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2004.02



もてぎが主催する走行会、それがこのTry The Circuit。 なかなか楽しめた。


ツインリンクもてぎ


コース攻略法はプロがもてぎのサイトで解説しているのでそれを参考にして欲しい。

今回はあくまでも私の反省ポイントを忘れないための記録。 ということで、皆さんには参考にならない事を断っておく。 あくまで自分のための次回攻略ポイント集として作製したので。

※おことわり
 もてぎのホームページ素材を使わせて貰いました。 素材の使用に問題が有れば削除しますので御連絡下さい。

今回は車内から撮影した私のダサダサな動画を元に解説している。 



上図はコース全容。 コーナーに番号が振ってあるが、これはもてぎHPのムービー解説用で、実際のコーナー番号とは異なるので注意。 



何度も機会がある度に書いているのだが、最初のコースインでいきなりアウト・イン・アウトはやめてほしい。

今回は同時コースイン車両が50台という事もあり、一番最後尾の車両がコースインする時には、先頭グループは既にホームストレートを通過しているのだ。 つまり、本気アタックに入る車両が1コーナーに向かっていると言う事。 最初にコースインする車両の挙動がストレートをフル加速している車両には如何に危険かという事が判って居ないのだろうか。 驚くべき事に、何台もコースの中央まで出てくる車両が居たのだ。 サーキット側も危険である事をミーティングで言うべきだろう。

ということで、バックミラーを確認しながらインベタでコースイン。

今回の走行で茂木フルコースはまだ2回目。
コースを思い出しながら、タイヤが暖まるのに必要なレンジまでスピードを上げつつ観察・確認。 ブレーキパッドの温度も上がり、ローターにも皮膜が出来た所でアタック開始。



1コーナー 〜 2コーナー

これは1コーナーのライン取り図。 1枚目でブレーキング開始とターンイン開始。 2枚目の位置がクリップで、3枚目のように中央までしか孕まないラインを通って2個目のクリップを目指す。 ここまでを舵角を一定にしつつ、1つのコーナーとして捉えるべきだろう。 

解説によるとクリッピングポイントまでブレーキングしながら進入するとあるが、私は100メートル看板の手前からブレーキング開始。 と、ほぼ同時に3速へ落とし、クリップの少し手前では右足がアクセルに移動してパーシャル状態になっている。

恐らく看板の真横あたりからのブレーキングで間に合うはずである。 上に書いたタイミングではアプローチの途中からブレーキをかなり緩めているので勿体ない。

1個目のクリップはこのあたりだろう。 私は下の画像のように車1台分手前でインに付いている。

結果としてフロント荷重が足らず、パーシャルから開けて行くのでアンダーが出る、次に辻褄を合わせるためにアクセルの開け閉めで荷重移動。 そしてトラクションが横に逃げている。

既に書いた事だが、ターンインのスピードを上げつつフロントに掛ける荷重を多めにしておけば、クリップを通過した辺りからアクセルを徐々に開ける方向となり、結果としてジワジワと4つのタイヤが微妙に流れる速いコーナリングへ持って行けるはず。

一つ目のクリップを過ぎてから、次のクリップに向けてステアリングを拳一つ更に切り込んでいるのが解る。

ライン取りとしては1つ目のクリップと2つ目のクリップは確実にインにつき、その2つを繋ぐラインはあまりアウトに孕むと2個目のターンインでステアリングを切り増す事に事になるので、そうならない範囲で...と、書いてある。 私はコノ通り、思いっきり切り増ししているので失格。

一定の舵角のまま1つのコーナーとして捉えろって事ですかね。 ここで0.3秒は短縮出来るはず。



3コーナー 〜 4コーナー

この絵を見ても1つめのコーナーはタイトだと思うのだけど...

