44秒200(2011.07
エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 Neova
AD08
フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
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