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2003.03



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復活!...かな?

※毎回文体が違って申し訳ないです。(その時の気分で書いているので)

久しぶりにエリーゼに乗った♪
前回のレース以来だから本当に「久しぶりだなぁ」...と、少しウルウル。(笑)

ヘッドのガチャガチャ言ってるのを黙らす為、ラッシュアジャスターを全交換するか
非常に悩んだ末、私の意思で機械式(メカニカル)タペットにして貰った。

ここで、解ってる人からは「バカじゃないの?」と思われるでしょうね。
私も知らなかったのだけれど、機械式のタペットと油圧式のタペットでは、カムの設計が違うとのこと。 はい、無知丸出しですいませんです。

ランプ高と言うらしいが、機械式のタペットに組み合わせるカムはベースサークル(カムの基準半径)が一定ではなく、極々なだらかなリフトが付いていて、そこを基準にクリアランスを取るらしい。

なるほどね。

確かに、本来のバルブ開閉のためだけに設計すると急激にカムとリフターが衝突するわけだけど、このランプってのが付いてると緩やかに当たるよね。

それに引き替え、ラッシュアジャスターのような油圧タペットは密着していても良い訳だから、自ずとカムの設計も違うわけだ。

で、私はメカタペにして貰った訳だけど、通常のクリアランスではリフターに良くないし、打音も出るという事。 それを今回弄って貰っているメカニックさんの経験を元にクリアランスを詰めて戴いたのです。
ここら辺はショップの技術なので数値などを公表出来ないのが辛い所。 だけど、解ってくださいな。<m(_ _)m>

エンジン始動。

おぉ、静かになってるじゃないですかぁ。(嬉) 始動した瞬間から前の異常な音をしていたエンジンとは明らかに違う。 水温が80度になるのを待って、回転を上げてみる。
うんうん、良い感じ♪

メカニック氏曰く、「油温が適正になるともう少し煩くなるよ」
あ、そうなんですか。
でも、ラッシュに不具合があったことが解って一安心。

一時はオーバーホールするかなぁ...なんて眠れなかったんですよ。(ほんとに)
その他にも不具合を直して戴いちゃいました。

まずオルタネーター。
こいつ、例の炎上時に消火器を吹きかけたからか、熱で何処かがやられてしまったのか解らなかったのだけれど、5000回転以上をキープしているとチャージランプが点滅。

カバーは火炎で爛れて酷い有様だったし、内部に損傷がなければ良いんだけど…と、思っていたのだが、実際に開けて貰ったら中のコンデンサーが足元から折れていたり(これが高回転時のチャージランプ点滅要因)、内部の配線が焼けていたりと思ったより重症。

開けて見た結果がこれでは仕方ない。 リビルト品を購入することに…うぅ、またまた出費。(泣)

まぁベアリングもゴロゴロ言ってたし、いずれ交換しなきゃならないのが解っていたから思い切って取換えて貰いました。

不満箇所はまだあって、それは5速に入り辛い症状を見せていたミッション。
購入した当初から随分とゲートのストロークが浅いなと思っていたのだけど、「ロータスってこんなもなんだよ」(正確にはローバーだけど)と、皆んなから言われて、自分でも「こんなもん」と納得していた。 しかし、ごく普通に一般道を走っていた時、いつもよりも更に浅く入った感触があったなと思った瞬間、「スポッ」と抜けてしまった。

「あぁ、ミッション降ろさないとダメか」と気分は一気に暗くなり、またまた寝付きが悪くなる始末。 だってミッション降ろすだけで10万は確実ですからね。 それに、ミッションが入らなくなって降ろしたという事例も聞いていたし、私のは最近不幸続きだし。(泣)

念入りに調べて貰った結果、こいつの原因は運転席側のギアボックスと解り少し安堵。 でも、ギアボックス交換か?...とマタマタ不安に。 しかし、なんとリンケージがゲー
トに干渉していてストロークが有効に使い切れていなかっただけと判明。 ミッション側では僅か1.5ミリのストロークなのだけれど、この僅かなストロークが取れないためにコクッと入るはずの5速ミッションが「ゴニッ」で終わっていたわけですな。

うぅむ、言葉でシフトフィールを言い表すのはナカナカ難しい。

早速、帰路で5速へシフト。(でも、小心者なので恐る恐る...)
うんうん、良い感じじゃん♪
しかし、タウンブーツで来てしまったので足で行う操作フィーリングが全部イマイチ。(-"-;)  暫く乗ってなかったのも有るけど、ヒールのある靴はダメですな。
あたりまえか...(^^ゞ

