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2006.12




 さあ、予選開始
( photo by NARITO & Nolly )


 
111cup Rd.5 筑波(2006最終戦)

今回は嬉しいことが2つ。
1つは総合優勝、もう一つは筑波の自己ベストラップタイム更新。(1分4秒498)

ただ、今回の自己ベスト更新は気候的な要因であって実力ではないことは百も承知。 動画室にベストラップをアップしたが、どう見てもキレキレのドライビングではなく、エンジンの伸びが素晴らしかっただけだ。

動画を見た友人からヘアピンの走り方が変わったと言われたが、本人は全く意識無し。 ダンロップ下だけは少し良かったが、全体的にアンダーで我慢を強いられフラストレーションの溜まる操縦性だった感が強い。 だが知人や師匠曰く、「つきつめるとアンダー仕様」らしいので、私には乗りにくいが正解に近いのかも知れない。

 

さて、当日。 前日に見た天気予報は曇り後雨という事だった。 何とか私らの決勝までは天気が持つらしいと言っている早朝の天気予報を見た後、まだ夜明けの気配がしない午前四時半過ぎ、曇った空の下に車を出した。

タイヤは皮ムキだけした新品なので高速道路が心地良い。 新品はこんなにスムーズに走るのか。 走行音も静かだし。 少し時間にゆとりを持って出掛けたため、法定速度で走っているのもスムーズな理由の一因かも知れない。

急がずに走った割に自宅から30分程で谷和原インターに到着。 いつものガソリンスタンドに寄って携行缶に満タンにするかと立ち寄ると、セルフに移行するための工事をしておりハイオクは置いていないという。

セルフスタンドは最近多いが、セルフは消防からの指導で携行缶への給油はたとえ消防認定の携行缶であっても給油を禁止しているという。 これには困っている。 サーキットへ行くのに携行缶無しでは行けないのだ。

仕方なく今回はイツモと違うフルサービスのスタンドでハイオクを入れて貰ってから筑波サーキットに到着。 到着したのは6時少し前、今回は流石に1番の到着ではない。 55番が先頭に佇んでいたが、もう既に他にも何台かのエントラントが駐車場に整列していた。

やがて仲間達がゾロゾロと到着し、6時半になってゲートオープン。

いつもなら「よし、レース開始だ」という高揚した気分を押さえられないのだが、今日は家を出る時から妙に冷静。 何故かは解らない。 .....何かとんでもない失敗をしなければよいが、と、本気で思った。

 

この日の筑波はやはり都内よりは冷え込んだようで、たった30分ほどしかエンジンを止めてから時間が経っていないのに水温計の温度表示が40度未満で数字が表示されない。 もう11月下旬、冷え込んでも不思議ではない。

さて、そうなると悩むのがタイヤの空気圧。

前日に1.6キロに合わせた内圧、計ってみると1.5キロを割っていた。 外気の冷え込みでコンマ1キロ以上も変わるらしい。 暫く悩んだ末、左の後輪を1.55キロで行くことに決定。 空気入れで4つのタイヤの内圧上昇に合わせた圧調整を行った。

まぁ私は隠さない人なので書いてしまおう。(冷間時)
  左後:1.55キロ
  右後:1.60キロ
  左前:1.60キロ
  右前:1.65キロ

今回はタイヤと気候は良い状況、だがアンダー気味のセッティングが新品タイヤとアライメントで解消できるかが気がかり。 一応アライメントは調整したのだが、フロントのアンダーが解消されているのか確認できていないまま来てしまったのだ。

 

さてドライバーズミーティング。 いつもの注意事項の他に今回は12周の周回でと念押しがあったのが印象的。 (これが後ほどの決勝で変更されて混乱) そしていよいよ予選開始。

今回は私がトップではなかったのだが、55番の選手から順番を譲っていただきトップを切ってコースイン。(暗黙のルールで早く来た順にコースインする習わしに成っている)

私らの予選前にはスポーツ走行が1枠だけでコースはクリーン。 何度も書いている通り、気温・気候・路面コンディションともバッチリなのだが、Pラップが動かない。 表示部分が薄くなっているとは思ったが、電圧不足で作動しないらしい。(と、この時は思っていたが、コースの方でスイッチを入れていなかったらしい)

