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2007.09




やはり夏山の早朝は霧が多いようで、折角の散歩も台無し


 
 不動車

久しぶりに筑波のスポーツ走行へ向かう途中、ガソリンを入れる為に毎回立寄るセルフスタンドで補給。 さて、行くかとエンジンを掛けようとセルを廻して初爆と共に目覚めるかと思ったが掛からず。

セルは元気に回るがエンジンは始動しない。 一旦キーを抜いてみると、イモビの警報ランプが忙しない点滅をしている。 これは以前配線に不具合が有った時に出た症状と一緒だ。

そうだ、ECUユニットとイモビユニットの適合がされていないと燃ポンが回らない仕組みになっているのを思い出した。 イモビが逝ったか、ECUが逝った可能性があるかも知れない。

しかしこの日は猛暑日で尋常ではない暑さ。 インジェクションではあるがキャブのようにパーコレーションでも起きたかと思い暫く放置。 勿論、スタンドの人には理由を説明。(守谷インター近くのシェル店の方、快諾して戴きありがとうございました)

暫く冷した後、祈りを込めイグニッションを捻る...が、虚しくセルが軽やかに回るだけ。 これはヤバイ。 イモビが暴走? 燃ポンが死んだ? ヒューズが飛んだ? リレーが焼けた? まさかブロー?

まずは燃ポンのチェックだ。

イグニッションをオンにしても燃ポンが回らなければ原因として相当怪しい筈なのだが、車を止めた位置が場内に流れるスピーカーの真前。 こんな事に成るとは思っても居なかったので。

何度か試みるが、やはり大音量の音源前では解らない。 ならば仕方ない、イモビ関係のエラーもあるのでヒューズのチェックから始めよう。

ヒューズボックスのヒューズは全て確認したが正常だった。 だが待てよ、確か燃ポンのヒューズは此処では無かったはず。 ここで付き合いのあるショップに電話掛けまくり。 まずは主治医のグローリーさん....が、電話が繋がらない。 あ、盆休みか?

次にダビデさん。 タカさんお出かけで若い人が出た。 彼に理由を説明してマニュアルを見て貰うことにた。 その間にまずはクルマを工場へ移動する算段をとろう。 グローリーさんもダビデさんも居ないということでBSKさんに相談。 明日から夏休みで今日は助けに来られないが、積車の段取りなら出来るというので厚かましくも依頼することに。

さて、積車の用意が出来たら慌てることはない。

ここで熟練メカのSさんに電話。(なんだか私、電話魔だな) のべつ幕無しでエリーゼに強い人に片っ端から電話している。 で、そのSさん、イモビよりも燃ポンの確認をしなさいと私に指示。 やはりそちらか?

少し音楽が弱まった所で再びイグニッションをオン。 ....ダメだ、燃ポンはウンともスンとも言わない。 不動車確定。 ここでダビデのタカさんと再び連絡が取れ、7万キロも走ってると燃ポンの寿命も有り得るよ、とのこと。

燃ポンの交換、面倒だな。

と、ここで今度はグローリーさんから電話。 カクカク、シカジカと経緯を話すと、これから引き上げに行くよとのこと。 良かった。 では段取りしてくれたBSKさんにお断りの電話を入れなくては。(BSKさん、その節はご迷惑をお掛けしました)

待っている間に電気系に滅法強い友人(nomuさん)に電話。 状況を伝えてチェックするポイントを確認。 フムフムなるほど。 テスターは持っているのでイモビの簡単なチェックは出来る。 もう一度最初の怪しい箇所から再確認しよう。

更にnomuさん、今日は時間があるからショップに来て電気系統をチェックしてくれるという。 なんて有難い申し出。 彼がいれば心強い。

と、そんな事をしながら待つこと1時間半。 スタンドのお兄さんから缶コーヒーを奢って貰った。 が、私はコーヒーはダメなんですとは言えずに笑顔を作って飲み干す。(親切にして貰ったし、涼しい休憩所で休ませて貰ったので助かりました、ありがとうございます)