ヨコハマから高速道に乗って東京に着く頃には油温もベスト。 あはは、ホントにメカニカルノイズが増してるよ。 まぁ、もともと静かな車じゃないけどね。(高速クルージングではラジオが聞こえない、レーダー探知機の音も聞こえない....)
でも久しぶりに乗ったからかエリーゼって室内が本当に煩いなぁ、これじゃデートカーには成れないねぇ。

今回はリフターとインナーシム(メカニカルタペット用)を交換したのだけど、
「慣らしをして下さいね」と念押しされたので、踏みたい気持ちをグッと抑えてマックス4000回転。

詳しいことは解らないけど、リフターとシムを馴染ませる必要があるらしい。 何だったっけ? リフターの打面がシンタンとか何とかで....ま、いっか。(^^;;てへへへ 今度
こそ楽しいエリーゼライフを送るためにも言われたとおりに優しく扱っております。

と思ったのだが、翌日にフィスコのスポーツ走行に行ってしまったのだった。
(^^ゞ

シェイクダウン

インナーシムに変更して初走行。 結局、慣らしは200キロしかしてません...だって、我慢出来ないんだもん。(ゴメンナサイ)

本当はもう少し早起きして箱根早朝散歩してからフィスコへ向かうつもりが、自宅を出たのが午前6時。 これでは到底間に合わないので、そのままフィスコへ直行〜

到着したのは7時半。
筑波サーキットではとっくにゲートオープンの時間だよぉ。 当然の如くゲートオープンと思っていたのが甘かった。 ここは8時45分からゲートオープンなのね。 寒い中、ゲート前で列を作って待つことに。(>_<)寒い...

回りに民家がないからアイドリングさせてヒーター効かせても良かったのだけど、周りの人達もエンジン掛けてないので私もオフ。(でも、静かなクルマはアイドリングさせていたみたい)

それにしても最近はGTウィング生やしてるのが多いなぁ。
GTRやFDはこれが標準って感じ。 ランエボな人達も装着率が高い。 という感じで、フィスコのスポーツ走行はこんなハイパワー車とヴィッツのようなクルマが混走するのが特色なんだよね。

以前のレースでの大反省を生かすためには、こういう混走に慣れるのも必要でしょう。 後ろから来る速い車に注意しながら前を走っている遅めな車を如何にパスするか練習するにはこの環境は良いはず。

やっと開いてくれたゲート。 事務局前に車を停め、早々にNS4Aのチケット購入。 チケットを手にした時、時刻は既に9時10分。 走行開始が9時40分からなので30分しか猶予がない!

慌ててテーピングと車内の荷物を下ろしてビデオをセット。.....これが拙った。 装着する時に逆光スイッチに触れてしまったらしい。 後で見返すと車内だけクッキリで外は白く飛んでる。 やっちまったぁ

実はフィスコは苦手意識があって余り走っていないので、今回はビデオに録画してジックリ観察する腹づもりが水の泡。 あーあ。

そんなことは帰宅してから解ったことで、その時は準備に必死。 ゲートインした人は結構居たけど、走る準備してる人は少ないなぁ、と周りを見てレーシングスーツを着るか悩む私。 だって皆んな着用してないんですよ。 私だけ本気モードみたいで浮きそうじゃないですか。(相変わらず小心者です)

さて、お時間。

久しぶりだな〜...と言うか、エリーゼではドノーマルで一度走ってるだけなんですよね。 なんて考えてる間もなくインプレッサの後ろについてコースイン。 タイヤも冷えているので注意しながらの走行。(あたりまえか)

冷間1.6にセットしたタイヤ、全く喰わない。 アンダー・オーバーが出て危ないけど、ペース上げないと発熱しないわけで....

ブレーキが何だかイマイチ。
エンジンは調子良いけど、やっぱりメカノイズは増えたかな? ちょっと可哀相だけど、レヴにあたるまで回し切ってみる。 インジケーターは何も点灯していない。 よし。 前回の走行でチェックランプが点滅したのは全く大丈夫。 これで不安要素の一つはフィックス。

そう言えば今までシートベルトの警告灯、こいつは4点ハーネスを締めると点灯していたのだけれど、ワーニングランプが一つでも点灯しているともう一つ何かが点いた時に発見が遅れる可能性が有るためコネクターを引き抜いておきました。 これもアタリマエか。(^^;;