最近はPラップでタイムがリアルに掴めていたので、タイムが解らない走行は掴みどころが無くて走りづらい。 情報の大切さを痛感した。

それにしても今日はエンジンが良く回る。 しかし相変わらずのアンダーステアだ。

数周走ったところでクリアラップも取れなくなり、タイヤグリップも落ちてきたので撤収。 感覚的には5秒前半は出たかなと言う感じ。

だが戻ってみると自主的に予選終了してきたのは私だけ。 皆さんガンガン走ってるようだ。 それより私はアンダー対策をどうするか、対策を考えることにした。

トー調整かフロントの車高を落とすか...。

悩んでいると予選時間が終了したようで皆さん戻ってきた。 そして口々に「Pラップ動かないよね」 「なんかグリップしないよね」 「でもエンジンは伸びるよね」、と。

皆が皆、真剣に同じ事を言うので笑ってしまった。 仕事してる時の真剣な顔は知らないが、真剣に取り組んでる姿はこんな感じなんだろう。 皆さん良い顔してる。

ということでPラップ不計測は私の個体が故障した訳ではないらしい。 クラブの代表者Kさんに状況を伝え、筑波の大会事務局へ赴いて頂いたら先程の理由が明らかとなった次第。

それはそうとアンダー対策をどうするかだ。 決勝まで時間は2時間。 車高調整なら30分有れば楽勝。 シビアなトー調整も出来なくはないが、何となく今回は車高を落とすことにした。

ロアブラケットを1回転させて約1.5ミリのダウン。

今回も工具箱に電動インパクトを忍ばせてあるので作業はサクサクと楽勝。 15分で左右の車高調整完了。 さて、吉と出るか凶と出るか。 過去の私だったら今回のような冒険は絶対しないと思うが、今日の私はレースを満喫できる状態らしい。

毎回、こんな気持ちで望めたら楽しい。

そんな作業をしていたら予選結果が発表された。 のぞき込んでみると、え、マジ? 私が、4秒498? 確かに4秒は目標にしていたし、4秒998で良いから4秒に載せたいと思っていたが、結果はなんと4秒前半。 これは驚いた。 (ベストラップの動画はこちら

Pラップ無い方が良いんじゃないの?、と、悪友達が冷やかしに来る。(笑) まぁこういうのも楽しみの一つ。 目を三角にして戦うのも嫌いでは無いが、車を降りたら仲間同士。 楽しい楽しい。

それはそうと、今回は力が良い方向で抜けたのがタイムに繋がったか、アンダーなのでアクセルを随分と緩めていたので相当ロスしているのは間違いないが、気候が最高なので補っても余りある状態だったようだ。

これでアンダーもオーバーも出ない理想的なセッティングだったら3秒行けるぞ。 と皮算用する私の悪癖は相変わらずだったりする。

 

さて決勝。

「今回は予選で運を使い果たしたので無理せず楽しく走ろう」、という気持ちでコースインしたが、やはり全力は尽くしてみようということで、ウェービングで徹底的に振り回して車体各部の温度調整。

コースサイドで見学していた人にもタイヤ泣きまくりのウェービングが目に入ったかと思う。 なんだ、私、気合い入ってるじゃん。 少し前までこんな技は出来なかったが、連続直ドリでウェーピングが出来るようになったとは私も上達したもんだ。

第3戦のフライングで苦い経験をしてからというもの、ただでさえ下手なスタートに拍車が掛かり「ド下手」なスタートが定着している私だが、平常心が保たれているのが今日の救い。

グリッドに着いたのでエンジンオフ。 嬉しいことに決勝グリッドはシグナル側で視線に無理がない。 ふとバックミラーで後ろを見ると、最後尾は最終コーナーのクリップ付近よりも遠いようだ。 その後ろでオフィシャルが合図を送っている。 どうやら整列完了だ。

これからが正式なフォーメーションラップ、レースクイーンの1分前表示でエンジン始動。 ちょっと掛かりが悪かったが、まぁ良しとしよう。 グリーンフラッグが出てラップ開始。 再びしつこくウェービングをするが、今回はブレーキも暖めておく。 冷え切ったブレーキほど怖い物はないのだ。

パッドの温度設定が比較的高い物なので効かないことはないが、低温域ではコントロール性が劣る。 ということで、強めのブレーキングでローターとパッドにも熱を入れておいた。

最終コーナーを回る辺りから静かに車を進ませてグリッドに合わせる。 今書いてる時の方がドキドキしてるが、冷静沈着。 本当に今日は不思議な日だ。 ちょっと早めだがサイドを引いてギアをローに、そしてエンジン回転を3000辺りでキープ。 バックミラーを見ると、まだ最後尾は車が動いていた。

