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2003.05



早朝の箱根、もう10数年走ってますけど飽きないですね。


レース

今回もレースの話題から。
111カップの第2戦とスーパーテックの初戦。



しかし、余り書きたくない...予選でやってしまったのです。
さすがに今回は落ち込みました、自分の下手さ加減に。

当日の朝まで降っていた雨と風のせいで、コースコンディションは見た目よりも悪かったというのと、私の未熟さが相まってコースアウト。
筑波の最終コーナーでスポンジバリアに衝突。

幸にも最後の判断力は残っていて多少はコントロール出来たので、スポンジへ並行に当たったために被害は思ったよりも小さい。

だけど、コントロール出来ると思ったのにグリップしてくれなかったのは、前日の雨上がりのせいか、最終コーナーに強く吹いていたという風のせいか、..いや、「行ける」と思った私の運転+判断ミスですね。
スリッピーな路面なのに限度を超えてアタックした私の思考回路でしょう。

クルマのダメージ的にはドアミラーが取れて、ボディ左側はスポンジバリアとの擦過傷程度で、走るのには全く問題なしですが、ドアミラーがない状態で決勝レースに出る訳にも行かずに決勝はリタイヤ。

もう、こんな事には遭いたくない。
気分一新するために車を綺麗に直しました。
綺麗な車を絶対に傷つけないと誓って、次戦に挑むぞ!

ということで、何とか次のエリーゼスーパーテック初戦には修理も終わり、またまた筑波を走ったのだけど....各コーナーでアンダー出しまくりのヘタクソ状態。

ダメだこりゃ。
こんな情けないドライビングしか出来ないようじゃ、
レース出場は迷惑掛けに行くようなモノ。
もっと練習して出直します。



油温計

まぁ無くても良いとは言われてるけど、車のコンディションには気を付けたいもの。

水温や油温など温度管理はしっかりやっておきたい。
ということで、電子式の油温計を取り付けた。

まぁ、街乗りだから渋滞で水温も油温も100度に行く位だけど、基本的には水温と油温は一緒に動いてる。 100度になるとラジエターの電動ファンが回転して水温は途端に温度降下してくれるけど、オイルはゆっくりと下がっていく。

高速道路の100キロ巡航程度では、水温80度の油温95度。
(もうすこしペースを上げると100度を超えるけど)

本当に知りたいのは夏場の温度だろうから、今の状態で「こうでした」と断定するのは早計でしょうね。

でも参考に書くと、今の時期のサーキット走行で水温は80度程度の時に油温は最高で123度。思ったよりも高い。

しかし大森の油温計、先日フィスコへ向かう途中の高速で壊れてしまった。
油温が105度を超えた時点で、高回転をキープすると滅茶苦茶な値を示すんです。 120から150の間をもの凄い動きで行ったり来たり。

かと思うと、フッと正確と思われる110度位を指したりして...
修理に出しますよ、勿論。 これじゃ意味無いですからね。(^^;;

EBC

EBCって御存知ですか?
私はエリーゼに乗るまでは知りませんでした。
欧州では有名らしいのですが...(^^;;

今回付けたのはブレーキローターとリアのパッド。

フロントのローターは今度のクルマもジャダーが出始めてしまい、早く交換しなくちゃと思いつつ、様子見。 でも、機械が一度壊れたら人間と違って様子見しても直る訳がない。(笑)

早速純正ローターの半額と言われているEBCのローターを装着。
1枚16000円程度でした。

このローター、穴とスリットが入ってるんです。 純正はいい加減というか、フロントもリヤも同じモノ。 しかも、左右も共通...穴あいてるのにですよ。

EBCのセットはちゃんと回転方向にあわせたスリットと穴が入ってる。 当然ですね。



私の個人的な好みは穴もスリットも無いソリッドなモノ。
今までの経験からすると、スリットや穴はローターが歪みやすかったり、割れたりするし、スリット入りはパッドの減りが早いからねぇ。

ということで、交換しましょうか。

今回、ローター外すのは初めてなので、ローターが固着してたら嫌だなぁなんて思いながら作業開始。

おっと、まずはローターに付いてる防錆材を落としましょ。

これ、意外と厄介なんですよ。
前に面倒なので適当に作業して装着・使用したら、
ちょっとキツメなブレーキングをしただけでローターから白煙モクモク。
そして、防錆材がホイールに飛び散ってエライ目に遭いました。