私はこのあたりから2つシフトダウン。 またまた例によってブレーキングが甘い。 右に見える最終看板からのブレーキングで間に合うはず。

もてぎの解説によると、ギアを1つだけ落として3速で3コーナーをクリアすると書いてある。 しかし、私は前回走った時にココを3速でアプローチしてコースアウトした。

それがトラウマになっていて、セカンドギヤのレンジまでスピードを落として進入している。 明らかに進入スピードが低いのでライン取りにも苦しさがないのだが、ここを3速でクリアするとなると相当シビアなライン取りを要求されるはず。 

一個目のクリップを通過する時に、次のクリップに視線を移動させるぐらいの余裕が欲しい。 進入が遅いワリに意外と余裕がないのだ。 気のせいかも知れないが、3コーナーのコース幅は狭く感じるのだ。

3コーナーを立ち上がって、外側のゼブラ近くにならないと次のクリップに意識が向かっていない。 シフトアップに気が行ってしまっている。

やはりここは3速で回るコーナーなのか? 次回は1つめのラインをスピード重視のラインにしてみよう。 タイトに回っているのがダメなのかもしれない。 

4コーナーを立ち上がったところで4速にシフトアップ出来ていれば攻略は上出来。.....と思う。 私は直線を少し走ってから4速に入っていた。

この直線は長い。 そう、モテギは直線が長くてコーナーはタイトというパターンが多いのだ。 最初のアプローチを失敗すると確実に直線スピードに差が出る。 ここでもタイムロスしているだろう。



5コーナー

ここは比較的鋭角なタイトベンド。

例によって解説によると、立上りでは長めにインに付くと良いとある。 私はゼブラをかすめるようにして立ち上がってしまっている。 クリッピングポイントの取り方も手前すぎる。

この辺りで4速が吹けきってしまうので、無意識にブレーキングに移行してしまっている。 左側に見える看板横がブレーキングポイントか?

先程の直線スピードが伸びれば少し手前で5速に入るのかも知れない。

車の角度とコーナーの曲率の取り合わせが合っていないのが解る画像である。 例によってインに付くのが早すぎ。

ということで、更にステアリングの切り増し。



総じて早めにインに付こうとしたことで脱出のラインがキツク成ってしまっている。 クリップを過ぎたら徐々にステアリングの舵角を浅くするアプローチを考えなくては。 上の画像では既にコーナーの出口なのに、ステアリングの角度が180度ちかく回っている。

このコーナー、後半に向かってアクセルを入れたり閉じたりして最悪な走りだ。 此処は0.5秒近くタイムアップするだろう。



6コーナー

私の車両のような非力な車では何処でも走れるのだが、舵角は出来るだけ少なくして走行抵抗を減らす方が良いのではないかというのがこのコーナー。

トンネルを過ぎた辺りから舵を入れて、クリップあたりで4速にシフトアップするのだが、高速域だけに片手でステアリングを切り込んでいくのは些か恐怖心が現れる。 しかし、此処は足廻りを信頼して全開で行くしかない。 

早めのシフトアップは登り坂というレイアウトもあってパワーバンドを外してしまうので完全なタイムロスだろう。 そういう私は、画像の辺りでシフトアップの体勢に成っているのだが。

立上りはステアリングを切り増せば早めに次のコーナーに向けた姿勢作りが出来るのだが、曲率を大きくしてスピード重視にするのと比べ、タイムは違うのだろうか?



7コーナー 〜 8コーナー

S字と呼ばれている箇所。 ここは比較的ピリピリするコーナー。 1つ目の通過スピードは思ったよりも高い。

2個目は少し逆バンク気味。

例によって甘いブレーキ。 あと5メートルは縮められるだろう。

ココも私の悪い癖が出ている。

コーナーポスト脇の最終看板の所まで全開で行き、そこからギヤを1つだけ落としてクリッピングポイントではゼブラと車体を平行に持って行くアプローチが取れれば、次の逆バンク気味のS字出口のアプローチで速度が乗るはず。

とにかく1つ目のアプローチで膨らまないようにする事。

それと切り返し部分がポイント。 出来れば全開で行きたいが、少し意識的にアクセルによる荷重移動を行った方が結果として綺麗なラインを通れるようである。

 

9コーナー

S字からの脱出スピードが乗っていれば直線で4速に入るはず。 私は何度か3速でレヴに当てたまま引っ張っている。

このコーナー、先が見通せるので比較的走りやすいのだが、出口が逆バンクに成っているのがクセモノ。 アクセルを入れていると空転してしまうほどだ。 だが構わず全開で行った方がよいようだ。 一度トラクション重視で走ってみたが、直線の伸びが悪い。

それはそうと、私の走りは全て同じ悪癖が出ている。 ブレーキングが早すぎるのと、クリップの取る位置が浅い。 結果として出口でステアリングを切り増したり、アクセルで辻褄を合わせようとしている。

 