やがてメインポストのオフィシャルがゴソゴソ動きだし、5秒前表示を掲げた。 赤ランプ点灯。 そして消灯。 達人が教えてくれた「赤ランプがフワッと消える時に動作開始」とは行かなかったが、過去ベストのスタート。

フロントローの2台の真ん中に割って入れた。 うーん、有り得ない展開。

いや〜、楽しくて仕方ない。 こんなに上手く行って良いのか? いつもなら背後にいる18番が真横に来て「ニヤッ」とされるのだが、今回はバックミラーに収まっている。 まずは第一段階クリア。 奴が来ると煩いからね。 今回は私が「ニヤリ」。

そして2番手グリッドのゼッケン1番、彼とは最近仲良く序盤をランデブーしているが、スロースターターな彼に合わせていると序盤ダッシュ型の私は潰れてしまう。 併走で1コーナーに差し掛かった所で譲ってくれた。

これはラッキー。(ありがとー)

今日は手強い63番の340Rが不在なので前にいるのは48番の彼のみ。 上手な彼だが、前回のスーパーテックでエンジンにダメージを与えてしまい、メタルが駄目になったと直接聞いた。 で、今回は朝まで掛かって組んだエンジンでレースに臨んでいるということで、まだ本調子に成っていないエンジンのようだ。

そういえば予選終了後にオイル交換して「慣らし終了」とか言ってたな。

疲れた体でご苦労様。 だけどレースとなるとアドレナリンが沸いてくるらしい。 序盤は全開で先行逃げ切りパターンか?、彼の車から気合いが伺える。 うむ、せめてインフィールドで離されないぐらいには戦いたいぞ。

私の周りにはシリーズ2が少ないので詳しいことは解らないが、彼の車から奏でられる排気音は私好み。 乾いた高音質だ。 恐らくチタンマフラーだろう。 ステン管では出ない音だ。 爆音具合も良い。 私の車両も保安基準ギリギリなので静かではないが、車内にセットしたビデオに彼の排気音がしっかり聞こえる。

いや、冷静に観察している場合ではない。 とにかく彼の排気音が間近に聞こえる範疇には居続けたい。

彼があまり車に手を入れていない頃、背後を走らせて頂いたが、あの頃には無かった鋭さが散見される。 まずは立上りの鋭さ。 クロスギヤと排気量アップによるものだと思うが、以前とは段違い。 アクセルを入れるポイントが同じだとしたら、一呼吸している内に遠ざかっていってしまう。

詰めるとしたらブレーキング以外には無さそう。 って事は勝機無しか...あ、彼はE1クラスだ。 イカンイカン、熱くなってしまうところだった。

今日はコンディションが良いので「コンスタントに4秒台」が目標だ。

恐ろしく冷静な今日の私、オープニングラップは2位で通過。 後ろにいるゼッケン1番はまだ彼本来の実力は眠ったままで私との間隔は開いている、目覚める前に引き離しておきたい。

今日はエンジンが良く伸び、最終コーナーの進入で4速が吹け切りそうだ。 そして1コーナーの進入までも数百回転多く回っている。 気候コンディションが良いと、こんなに違うのか。

と、調子よく4秒台を2周続けて刻めたのだが、4周目に入って状況が変わった。

1コーナーで4速から2速まで2つギアを落とすのだが、シフトダウンで回転を合わせてもリアタイヤがロック気味になった。 エンジン回転が有っていない訳ではないし、エンジンが吹けない訳でもない。 変だなと一瞬思ったが、意識はコーナーの立上りと次のコーナーへのアプローチに行っているので深く考えなかった。

だが、次の1ヘアを超えてダンロップ下への進入で異変が起きた。 ベストラインの路面が光っている...と、思った瞬間に挙動が乱れた。 オイルだ。 オイルが出ている。

続く80Rは支障なく安心したが、2ヘアはモノ凄い量のオイルが出ていた。 それに48番は完全に乗ってしまった。 だが流石、大きくタイムロスしたものの背後を走っている私にしか解らない程綺麗なリカバリーで、車体の外乱も殆ど無し。 ウマイ。

2つのコーナーで完全にオイルに乗った彼の車、ガクンとラップタイムが落ちた。 とは言っても追いつけるほどではない。 それに微妙に私との間隔をコントロールしている。 まぁ手を抜かれても仕方ない。 私もラップタイムが落ちた。

