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2003.06



フィスコが改修される頃になってからココが好きになるなんて...(泣)


111Cup Rd.3 Fisco

111Cup Rd.3

今回は楽しく走れたので明るい口調で御報告(笑)

こどもの日に行われた111カップの第3戦は、好天に恵まれて暑いぐらい。
しかし、表紙の画像を見ると観客はガラガラ。 前日のGT選手権とは違ってアタリマエなのですがね。

まぁ、普通のスポーツ走行日なのでコンナモンでしょう、と、寂しい気持ちに包まれながら支度をしてると、続々と仲間が集まって来ました〜♪(何か嬉しいらしい)  私は遠足前日の小学生と精神状態が一緒なので、思いっきり早く到着して一人でポツンとしてたのでした。(^^;;



私もそうだけど、スポンサーのステッカーなどを貼り付けているから街中では目立っちゃってチョット恥ずかしいんだけど、サーキットではこのぐらい派手な方が似合うねぇ。

ところで、
結果は先月の速報通り、E2クラスで予選3位決勝2位なのは御存知と思うので、多くを語るのはやめて今回の「ひとりごと」は少し違った角度から書いてみましょうか。

いつもなら予選も決勝も感じた事を書いてたのだけど、今回はスペシャル企画があるので本戦は大幅に割愛します。

予選はフィスコに慣れてない車両に掴まったりしてタイムが上がらず...それでも40分もあった予選時間を全て使うあたり、相変わらずのサルぶりなのでした....(笑)

それが裏目に出たのか、とにかく暑い日だったのでエンジンが熱ダレしてしまって、予選終盤では明らかなパワーダウン。

やっぱり私のエンジンは発熱量が多いみたい。 と、走行後に同じエンジンの友達に喋っていたら、彼らも同様にパワーダウンを感じたらしい。 それが正常だとしても、5月の気候でパワーダウンはヤバイでしょ。

今年の夏はもう一つ、何か熱対策を施すべきかも?

そうそう、仲間がキレイに撮ってくれた画像が有るので、これを見ながら研究and反省。 ここは長い直線後の複合コーナー(1コーナー)なのですが...



1つ目のクリップはもうチョイ奥目の所にあると私は思ってるけど、
この連続画像ではマァマァのラインかな?(これで完全な全開ならばね)



ここ、コース幅はそれなりに有るのだけど、余り外側には孕まない方が良いと言われている所。

というのはアウト側には砂やタイヤカスが浮きやすく、スリッピーだかららしい。 でも、どうしても突っ込み気味になって外側まで膨らんでしまう。
スポーツ走行では、もう少し綺麗に走れるんですけどね。

私には5速全開からセカンドまで落とすコーナーは難しい。 シフトダウンの方に意識が行ってしまうのは或る程度克服したつもりだったけど、セカンドの上限ギリギリで進入するためには、アプローチラインに入ってからも片手運転が要求される訳なのですが、それが不安というか自信を持って出来ない。

しかも、このアプローチ部分は若干の下り坂に成っていて怖さ倍増。
どうしても早めにブレーキを踏みたくなる箇所なのですよ。

150メートル看板あたりからアクセル抜いてブレーキング体勢に入るのだけど、車載ビデオを見ると実際のブレーキングは100メートル看板あたりから。 ということは、もっと奥まで侵入してから素早くブレーキングに移行出来ればタイムは短縮するはず。

と、頭では解ってるんだけど....やっぱり恐いよ。(笑)
恐らく、もう少し速いスピードで進入し、ブレーキングで僅かなスライドをさせながら向きを変え、クリップ前からアクセルを入れられるのがベストなんでしょうね。 勿論、最後のシフトダウンはコーナリングしながらね。(^^;;

もひとつの苦手はBコーナーと言うシケイン。 ここもやはり積極的に向きを変えるドライビングが要求される所。 どうも上手くコントロール出来る自信が無くてダメなんです。 1個目のヨーか残ってしまっているのに、2個目に無理な姿勢で入ろうとしてハンドルを無理に回し....あぁ、情けない。

などと、予選を振り返っているとイツの間にか決勝の時刻。
早く並べと放送が響いてる。 やばっ、そんなに時間無かったっけ?