グローリーさんは道路がお盆休みで大渋滞かと思ったらしいが、来てみると常磐道はガラガラで普段よりも逆に空いている状態だったらしい。 横浜から1時間半で守谷インターは記録的早さだ。

さて撤退しよう。

しかし暑い。 少し作業するだけでブワッと汗が噴き出て直ぐに水分が欲しくなる。

積み込みも終了し、横浜のショップへ向かうが、なるほど、確かに道路は空いている。 首都高の案内看板に渋滞表示が無いのは初めてかも知れない。

余りに空いているものだから、道路の流れも速い。 社長は牽引しながらも流れに乗って走るので、私は自分のエリーゼがコーナーで吹っ飛んでしまいそうで気が気ではない。 社長、そんなに急がなくても良いのでは? 私は余りにもドキドキしすぎてグッタリしてしまった。

グッタリしたところでショップに到着。

まだnomuさんは到着しそうにないので私に出来る所から再チェック。 燃ポンが動かないのは解って居るので、燃ポンに電気が来ているかを確認するため助手席後ろのサービスホールを開け、燃ポンの配線にテスターをあてて確認。

ダメだ、来てない。 やはり厄介な事になっているようだ。

と言うことは電源不良か断線の疑いも有り。 あ、イモビ関係もヒューズも有るな。 そうだ、燃ポン用のヒューズを見ようとして見ていなかったのだった。

111Sの燃ポンヒューズはラゲッジスペースからアクセスできる所に有る。 まずはヒューズをチェックして、ヒューズが無事か電源が来ているかを確認。 チェックした所、正しく12ボルトが来ていることを確認できたので、どうやらヒューズも電源も問題は無いようだ。 

さて、では12ボルトの電源は何処まで正常に行っているのか?

ここで頼りになる友人登場。 彼は電気屋さんのプロ道具一式を持って来てくれた。 ではマニュアルの準備を、と思ったら彼は既に必要な箇所のマニュアル抜粋コピーも持ってきている。 さすがだ。 抜かりがない。

感心している場合ではない。 ヒューズから燃ポンまでの配線をフルチェックしなければ。

ここでECUが異常に発熱しているのを発見。 もしかしてコンピューターが死んでいるかも知れない。 それでイモビが適合せずにエラー? 早速ユニットを外してチェック。

コネクターを一つずつ潰して行ったのだが、1箇所だけ電源が確認できない端子があった。 これは最悪の場合ユニット内部のトラブルかも知れないぞと言う事で、封印してあるユニットの蓋を無理矢理剥がして内部の確認。

問題の端子から配線と基板を追ってテスターを当てていく。

フルチェックしたのでかなり時間が掛かったが、内部には問題がないことを確認。 この地道な作業を確実にこなしていく彼は凄い。 私のような短気で思慮の浅い奴には出来ない仕事だ。

しかしコーキングしてあるユニットの蓋を開けてしまった。 何だか見てはいけない所を見てしまったようで少し心が痛い。 が、そんな事は言っていられない。 何処かで何かが壊れているから燃ポンが動かないのだ。 早く原因を掴まなければ。

因みに彼によると回路の設計は酷いらしい。 ま、電気系の設計が良くないのは今に始まった事ではないので驚かないが。

地道にチェックした結果、どうやらリレーと燃ポンの間が怪しいという所まで辿り着いた。 イモビは正常だった。 この時点でもう午後7時。 ショップに到着してから5時間程経過。 配線の断線か短絡の疑いがあるということと燃ポンが無事なのも確認。 昼間の疲れも少し出てきたので本日は此処で終了。

ここから先は前出のSメカ氏が休日出勤で直してくれたのだが、リレーから燃ポンの間の何処かに支障が有る筈なのだか、支障のある箇所が確定出来なかったので配線を引き直して戴く事になった。

そして翌週、引き取りに伺ってイグニッションをオンにした時、余りに元気に燃ポンが動作するので驚いた。 こんなに元気よく動くモノだったのか。 しかも電動ファンが回っても液晶パネルの水温が大きくは変化しなくなった。