私のラップタイムはミスしなければ5秒前半を出しながら淡々と周回をこなす。 このまま終わりそうだなぁと思った10周目、メインポストからチェッカーフラッグ。

慌ててもう一度Pラップを確認すると、やはり10周しか周回していない。 詳細は不明だが、路面コンディションの悪化を理由に周回数が減算されたと考えるのが妥当だろう。

ハザードを付けてスローダウン、オフィシャルたちがポストで手を振る。 そんなポストに向かって私も「お疲れ様でした〜」と明るく手を振って返す。 が、先行していた48番とチェッカー寸前でパスされた車両が見えない。

バックストレートに入ると、遙か彼方にスピードを出したままの2台が見える。 48番は土煙を出しながらピットレーンに入ったようだが、もう1台は最終コーナーを進んでいってしまった。 

ドラミで12周と説明を受けて走っているので、減算されたことを知らされないまま走っているのでチェッカーを違うフラッグと見間違えたらしい。 ということで、トップの48番はペナルティで1分加算され、私がタナボタとなった次第。(決勝動画はこちら

111cupのリザルトはこちら
photo by なりと & nolly (彼らの画像に感謝)

 

右後ろハブベアリングの交換とリヤキャリパーの不具合

先月報告したリア左のハブベアリング交換だが、早期に気が付かなかったためキャリパーの何処かが微妙に変形してしまってローターとの当たりが悪くなってしまった。

ハブベアリングを片方交換したので、もう片方はいつ交換したかなと調べてみると記録がない。 だが、交換した記憶はある。 でもイツ交換したのか解らないのでは不安。

確認のためにホイールを外し、ローターを外した状態でハブを手で回してもガタやゴロゴロ感は無い。 だが早期発見が重大な出費と破損を未然に防ぐので、右のリヤもハブベアリングを交換することにした。

外してみて一安心。 グリスが切れる寸前だった。 危ない危ない。 画像はプレスにかけたものの抜けず、規定値以上の圧を掛けたところ破損した状態。 テーパーベアリングの摩耗状態だけを参考に見て戴きたい。

一方、こちらは左側の逝ってしまったベアリングの惨状。 こうなってしまう前に交換しなければならない。 見事にグリスが無くなって焼き付いてしまっている。 スリーブ側もギタギタで、ハブはむしり取られて段が付いてしまっていた。


両輪のハブとベアリングを交換したので、今回は久しぶりにアライメントを確認してみた。 タイヤも新品だしアライメント調整にはベストな状態だ。

まずはタイヤのエア圧を調整。(今回は1.6キロに4輪を合わせた)

リヤから測定すると、リヤはトーイン左右とも1.2mm。 これは私の好みの数値にドンピシャなので調整の必要なし。 次にフロントを測定すると、筑波でアンダー対策をしたためかかなりメチャメチャな数値に成っていた。

トーアウトに設定したつもりが、かなりのトーイン。 これではアンダーなのも頷ける。 ということでタイロッドを回転させて0.2ミリずつアウトに調整。

最後に車高の確認をしたらリヤが左右ともフレーム下で101mm、フロントが左右とも98mm。
おかしい、右側が2ミリずつ高くしてあった筈なのだが....そうか、新品タイヤで測定した事はなかったな。 今まで筑波を走ったタイヤで調整したから右側上がりのつもりでいたが、実は水平だったらしい。

右側を2ミリあげようかと考えたが止めた。 走っている内に自然に丁度良くなるなら水平にしておこう。 それとリヤバネを柔らかくしてからアンダー気味なので、フロントをもう1ミリ下げても良い気がしている...が、ソレも止めた。

フロントのトー調整をしたので、これで走ってみてから弄ろうと思う。

リヤバネが柔らかくなったので、ブレーキング時のノーズダイブが遅くなった。 だが、そのかわりリヤのトラクションはバッチリだ。 このあたりは先月号でも書いたが、まだまだセッティング中。 チマチマと時間を掛けて楽しみながら煮詰めていくつもりだ。


それはそうと、今回ローターも交換してパッドも新品にしたのだがリヤの左側に発生したブレーキの引きずりが直らない。

キャリパーを交換すれば直るかどうかは解らないが、多少の引きずりで有れば少し慣らしてやれば何とかなるかと思い、山道へ散歩にいってみた。

だが、段々と熱が入ってくると止まる寸前やUターンなどで「ブブブ..」と引きずる。 スライドピンかピストンか、もしくはキャリパーが開いたか。 くそぅ、もう暫く使ってみてどうしても駄目ならキャリパー交換に踏み切ろう。

 