私、この時には何の用意も出来てなくて、エンジン掛けて乗り込んだらガソリン入ってなくて慌てて入れる始末。 もう右往左往してボロボロ。
手伝ってくれた皆さん、ほんとにアリガト〜♪

さーて、決勝のコースインです。
ドキドキしますねー。(それは用意が出来てなかったのも有るなぁ)
でも、気楽に行きましょう♪

で、グリッドに並ぶ前にダミーで並んでみたらこんな感じ。
フィスコはデカイ。 後ろの方はシグナル見えないだろうなぁ。

この時点では、みんなクルマから降りたり飲み物呑んだりしてリラックスしてるけど、私、ダメなんです....ヘルメット被ってメガネをするのだけど、メガネが曇ってしまうので早めに被って慣らしておかないとダメなんですよ。

それと、シードベルトを外すと付け直すのにも時間が掛かるので、私はいつも運転席でジッとしてます。 ただでさえアガリやすい性格故に、慌てるとロクな事がないんで。

随分と待たされた後にフォーメーションラップ。 待たされすぎなのか、何故かテンション低くて(勝てる気がしないなぁ...完走出来ればイイヤ、なんてね)ドキドキしなかった。(さっきまでドキドキしてたのに)

でも、やっぱりスタートが近付くとは緊張してきました。 過呼吸になるみたいです、私。 声に出して「落ち着け!」なんて大声で叫んだりして。 てへへへ...

1分前ぐらいから回転上げて待っていたので足が攣りそう。 まだかよぉ、と思った瞬間に赤ランプ点灯。(やっぱり遠くて見にくいぞ)

スタート!

おっと、白いスポーツエリーゼが何故か止まっているかのようにユックリ走ってます。 スタートミスをしたんだろうな、と思いながら自分のポジション決めを考えているとソコはもう1コーナー。

思ったよりも1コーナーは近かった。

すると白いスポエリはググッと鋭い突っ込み。 おお〜、と、見とれていたら私はブレーキングが甘くてズルズルと後退してしまいました...なにやってんだか。(泣)

今回はスペシャル企画!
車載映像を公開します。

でもね....あまりアラが解らないようにチッチャイ画像です。(笑)
最終ラップだけは少し大きく綺麗なファイルをアップしましたので、興味がある方はどうぞ。 ファイル形式はWMVです。

車載映像1:スタートから赤旗中断まで 20.4MB
車載映像2:最終ラップ(今回のベストタイム)8.8MB

で、レースの方ですが、ゼッケン54番の今年E2を2連勝している友人とサイドバイサイド。 毎週のように順位が変わって、見てる方は楽しいでしょうが、走ってる私らは大変。

こういう走りをしてるとダメですね、タイムが伸びなくてE2トップの19番がドンドンと離れていっちゃう。 (黄色いマシンがウロウロしてるのがバックミラーに映ってるのにも注目してみてください)



何周目だったか、スリップストリームについてパスするのは面白いと思っていたら水温が上昇してる。 いつの間にか85度。 このままでは最終周までにオーバーヒートするかも。 不安だ。

....そんな走りを数周した後、54番の選手はタイムが落ちるバトルモードから、私を先行させて泳がせる作戦に出た模様。(さすが、頭イイネ)

この時点で6周。
まだ半分しか走ってない。

おっと後方の54番はライトオン!
彼はこういうプレッシャーに私が弱いの知ってるからな〜

7周目に入ると、周回遅れがチラホラ出てきた模様。 それも有って彼はライトオンしたのでしょう。

これは最大のチャンスでもあり、同時に危険。
今回のレースはノービスクラスも一緒に走行してますからね。

コーナーで絡んだら嫌だなぁと思っていたら、しっかりコーナーで遭遇。 後ろを気にしつつ、でもアクセルは緩めない!(勿論、何かあっても避けられるスペースは確保ね)→ちょっとは考えて走るようになったらしい