あくまで憶測だが、元々の電源供給ラインに問題があるのかも知れない。 今までは電動ファンが始動すると水温が4度上がるという何とも情けない回路設計だったのだが、今回配線を新たに引いたことによって確実に1度以上下がるようになった。

元々配線状態が良くなかったのに加え、使っているウチに劣化が進んで最終的に断線したというストーリーだったのだろうか。 原因は掴めていないが、元気な燃ポンの音を聞いて安心している。

しかし今回はガソリンスタンドで不動車に成ったのは不幸中の幸いだった。 37度以上もあるような猛暑日に、渋滞の激しい高速道路の帰省ラッシュの最中に追い越し車線で止まったりしたら大顰蹙。 補給水もない状態で高速道路上に止まってしまったら私の心臓も止まってしまいそうだ。

今回のトラブルで覚えておいた方が良いチェックポイントが一つ見つかった。 それはセキュリティのチェックランプ。 走り終えた時にキーを抜いて暫くするとユックリとした点滅を始め、セキュリティをオンにすると早い点滅になるのはご存じの通り。 だが今回は、その早い点滅の倍ほどの速度で点滅していたのだ。

上にも少し書いたが、以前に後付メーターの配線が擦れてフレームと干渉していたことがあったのだが、その時もチェックランプが激しく点滅。 どうやら電気系に問題があるとこのような症状を出す仕組みになっているようだ。

 

■ スロポジ制御

例の3000rpm以下の不具合、依然として直らないまま。 それどころか以前に増して不具合が起こる確率が高くなって来ている。 非常に腹立たしいこの不具合、何かに原因はあるはずなのだが未だに解っていない。

上記トラブルの際にECUユニットを開封したが、その理由はこの不具合も有ったからだ。 だが結果としてユニットは正常。 燃圧も燃ポンの配線引直しで正常。 では何が原因?

そんな折り、スロポジの適正制御ユニットを作ったから装着してみてと友人から連絡有り。 スロポジ制御によって燃料供給をコントロールしているエリーゼの場合、電源供給を僅かに変化させるだけでフィーリングが激変する。 これは以前装着した試作品で経験済み。

だが、以前のモノは始動直後のアイドルアップに不具合があり、その辺りの制御方法を改善したので装着してみろと言う。

私は以前から燃調セッティングには向いてないのは解っている。 振り返ってみるとハチロク時代にフリーダムで制御しようとコンピューターセッティングを繰り返したが、細かいセッティングを施しても施行する前と後の違いがわからないのだ。

ロドスタの時はソレックスを装着してジェット類や液面のセッティングで調整しなければ成らなかったのだが、僅かなセッティングの違いによるフィーリングチェックが苦手で、自分では細かい違いがわからないことがショックだった。

で、これを付けても私には解らないだろうと半ば諦めていたのだが、内蔵された4つのプログラムで特性が変わり、低速域を少し増量したり逆に減量したり、リニアな噴射特性にしたり加速度的に増量したりと好みによって味付けが出来るのが私にも感じられた。

ではどれが私の車にはベストかというと、これは難しい。 欲が出ると良いことはないのが人間の常であり、池に落としてしまった斧を金の斧だと主張する性格を持つ私にとって「どれが良いか」と問われるのは非常に難しい。

ベストがどれであるか解りもしないのに、何度もフィーリングチェックをする私。

そうそう、この時は濃い友人2人を加えた3人で、朝から奥多摩でセッティングとフィーリングチェックを繰り返していた。 天気予報は雨だったが幸いにして曇り。 そんな天気予報からか、いつもは賑わうこの辺りも今朝はヒッソリ。 テストにはうってつけのコンディションだ。

この日はプログラムナンバー2がベストと思ったが、違う日に筑波を試走したらハンチングするのでスロポジを手持ちのモノに交換してみた。 すると始動直後のファーストアイドルが異様に低い。