10コーナー

ヘアピンコーナーである。

50メートル看板のポイントからのブレーキングで良いようである。 運転していると解りにくいが、以前に東コースを走った時、ここが登り坂に成っている事に気付いた。

ということでブレーキがよく効いてくれるので、奥まで突っ込む事が出来る筈だ。

この辺りからのブレーキングで良いだろう。

またインに付くのが早い。

初めて走った時は3速で回ってみたのだが、やはりオーバースピードで回りきれなかった。 ここも立上り重視で奥にクリップを取るべきだろう。

それにしても午後になるとコノ辺りから逆光で眩しく、ポストから出ている信号では見えない。 黄色の点滅信号を見落とすと危険なので、是非フラッグを振って欲しいと思った。

 

11コーナー

思いっきり下り坂のストレート。 どこまでアクセル踏んでいられるか。
最初は150メートル看板手前でブレーキを踏んでいたが、エリーゼにSタイヤであれば150と100の中間あたりで間に合うはずである。

ここは下り坂なので慣性がつく、だから早めにインについてクリップを舐めるように取るのが良いようである。 私の悪い癖の知り方で良いためか、通じようなら5速全開からセカンドで飛び込むコーナーなのに恐怖感がない。

クリップあたりでズルズルっと滑らせて出口を向くのは快感。

でも、やはりインに付く角度が甘い。 もう少し溜めても良いと思う。

 

12コーナー 〜 最終シケイン

一つ目のクリップ。 ここはギリギリまで寄った方が良いだろう。

そして中間地点。 アウトまで孕んだ方がアプローチしやすいのだが、大回りするとタイムロスをするようなので、真ん中あたりまでにする方がよい。

ただし、切り込む位置を誤ると、次のクリップで車の姿勢が整わない。

このラインではダメなのだ。 ゼブラを過ぎてもステアリングを戻せない。 このあたりでもう少し車が左側を向いていないと、最終のビクトリーコーナーのクリップを奥に取れないのだ。

最終へのアプローチ。 先程のラインを通っていないので、ステアリングを切る事が出来ない。

ココまで来てもステアリングは直進状態。 このままでは速度を殺さないと曲がりきれないのだ。 もうクリップを理想の位置で通過する事は出来ない。

コーナーの出口でステアリングの角度はコノありさま。

このコーナーが一番難しい。

たまたま来ていたプロの原選手に攻略法を聞いてみたのだが、旋回ブレーキを上手く使う事が重要と言われた。 たしかに最後の切り返し前、シケイン出口のコーナーに向かうブレーキングが難しい。

左側の縁石あたりでブレーキング開始するのが良いとは思うのだが、この時に縁石と平行に車を持っていないと綺麗なラインに載せられないのだ。

解ってはいるが、目標となるポイントが無く照準が合わせにくいのも攻めにくさを助長している。 レースの時など、タワーに出る順位をまともに見れなかった。 ここ、何とかしないとダメだ。

旋回ブレーキで車が飛び出すような感じがするが、登り坂になっているために思っているよりはグリップしてくれる。 そのあたりを考えながらコントロールしなければ。

でも、4回もサーキットを走った賞味期限切れのタイヤで、しかも回転方向が逆というナメテル仕様でこのタイム。 タイムアップポイントを押さえて走る事が出来れば16秒フラットまでは行けるはず。 いや、15秒まで行けるだろう。

 

今月の記録
エンジンオイル+エレメント交換 27,000キロ(Silkolene Pro4) 2004.02.01

ベストラップタイムの記録
 
各々の目標 筑波2000:3秒 筑波1000:39秒 茂木フルコース:16秒
 
 
筑波サーキット
 コース2000
1分6秒683(ロードスターでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改

1分4秒463(エリーゼの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

1分8秒7(エリーゼの公認記録
 195/50−15・225/45−16 RE−01
 クァンタムダンパー+スィフトバネ

 
 
筑波サーキット
 コース1000 
41秒709(ロードスターでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
 
 
日光サーキット 44秒129(ロードスターでの公認記録)
 205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
 
 
富士スピードウェイ 1分55秒28(ロードスターでの非公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改 ※手計測データ

1分50秒772(エリーゼの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

 
 
ツインリンクもてぎ
 フルコース
2分17秒654(エリーゼの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
 
ツインリンクもてぎ
 東コース
1分52秒006(エリーゼの公認記録 ウェット)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
 
エビスサーキット
 東コース
1分09秒228(エリーゼの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 RE−01
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 

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