■ 6年前にも
長期に渡り一つの事に拘るのは悪くないと思って居るが、コイツとのつきあいも10年となり、一緒に走った距離は12万キロを超えた。 今後も付き合っていきたいのだが相手はそうは思って居ないのか、最近は特にご機嫌斜めだ。
2011の111cup最終戦には出場出来なかったし、出場した中でも調子が良かったのは第一戦のみ。 袖ケ浦対策のためにサブサイレンサーを入れてから調子を崩し、それは長野遠征時に明らかなパワー不足として実感した。
マフラー一つで此処まで調子が変わるのかと、帰宅後に元に戻したが失ったパワーは戻らず、そのうちにセーフモードや息ツキを発症し最終的には始動すら出来なくなってしまった。
何をすればよいのかと途方に暮れていたとき、私の状態を気に掛けていてくれた方から声を掛けて戴いた。 そしてその某氏の御厚意に甘えてメインハーネスを引き直して戴くことと成った。
実は私、以前にハーネス交換は実施している。 過去の記録を繙いてみると6年前の2005.09号だった。
まだグローリーさんにSメカが在籍されていた頃、彼はストックしてあるパーツを流用してVVC用にハーネスを作成して下さった。
しかしその3年後、2009.02号では燃料ポンプのリレーにショートした痕跡を発見。 燃料ポンプが動かなく成る事象が発生したのはそれより以前のことだったのだが、その時には該当箇所を点検しなかったため、そんな事が起きている自体に気がつかなかった。
その発見時には既に配線を引き直した後であったため、特に何を交換するでもなく接点復活材のみとした。
なぜ上記のことを書いたかというと、来期に袖ケ浦フォレストレースウェイに於いて111cupの開催を予定しており、そのテストとしてクリスマスイブに走行テストが行われたのだが、友人と一緒に向かうために氏の自宅で一旦止めたエンジンを再始動しようとしたら燃料ポンプが動かずに始動不能と成った。
この時はバッテリーブースターを掛けて何度かトライしている内に再始動出来たのだが、いつもの癖で袖ケ浦フォレストレースウェイに到着するとキーをオフにしてエンジンを止めてしまった。 しまったと思ったが後の祭り、再始動を試みたが再び燃料ポンプが稼働しなくなってしまった。
主治医がECUのカプラーを弄っていると燃料ポンプが稼働し、セルを回して何とか復活。 もうその日はテスト走行後もエンジンを止めずに自宅まで戻り、そのまま某氏の所まで自走して預けてきた。
そのような事象が発生していることから、メインハーネスの交換には期待を寄せている。 また、低速回転での息ツキに関係有るかもしれないと思い、入手時からO2センサーが正しい数値を出せない事をお伝えしたところ、各種センサーの配線も確認して戴けるという。
■久しぶりのサーキット走行
しかし久しぶりに不調ながらも走らせて戴いた袖ケ浦フォレストレースウェイは楽しかった。 サーキットの御厚意で僅か1周だがレース形式の走行も出来、その際に繰り広げたライバル33番とのバトルは最高に楽しかった。
パワーはイマイチな状態だが、季節的にはタイムアタックにベストなシーズン。 季節に助けられた感がアリアリだが、自己ベストラップタイムの更新が出来たのは私のモチベーションを間違いなく向上させてくれた。
■雑記
今回もラップショットとGPS Lapsを併用しているが、やはりGPS
Lapsの方が視認性がよい。 私はスマホの内蔵GPSは使用せず、性能の良いGPSを内蔵しているphotomate887をBluetoothで連携させているのは以前書いたとおりだが、これらから表示されるタイムは公式計測と比較しても殆ど誤差程度の結果が得られているので信用して良い。
見辛い液晶に目を凝らすより、視認性の良いスマホ画面を見る方が良いのは言わずもがななのだが、嬉しいのはベストタイムからの差違が表示されていること。 人間の動体視力は以外に優秀で、一度に2つ程度の数値なら認識出来るのだ。
ウイークポイントはバッテリーを激しく消耗すること。 1時間程度の計測でも結構な消費量なので予めバッテリーは満充電しておくか、充電しながら計測することをお薦めする。
そんなGPS Lapsがバージョンアップされたので、興味がある方は覗いてみて欲しい。 バージョンアップと言えばデジスパイスのソフトもバージョンアップされているので、此方もご確認を。(デジスパイス2にはリコールのお知らせアリ)
■ 今月の整備記録
消耗品交換パーツリスト(エクセルデータ)
http://enthusiast.eos111.com/ELISE
phase1 PartsList.xls
■ ベストラップタイムの記録
筑波サーキット
コース2000
|
1分6秒683(2002.03
ロードスターNA8Cでの公認記録)
215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
1分4秒192(2004.03 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
1分4秒498(2006.11 エリーゼ
Sr.1 111Sの公認記録)
195/50−15・225/45−16 Neova
AD07
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
|
筑波サーキット
コース1000 |
41秒709(2002.05
ロードスターNA8Cでの公認記録)
215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
|
日光サーキット |
44秒129(2001.03
ロードスターNA8Cでの公認記録)
205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
|
富士スピードウェイ
旧コース |
1分55秒28(2002.04
ロードスターNA8Cでの非公認記録)
215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
1928ccエンジン+ソレックス
44 足廻り改 ※手計測データ
1分50秒772(2003.02 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
|
富士スピードウェイ
新コース |
2分03秒127(2008.01
エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 Neova
AD07
フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
|
富士スピードウェイ
ショートコース |
33秒6(2004.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
33秒706(2006.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 Neova
AD07
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
|
ツインリンクもてぎ
フルコース |
2分16秒479(2004.11
エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
|
ツインリンクもてぎ
東コース |
1分52秒006(2003.10
エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録 ウェット)
195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
|
エビスサーキット
東コース |
1分09秒228(2003.10
エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
195/50−15・225/45−16 RE−01
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
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袖ケ浦
フォレスト
レースウェイ |
1分16秒218(2011.12
エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 Neova
AD08
ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
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鈴鹿サーキット
フルコース |
2分34秒157(2010.12
エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 Neova
AD08
フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
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スポーツランド菅生 |
1分44秒200(2011.07
エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
195/50−15・225/45−16 Neova
AD08
フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
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