ふむふむ、これはスロポジのリセットが為されていないためにセーフモードに入ったな。 と言う事で例のお呪いの儀式でリセットを掛けて再始動。 思った通り、正常モードだ。 アクセルのツキも良い。

この日は大事を取って配線を外したノーマル状態で走ってみたが、調子悪くない。 あの忌まわしい3000rpm以下の不具合も帰宅するまで一度も発症しなかった。

まだ断定は出来ないが、スロポジに何らかの不具合があったか、何度かのトラブルを経た関係でバッテリーを外している。 その時にスロポジセンサーからの信号にエラーか何かが起きて不具合を起こしていたのかも知れない。

勿論引き続き観察していくが、この不具合が解消したら本格的にスロポジ制御によるフィーリング向上セッティングを行うつもりだ。

今の段階ではシリーズ1ではリニア曲線で低速域は少し絞り気味が良いようで、逆にシリーズ2は上での燃料が足りないようなのでその辺りの補正を掛けるとフィーリングが良いようだ。

なお、今回のテスト車両は2台ともVVCエンジンの18K。 全く同じ筈のエンジンなのに、フィーリングは全く違うというのは以前のパワーチェックで証明済み。 カタログデータ的にはシリーズ2の方が1割以上馬力があることになっているが、実際に乗ってみると逆。

コントロールユニットが変わって制御方法やプログラムが変更になったとは思うが、抜かれた牙を少しでも磨げれば面白い。 シリーズ2のオーナー氏も私同様にフィーリングが激変して喜んでいたが、氏の個体も別日にテストしたところハンチングが起きたと言うことで、共にリセットが必須なのだろう。

ここから先はお互いにテスト中と言うことで、先にも述べた通り有る程度の結果が見えてきたら報告する予定。

 

■ ツーリング

夏休みを利用して静岡の井川ダム周辺の林道三昧ロングツーリングと、函南に住む友人宅に遊びに行く序でに箱根と山中湖辺りを彷徨いてみた。 そしてイツモノ大名栗林道と、今年の夏は3度も林道ツーリングが出来た。

おかけでリヤタイヤのD739は終了、次はピレリのMT21かミシュランのAC10を入れようかと思っている。 やはり公道でモトクロスタイヤはマナー違反だし、美味しい時期は1000km程度とライフが短すぎる。

驚いたのは高速道路だ。 高速走行をして現地に着いた時、アッという間に磨り減っていて愕然とした。 だが、グリップが良いのは事実。 林道程度に使うのは勿体ないタイヤなのは承知しているが、ウデが無い分道具に頼ろうかと...

 

・静岡 井川湖

高速道路を走ると怒濤の勢いで磨り減っていくタイヤが嫌で、早朝の4時に自宅を出て下道で静岡に向かう。

お盆初日の日曜と言うことで高速道路は酷い渋滞だろう。 だが、それと並行するR246も渋滞するはずなのだが、今回は出掛けた時間帯が良かったのか渋滞は無し。 すこぶる順調に目的地までの距離を縮められた。

R246を使うと御殿場を過ぎて沼津の街へと下っていくのだが、この道は浜名湖へ鰻を食いに行った時に大雪に舞われて引き返した時以来。 あの時は深夜に半べそかきながら走ったので周りが見えていなかったが、この辺りの道は単調なので眠くなってきた。

だが相変わらずペースは快調で、平均時速50km/h程度。 このまま行くと9時の待ち合わせには早すぎる。 平均時速が思っていたより10km/hも早いのだ。

でも小心者の私は初めて会う人達の前で遅刻はしたくないので途中のコンビニで飲み物と頭痛薬を飲んだ以外はノンストップ。 (あ、立ちションはしたな)

結局7時半には待ち合わせ場所のコンビニに到着してしまった。 が、ガソリン残量が怪しいので少し街の方まで戻って満タンに。 これで今日一日は走れるだろう。 今のところリッター当たり30キロ程度走っている。 バイクはタンク容量が少ないので頻繁にガソリンを入れなくてはならないのが煩わしいが、XR250の良い所は燃費が伸びること。

