20年ぶりに筑波のライセンスを取った。 正確には以前のライセンスは2輪のライセンスだったので、4輪の筑波ライセンスは初めてだ。
以前ライセンスを取得したときはサーキットを走れる車両で現地に赴き、講習終了後に自分の車両でコースを数周走った。 だが今回は机上講習だけ。 コース走行はバスに受講者が乗って講師の話を聞くシステムとなったようだ。
それにしても便利になった物だと思う。 ネットが普及した関係で、ライセンスの取得もスポーツ走行の予約もネットで簡単に出来る。 かつては夜も明けない早朝から並んで走行券を買ったりしたものだ。(笑)
その後に電話予約制度になった名残で、今でも電話予約と併用しているらしいが、外出している人もいるだろうしパソコンを持っていない人もいるだろう。 是非、電話予約は続けて欲しい。 予約日には電話が繋がらないとイライラするかもしれないが...。
今年の抱負というと大袈裟だが、何を目標にするかと言われたら「注意力」かと思っている。 昨年は走るときに周りをよく見るように心がけたつもりだったが、まだまだ出来ていないと思うし、周りを見るだけでは足りない事に気付いた。
上手なドライバーは周りをよく見ていると思っていたが、もっと根本的に違う事に気が付いた。 街中や山道を走るとき、先を読む事で安全に楽しく走れると思う。 それと同様にサーキットでも周囲の車の動き、走っているドライバーの癖などを出来るだけ読み取れるようにしたいと思う。 そう、注意力だ。
山道で迷惑を掛けたとき、それは注意力の散漫・読みが甘い事・車を操る技術不足からだった。 技術は一朝一夕では向上しないが、予測する事も含めた「注意力」を働かせる事によって技術不足を補いたい。
車自体を改良したいと思っている事がある。
ブレーキと足回りだ。
何が原因かは明確になっていないが、購入したときのタッチが失われているのだ。 ピストンの劣化かも知れないし、キャリパーが変形しているかも知れない。 若しくは独特のキャリパー形状から微細な気泡が抜けていないかも知れない。
そしていつも気になるジャダーだ。 サーキットを走れば、ディスクの摩耗などからジャダーが起きやすい事は解っている。 だがローターを交換してもハブベアリングを交換しても直らないというのは、どこかに私の気付いていない劣化が起きているはずだ。
一度足回りのパーツチェックを含め、詳細な点検をしてみようと思っている。
足の方は上手く表現できないのだが、まだセッティングを詰め切れていないと思っている。 各サーキットや散歩のコースによってもセッティングは違うと思うが、あまり突き詰めていない。 まだ自分で出来る範囲の調整が出来ていないと思っている。
そこそこ走れる程度のセットアップは出ていると思うので、悩んだら元に戻せばいいと言うノリで細かいテストをするつもりだ。
私の友人に車と対話をしながら走る者が居る。 私も車と対話できるようなレベルになりたい。 何をどう動かせば良いかも解っていない。 奥が深い。 だから面白いのだが。