おっ、19番が思いっきり手間取ってる模様。 これはもしかしたら....と、思った所で私も100Rやヘアピンで絡んでしまった。 あーあ、これじゃ縮まらないや。



こんな感じデス。

後ろから54番が理想的なラインで突っ込んでくるし...ヘアピンをミスって失速しちゃうし、と焦っていたら次のポストで赤旗。

ということで、この時点でレース成立(終了)



なかなか楽しかったけど、あと4周走ったらどうなってたかな?  私がミスって順位を1個下げて3位でフィニッシュだったのでは?

第3戦が終わってシリーズポイントE2トップは54番で52ポイント
2位は今回優勝の19番で42ポイント
3位は18番の34ポイントで、次が私の30ポイント。

第2戦をリタイヤしたのが重〜く響いてマス。(泣)

ハブ+ハブベアリング(ジャダー)

フィスコを走っている時に感じたブレーキのジャダー、ローターの慣らしをしなかったからだろうなぁと思っていたけど、どうやら違った模様。

フィスコのレース後、前回もジャダーが出てしまった左側のブレーキパッドを点検したところ、なんと、右側の半分しかパッドが残っていない。

これはどういう事?

クルマをジャッキアップしてタイヤを回してみると、一定周期でパッドが擦れている音がする。 普通に走るだけでタイヤが一回転する度にパッドとキャリパーに負担が掛かっていた訳だ。

どうりで最近ノックパックと言うかタッチが悪いはずだ。 コレが原因か。
しかし、レース前に私が確認した所ではハブ関係のガタはゼロだった。

ただし、これはタイヤを装着した状態でのチェック。 だが、明らかにローターが反っているかのような動きをするので、今度はタイヤを外してダイヤルゲージを当てて数値チェック。

結果、ローター外周部で0.3ミリの反り。

これが走ってるとカタカタとパッドが泣くんですワ。 パッドが倍以上減っていると書いたけど、もう2ミリ弱しか残っていなかったので手持ちのEBC赤パッドを装着して試走してみたのでした。

それを装着して箱根へ散歩しに行った所、行きの高速でカタカタとパッドが鳴くんですよ。

これが最初解らなくてね....

前に雨水用の竪樋を作ったヤツが、風圧で動いてホイールと干渉してるのかと疑ったけど問題なし。 なんでカタカタ言うんだとアクセル緩めてもカタカタ...
ふと、ブレーキを踏んだら音が止んで、「これだ」と解った次第。

箱根を少し散歩しただけで左パッドだけグングン減って大慌て。 で、そのままショップに直行し計ったのが先程の数値という顛末。(読みにくい?)

しかし、コンマ3ミリで激しいジャダーが起きるとは考えにくい。
手で、動かしたぐらいでは解らない程度のガタが出始めた所だったのかも...

とにかく気に入らないので外して点検したところ、こんな状態でした。



どちらが新品か言うまでもないけど、
外したハブの先端の方(車両の内側)が偏摩耗してるのが解りますかね?



黒い、帯のような模様が付いてますでしょ。
ハブが悪いのかベアリングが悪いのか解らないので今回は大事を取って両方とも交換。

ベアリングの方も手で触ると囓られてるのが何となく判りました。 筋が入ってるの、わかります?



で、交換後の計測ではローター外周部で0.1ミリ。
これで走行してみましたが、ジャダーは解消。

ローターまで逝っちゃってたら嫌だなぁと思っていたのですが、新品ローターでも外周部の振れが0.1ミリだったので、今回はローターもパッドも再使用としました。(もったいないし)



周りの仲間でも何人かハブベアリングやハブを交換した人が居るので、どういう状態に成ったら交換かと聞いては居たのだけど、私の場合は一気にでは無く、徐々に来たって感じ。