タンク容量は9リットル有るので250キロは楽勝なのだ。 だが林道でガンガン走ると20キロ程度。 大体200キロ程度までに給油していれば問題はない。

皆んなが来る前に食事したら少し眠くなったので、オフロードのフル装備のままアスファルトの上に座り込み、メッシュフェンスに背をもたれて暫し仮眠。 ウトウトしていると暫くしてジェベルに乗る友人きんちゃん登場。

談笑していると次々とオフロードバイクが集結してきた。 中には練馬ナンバーの女性もいるが、彼女は違うグループらしい。 ちぇっ。

さて、全員揃った所で出発だ。 今回のルートは以下のリンク参照。 この辺りを制覇するのだが、全行程で180キロ程度。 カナリ走り甲斐があるはず。

http://homepage2.nifty.com/kenkensan/pistons/kasahari.htm
(林道浪漫さん勝手にリンクしてごめんなさい)

さて林道の入口に到着。 ここで私は主催者のWR250F氏の後ろについて気合いを入れる。 このWR250というマシンがどんな車両か知らずに居た私は衝撃を受けた。 は、速い。

最初は様子見でトコトコと走っていたが、私が調子に乗って追いかけるとペースアップ。 うーん、私、限界です。

と言う所で1本目の林道終了。

ここで参加するはずだった「まっどまん」さん合流。 実は彼、待ち合わせに置いて行かれたのだが、彼の話をしていると颯爽と登場。 いやいや、こんな偶然って有るんだねぇ。

こんなに沢山の仲間と林道ツーリングするのは初めて。 何だか楽しくて楽しくて、私一人ではしゃいでしまった。 が事件はこの後に...。

私、林道でコケました。

コケた時の動画がシッカリ残っている所が素晴らしい。 「大丈夫〜」とか言いながら思いっきり笑われてます。 林道でコケたのは久しぶりだけど、フル装備をしているので全く支障無し。(動画を見たい人はmp4なのでクイックタイムなどで見て下さい)

ヘタレぶりを皆さんに披露する羽目になってしまってガックリ。

午前中目一杯走り回ってお昼。 井川湖の北側にあるピストン林道の分岐路で皆んな揃ってお昼ご飯。 とにかく汗をかいたので此処に来るまでに既に2リットルの水分を消費。 こんなに汗をかいたの久しぶりだな。

ここでWR250のすごさを聞いて吃驚。 燃費はメチャ悪だけど(XR250の半分)、走りは素晴らしい。 欲しく成っちゃいました。 で、彼の履いていたタイヤがMT21。 彼ほどの猛者が選ぶのだから間違いないということで次回は私もMT21にするぞ。(笑)

一方、伝説のような登場をしたまっどまん氏、彼はもっと凄い。 沢山書きたいけど自粛しておきます....へへへ。

さて行程も後半、これからは山を下って戻るルートだ。 このころになると少し疲れが出て来た。 またまた水分補給をして一休み。 ここの温泉に入りたかったなぁ。

この日は焼津のきんちゃん宅に泊めて頂いたのだけど、この日の焼津はお祭り。 なんだか楽しげな中にも厳かな雰囲気があって良い感じ。 地元の旨い肴を食べつつ飲み明かしたかったけど、翌日は午後から仕事と言う事で早めに就寝。

また遊びに行きたい。 東京からは少し距離があるけどお勧めできるコース。

 

・箱根と山中湖

伊豆の林道を走りたいのと、函南の友人と旨い魚を食べて温泉に浸かるという贅沢をするために今回もバイクで行動。

残念ながら伊豆の林道は時間が無くて回れなかったが、帰路の金時山隧道や足柄山など、普段は近くを通りながらも知らない場所を走れて面白かった。

しかし最後の〆に行った翌日の箱根はご覧の通り濃霧。 この時期の早朝箱根は霧が多くて散歩が楽しめないな。 せっかく久しぶりにオープンで行ったのに。 まぁ去年のように雷雨にやられてバスタブに成るよりはマシか。