まずはパッド外し。



外さなくてもキャリパーは外れますけど、ピンを抜くだけですからね。

次にキャリパーを外しましょう。
ブラケットに止まっているボルトを2本外すだけです。
簡単簡単♪

もう取れちゃいました。
ローターも固着して無くて楽勝。
もし、固着していたらサービスホールがないからチョット厄介かも。

これ、回転方向が逆になってるのが良く解りますよね。
(右側が進行方向です)

あとは同じように逆順で組み上げるだけ。
ブレーキ関係は命綱だから慎重にね。

で、外したローターを見てみると、裏側にしっかりと歪んだ後がクッキリ。
2/5ぐらい跡が付いてますね。

でも、貧乏性の私は捨てたりしません。(笑)
ローター研磨して使いますよ〜。

続いて今度はリアのパッド。 これはレアなケースかも知れないので、鵜呑みにせずに読んで下さいねと前置きをして....

純正のブレンボが無くなってきたので、グリーンスタッフというベーシックなパッドを装着。 (これは単に安かったというだけの理由)



さてさて、まずはパッドを外しましょう。
フロントと同様にピンを抜く所から始める訳ですが、ピンを抜くとピアノ線のパッドを押しているモノが飛んで行ってしまうので注意。

その前にピンを抜くのもちょっと苦労するかな?
後ろ側から押してあげる訳だけど、穴が小さいんだよね。
解ってしまえば大したこと無い、チャッチャと外しましょう。



私、リアは初めてだったのでラジペンで苦労してます。(笑)
細いドライバーを裏側の穴に入れて、ハンマーでコンコンすると簡単です。

表側はピンが外れればパッドが取れますが、裏側はキャリパーとブラケットを繋いでいる上側ボルトを外してやると、このようにキャリパーが動いて外せます。

画像の方はパッドが取れた後に、ピストンをラジペンで押し戻してる所。
これも時計方向に締め込む事でピストンが戻ります...ま、一般的な事ですな。



そしてグリーンスタッフの装着完了。
その後、フィスコを2時間半ほど走ったら....



こんな事に成ってました。(驚愕)

たった600キロ走ってパッドが無くなるなんて初めて。
フィスコの200キロオーバーからのブレーキングに耐えられなかったのでしょうかねぇ?

パッドは表側よりも裏側が減ってました。
勿論、パッドを取り付けてから、引きづりがないかチェックはしてます。
今のところ、原因は見あたらないのですが結果はこういうこと。
効き自体は自然な感じで良かったんですけどね。

温度域が550度までと言う事ですが...そんなに上がりますかね?

そんな訳で、レース直前に慌てて付け直したのがフェロードのパッド。

なんせ、レース直前になって発覚したので慌てて探しましたよ。
何件かのお店に電話して聞いてみたモノの、良いパッドは高い!

このフェロードは何と12000円!!
安〜い。(金銭感覚麻痺してる?)

箱にはルノーのR21とサフランって書いてありますね。
ふーん...そうか、ルノーのクルマと同じサイズなんだ。

このパッド、取付易いように有るワザが付いてます。
ほんのチョットした事なんだけど、これは便利でしたよ。
フェロードって全部こうなってるのかな?
パッドがキャリパーから落ちないんですよ。

一つ、気がかりなのはパッドのアタリ付けが出来なかった事。
減ったローターに新品パッドでレース...うーん、何もない事を祈る。

 

フィスコスポーツ走行

111カップの第3戦はフィスコ。 今年で全面改修されてしまうので、あのコースレイアウトで走れるのは今年の秋まで。

苦手意識のあるフィスコ、ちょっと走っておかないと。
とにかく練習有るのみですよね。



久しぶりに走ったフィスコ、各コーナーで恐怖心が有って攻めきれない。 1時間半も走り込んでも結果は52秒台。 ベストタイムよりも1秒半も遅い。 1月に出したベストタイムだから、コンディション敵には今の方が不利とは知りつつも、ライバルが先月50秒6を出してるからねぇ。

それにしてもパワーが無くなってきたな。
メカタベにして貰った直後はもっとパンチがあったんだけど....