聞いた範囲では、一気にハブ周りから異音がするとか、突然ブレーキが効かなくなるとか、そんな派手な壊れ方をすると思っていたんですがね。

確かに右コーナーを走ると、シュルシュルというかチュルチュルという、何かが擦れているような音がしては居たのだけど、それが本当にそうなのかは今のところ不明。

交換後は音は出てないです。

ブレーキのタッチにノックバックが出たり、ジャダーが起きるようになった人は点検する事を薦めます。 ローター変えてもジャダーの収まらない人は、ハブとベアリングも疑った方が良いかも知れませんよ。

でも私のクルマは呪われているので、普通では起きないような事ばかりが発生するから参考に成らないかも。(^^;;

次にやってくる故障というかトラブルは、もう一つのアキレス腱と言われているリアのトーコントロールアームなのかなぁ。

ブレーキパッド

今入れてるのはロッキードのZC。(BCNR33用のリア用)
悪くないんですけど、偏摩耗するのとレース終盤でペダルストロークが多くなるのがチョットね...

でも、コントロール性は良いですよ。
だから使ってるんですけど。

ロッキードからデルファイに成って品質変わったら嫌だなぁと思ってたけど、私の使った感じでは変化無しみたい。 私はロードスターの時からZC愛好家ですけどね。

ところで、
ZCはパッドの厚みが14.1ミリ
SEIのパッドが13.5ミリ
PFCは16.0ミリ

この情報は都筑インター傍のHRS佐藤さんから戴きました。 HRSは1階にファクトリーギアと言う(よく利用する)工具屋さんが入ってるショップで、ランエボを得意とする所。

なぜ私がHRSかって?
それはランエボのリアパッドがエリーゼのフロントにピッタリだから。(笑)

そう、33や34のリアキャリパーと、ランエボの最近のモデルはブレンボのキャリパーを使ってるんですが、これがエリーゼのAPキャリパーとパッドが共通なんですね。(皆さん御存知だとは思いますが)

ただ、1つ注意しなきゃ成らないのがパッドの厚み。 というかローターの厚みなんですけど、PFCのパッドはそのままでは入りません。 いや、正確には新品のローターには入りませんと書くべきかな。

新品のローターを装着すると、パッドの厚みは15ミリが限界。
ま、余裕を持って14.5ですかね。
この状態ではPFCは入らないって事に成ります。

そう、ZCは無加工で入っちゃう...
逆に言えばランエボやGTRには薄いんで損してるのかもね(笑)

今はEBCっていうパッドを入れたと書きました。 これ、熱が入るとキーキー煩くてビックリ。 ま、効かない事も無かったので無くなるまで使いますが、次はPFCですかねぇ。

そこで、パッドを安い店でGTR用を購入して研磨屋さんに削って貰おうなんて
セコイ考え方をしていたんですが、研磨するのに5000〜10000するらしいので、ちゃんとエリーゼ用を購入した方が安上がりかも。(^^;;

今月の記録

フロント左ハブ+ハブベアリング交換 17,200キロ

ベストラップタイムの記録

各々の目標は....筑波2000:3秒 筑波1000:39秒 茂木:16秒 フィスコ:49秒

筑波サーキット   :1分6秒683(ロードスターでの公認記録)
コース2000     215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
             1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改

            :1分4秒463(エリーゼの準公認記録)→代走
             195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
             クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
             WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

            :1分8秒7(エリーゼの公認記録
             195/50−15・225/45−16 RE−01
             クァンタムダンパー+スィフトバネ


筑波サーキット   :41秒709(ロードスターでの公認記録)
コース1000     215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
             1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
                    
日光サーキット   :44秒129(ロードスターでの公認記録)
             205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
             エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
                                 
富士スピードウェイ :1分55秒28(ロードスターでの非公認記録)
             215/50-15 A048 S+195/55-15 RE540S S
             1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改
             ※手計測データ

             :1分50秒772(エリーゼの非公認記録)
             195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
             クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
             WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
     
ツインリンクもてぎ :2分17秒665(エリーゼの公認記録)
             195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
             クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル


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