 

 雑記

・ストレーキ

奥多摩を走ったらストレーキがバキバキになってしまった。 公道ではサーキットと違って様々な障害物や路面のウネリがある。 ストレーキだけでなくリヤのディフューザーまで擦ってしまうぐらいだから仕方有るまい。

だが、取り付け位置を変更したら筑波でもストレーキを割ってしまった。

割った原因は思いつかないが、サーキット特有のゴムの塊が衝突して破損した可能性もある。 何れにしても破片がサーキットに飛び散ること自体が迷惑千万。 この素材ではダメだ。

私の落書帳にそんな事を綴っていたらダビデ店主のタカさんからメール。 イイものありまっせ、と。 それはトランクの突端に後付で貼り付けるゴムスポイラー。 切り売りしてくれるというのでイソイソと出掛けて500mm程購入。

高さは20mm程度。 素材がゴムなので或る程度の曲面にも追従しそうだ。 まぁ能書きは程々にして装着してみよう。

中々良い感じ。

これなら何かに衝突してもダメージは少ないだろうし、滅多なことでは破損しないだろう。 まだ試していないが時間がないので明日の111cupで実戦テストだ。 筑波では余り効果が無いのは承知しているが、外れなければ取り敢えず及第点だな。

 

・エンジンマウント

落書帳にも書いたが筑波に向かって不動車に成る日の朝、自宅を出て少し行った辺りで信号待ちをしているとバックミラーにモクモクと紫煙が立ち上っているではないか。

オイルを継ぎ足した時に少し零したのがマフラーに掛かったか?

覗いてみたが確認できず。

まぁ大したこと無さそうだし時間もないので先を急いだ訳だが、不動車となってショップで点検している時にエンジンマウントが逝っていると連絡あり。 話を聞くと、シリコンが封入されていると言われているゴムマウントからデロデロと中味が出てしまっているらしいのだ。

もう殆ど出てしまっていたようで、外して確認した時には中味は空っぽ。 そしてマウントは潰れ掛かっていたらしい。

この小さな穴から噴出していたようで、後日のオイル交換時にはアンダーバネルにも多少付いていたが、フレーム部分にベットリと付着していた。

もし、この辺りに何かが漏れたような跡があるなら、エンジンマウントを疑ってみると良いかも知れない。 これがダメに成っていても中々気付きにくい。 元々エンジンの振動が大きい私の車両では尚更だ。

 

 

今月の整備記録

エリーゼ
エンジンオイル+エレメント交換
76,000km 2007.08.26 MOTUL 300V CHRONO 10w-40
エリーゼ
ブレーキフルード交換
76,000km 2007.08.26 TRUST SUPER DOT4
エリーゼ
エンジンマウント交換
75,700km 2007.08.25 純正 シリコン封入タイプ

ベストラップタイムの記録
 
各々の目標 筑波2000:1分03秒   筑波1000:39秒
(全てラジアルで) FSW:2分02秒  もてぎフルコース:2分16秒
FSWショートコース:32秒
 
筑波サーキット
 コース2000
1分6秒683(2002.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改

1分4秒192(2004.03 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

1分4秒498(2006.11 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー

 
 
筑波サーキット
 コース1000 
41秒709(2002.05 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
 
 
日光サーキット 44秒129(2001.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
 
 
富士スピードウェイ
 旧コース
1分55秒28(2002.04 ロードスターNA8Cでの非公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改 ※手計測データ

1分50秒772(2003.02 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

富士スピードウェイ
 新コース
2分03秒925(2007.05 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
富士スピードウェイ
 ショートコース 
33秒6(2004.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

33秒706(2006.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー

 
ツインリンクもてぎ
 フルコース
2分16秒479(2004.11 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
 
ツインリンクもてぎ
 東コース
1分52秒006(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録 ウェット)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
 
エビスサーキット
 東コース
1分09秒228(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 RE−01
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 

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