で、コッソリと会社をサボってメーデーに走ってきました。(笑)
そしたら...居るじゃん。ライバルが。(^^;;



お互いに笑いながらコソ連開始。

最初は様子見....しかし、やっぱり私のより彼のマシンの方が早いよ。
直線で並んだ時、ジリジリと置いて行かれる始末。
あぁ、やっぱりパワー落ちてるよぉ。(泣)

直線の終わりで220キロ弱。
前は220強だったんだよなぁ。

タイムは...ちょっと持ち直して51秒2。
でも、彼は50秒7だってさ。



雨漏り

私のエリーゼは雨漏り凄いんですよ。

ドバッとスコールがあると、室内は1センチくらい浸水。
このままじゃ屋根無し駐車場で梅雨を乗り切れない。

と言う事で、色々考えた末に雨樋を取り付ける事に。



材料はこれだけ。

電気配管のCD管を使おうと思ったけど、ルームエアコンのドレン配管のほうが安価だったので東急ハンズで1.5メートルほど調達。(1メートルで足ります)

あとはコイツをフロントウィンドウ下端の雨樋に竪樋として繋ぐだけ。 もともと繋ぐようには出来てないから、ドレン管をカッターで切れ目を入れ、ビニール系の接着剤で付けるだけ。



下端はホイールハウスから出るかでないかで良いでしょう。
雨漏り、大分良くなりましたよ。
カウル外して徹底的にコーキングするのが一番でしょうけどね。

雨だと作業出来ないし、天気良いと走りに行きたくなるし、今のところ、これで凌いでます。(^^;;

その他、雑記

大したことではないけど、知ってると得かも...画像を見て下さい。



左が一般的なホイールナット。(汚いパーツ、御容赦)
先端はテーパー式ですね。

右は先端が丸くなってます。
ノーマルホイールのナット、じっくりと見てますか?
シリーズ1だけかも知れませんけど、純正ホイールはナットの受け座が球形なんです。

ここに一般的なテーパーナットを入れるとホイールが削れちゃいます。
かと言って、ノーマルのナットは被せモノが付いててイマイチ。
あれってインパクト使うと歪むんですよ。(知ってました?)

ということで、このナットはホンダのオデッセイ(旧型:RA2)に付いていたナット。 ホイールにも優しいし、値段もリーズナブル。 純正ナットを歪ませてしまった人は気にしてみて下さいな。



プラグを交換しました。
今まで使っていたプラグはNGKのイリウェイ7番。

これから暑くなるし、7番でも焼け気味なので8番を入れてみました。

町中でトロトロ走ってると燻りやすいかも知れませんが、これからの季節、サーキットで全開にするには良いかなと思って。 

NGKの在庫が近所の店になかったのでデンソーOEMのHKSを装着。
フィスコを走った感じではナカナカ良い感じでした。

速報

5/5、富士スピードウェイで行われた111カップ第3戦の結果を掲示しておきます。

 

今月の記録

オイル・オイルフィルター交換 15,000キロ
デフ・ミッションオイル交換   15,000キロ
点火プラグ交換(8番)     15,500キロ
リヤブレーキパッド交換    15,500キロ
フロントブレーキローター交換 15,500キロ
リヤブレーキパッド交換    16,200キロ
エアクリーナー清掃       16,200キロ
オイル・オイルフィルター交換 16,200キロ

ベストラップタイムの記録

各々の目標は....筑波2000:3秒 筑波1000:39秒 茂木:16秒 フィスコ:49秒

筑波サーキット   :1分6秒683(ロードスターでの公認記録)
コース2000     215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
             1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改

            :1分4秒463(エリーゼの準公認記録)→代走
             195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
             クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
             WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

            :1分8秒7(エリーゼの公認記録
             195/50−15・225/45−16 RE−01
             クァンタムダンパー+スィフトバネ


筑波サーキット   :41秒709(ロードスターでの公認記録)
コース1000     215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
             1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
                    
日光サーキット   :44秒129(ロードスターでの公認記録)
             205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
             エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
                                 
富士スピードウェイ :1分55秒28(ロードスターでの非公認記録)
             215/50-15 A048 S+195/55-15 RE540S S
             1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改
             ※手計測データ

             :1分50秒772(エリーゼの非公認記録)
             195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
             クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
             WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
     
ツインリンクもてぎ :2分17秒665(エリーゼの公認記録)
             195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
             クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル


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