今度は右側デフオイルシール

10月号で報告した左側のデフオイルシールだが、1ヶ月後に右側からもオイルが漏れだした。 ハブベアリングといい、デフオイルシールといい片方が壊れたら反対側も交換した方が良いのかも知れない。

両方とも距離的には同じ数字を刻んでいると思うが、やはり筑波サーキットなどを走ると左側のダメージが大きいので今までは破損した箇所のみを交換してきた。 だが、数ヶ月後に反対側が破損するのであれば同時交換しても良いかも知れない。

このデフオイルシール、左右の大きさが違うため間違えないと思うが、購入する際は大きい方が左で小さい方が右だと言う事は知っていた方が良い。 因みに初期型と後期型ではタイプが違うのは10月号で書いた通り。(私のは後期型Bタイプ)

 

雑記

今年は比較的暖かいので早朝散歩も12月まで大丈夫かと思っていたが、先週行った山は霜が降りて真っ白。 やはり12月の早朝は無理なようだ。

FSWも12月は週末に枠があるのだが問題は気温と路面状況、御殿場辺りも早朝は気温が下がるので凍結に注意しなければならない。 都内は暖かくても御殿場付近だけ大雪という事もあったし。

 

エリーゼのレースを始めてから購入したヘルメット、今年だけでも30回以上は被っている計算なのだが夏場などは大量の汗と加齢臭のため毎回丸ごと水洗いしている。 そうなると内装の難燃素材が毛玉だらけになり、内装に貼ってあったヘルメット規格のシールも無くなってしまった。

レースの装備チェックでは毎回JAF公認の4輪用ヘルメットである説明をするのだが、ヘルメット外装後部に書いてあるシールだけ無事なので何とか認めて貰っている状態。 JAF戦のレースでは無いのでJISのC種を通っていれば2輪用でもサーキットは認めているので、内装が取り外せて洗うことの出来る2輪用ヘルメットの方が私には都合がよいかも知れない。

ということで最近のヘルメットを検索すると、アライからGP-5Xという4輪用GP-5と同様の機能を持ちながら内装が洗濯できる種類が有るではないか。

シールドの種類も4輪用と同等の3ミリ厚だし、スネルもM2005をクリアしている。 そして何よりも価格が安いのが魅力。 いま使用しているGP-2Kより定価は高いが、市販価格は売れる数が違うので安価だ。 よく見ると2輪用なのでシールド開口部が大きく、フォルムは少し野暮ったいが、スワイブルシールドを採用しているし、やはり内装が洗える魅力は大きい。

もう一度アライのホームページを見るとGP-5Wというヘルメットが有った。 こちらは完全4輪用。 よく見ると内装の種類以外はGP-5Xと全く一緒。 なんだ、そういうことか。

よし、自分へのクリスマスプレゼントはこれにしよう...あ、ミッションとデフのベアリングを交換するのが先だったか。

 

今月の整備記録

ハブ+ハブベアリング(右後)交換 66,200km 2006.11.05 
リヤブレーキローター+リヤブレーキパッド交換 66,200km 2006.11.05
ローター:EBCソリッド パッド:PFC #97
エンジンオイル+エレメント交換 66,720km 2006.11.18 MOTUL 300V CHRONO 10w-40
デフオイルシール(右側)交換 66,800km 2006.11.19 Bタイプ(デフオイルは再使用)

ベストラップタイムの記録
 
各々の目標 筑波2000:1分03秒 (ラジアル)  筑波1000:39秒(ラジアル)
  FSW:2分03秒(ラジアル)  もてぎフルコース:2分16秒(ラジアル)
FSWショートコース:33秒5(ラジアル)
 
筑波サーキット
 コース2000
1分6秒683(2002.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改

1分4秒192(2004.03 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

1分4秒498(2006.11 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー

 
 
筑波サーキット
 コース1000 
41秒709(2002.05 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
 
 
日光サーキット 44秒129(2001.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
 
 
富士スピードウェイ
 旧コース
1分55秒28(2002.04 ロードスターNA8Cでの非公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改 ※手計測データ

1分50秒772(2003.02 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

富士スピードウェイ
 新コース
2分05秒243(2005.05 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
富士スピードウェイ
 ショートコース 
33秒6(2004.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

33秒706(2006.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 
クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー

 
ツインリンクもてぎ
 フルコース
2分16秒479(2004.11 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
 
ツインリンクもてぎ
 東コース
1分52秒006(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録 ウェット)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
 
エビスサーキット
 東コース
1分09秒228(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 RE−01
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 

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