さて、1周終了。

1コーナーのブレーキングではまだフィスコの感触戻らず....いや「解らず」か。 でも、下りながら回り込む感じは何とな〜くカラタが思い出しているかな? ブレーキはタッチが戻って来た感じ。 やっぱり何でもそうだけど、適正(温度)状態って大事だよね。

肝心のタイヤ君はマダマダ暖まって無い。 特にフロント。 そういえば、前回レースの時もフロントが暖まって無くて大失敗だったっけ。 如何にフロントのタイヤを早く使えるようにするか、これもポイントだな。

ヘアピンに繋がる100R、ココまだ恐くて3速からのシフトアップを早めにして様子見。 アウト側に車1台分のマージンを取るラインで通過してみる。 まだフロントのグリップがベタッと来ないなぁ。

ヘアピンは外側に膨らんでも周りに車が居なければ安全なので、思い切ったスピードでラインに乗せてみる。 ズリズリっとは来るものの、怖さはない。 ちょっとグリップ出てきたかな?

ここで調子に乗ったのが拙かったか、300Rでミス。 ありゃりゃ、止まりきれないーっ。 危うくシケインをショートカットするところだった。 2周目でもタイヤグリップ上がらないのか....解ってないなぁ、私。

そしてストレート。
そろそろ200メートル看板ぐらいでブレーキングしても大丈夫かな。 うん、大丈夫。 それにしても結構スピード乗るんだなぁ。 メーター読みで220キロ弱。

レースはここにみんなで突っ込むんだよな...一番のパッシングポイントでは有るけど。

この時点ではまだ56秒位で回ってる。 そろそろ気合い入れて走らないとね。 コースインしてくる車も大分増えてきて、小さいダンゴ状態が幾つか出来つつ有るみたいだし。

そういうのに掴まってると、後ろからGTRやセブンが飛んでくるんだよ。
ほらね....

インフィールドでは全開させてね♪、と、心の中で謝りながら(謝ってないか...)ヘア
ピン辺りまで頑張って300Rで譲る。 わー、ドヒュンって行ってしまうのね、あはは段違いの加速だぁ。

でもBコーナーのラインをミスしたのか、私がシケインを出る頃にもマダいらっしゃる。(笑) とっとと加速して行って欲しいなぁと思ったら、なんと最終コーナークリップで減速。 私ビックリ。 でもね、チャンとバックミラー見てサイドミラー見て避けましたよ。

そう、冷静に判断して適切な処置が迅速に出来るコトも練習です。 いや〜、良い練習になりました。 これでタイムロスを最小限に出来ればベストでしょう。 師匠から「常に何かあっても次の行動が出来るように走れ」と言われていたのを守ったおかげ。

クリアラップが沢山取れる走行会も面白いけど、実際、レースするならコレは絶対必要な事。 私はいままでコレを避けてユッタリした走行会ばかり走ってきた報いですな。 もっと積極的に走って、速い走り方だけでは無い走り方を勉強しなくては。

何回もクリアラップが取れない周回が続くモノの、考え方を変えたオカゲで苦にならない。 でも、現時点でのベストタイムは知っておきたいなぁと、グルグル回り続けているウチに何個かタイムが取れた。

1台程度ちょっと引っかかった程度で51秒は確保出来そう。
と言うことは、条件揃えば50秒出るかも〜♪

あらら、ここで赤旗中断。 こういうモンなんだよなぁ。

そうそう、書かなかったけどコーナーポストも大事ですよね。 以前、というか大分前だけど、友人とココを走っていてチェッカーを見逃した事が有った。(x_x) 何度も書くよ
うだけど、周りをよく見るというのも大事な要素。 それが安全のためでもあるし、速く走る為でも有ると思う。

ハザード点けて徐行を続けていたら300Rで32GTRがクラッシュしてる。
運転席から後ろがない。 タイヤバリアのタイヤが散乱してる。 後ろ半分がないGTR、幸いにドライバーは元気そうに歩いていたけどショッキングな光景だった。

中断時間が終わり、再びコースイン。
もう僅かしかないよな、とは思いつつも練習練習。 今日は3本のスポーツ走行枠が午前中にあるけど、午後から仕事でコノ一本しか走れないのだ。

うまく先頭の方に入れたのもあって、比較的良いタイムが出る。 51秒台が連発だぁ、と思っていた最後の最後、完全なクリアラップ。 チェッカーを受けながらP−LAP確認。 1分50秒772。 やったぁ、50秒台が出たじゃん!



知り合いのロドスタターボ君が50秒台出したと言うし、エリーゼの仲間も50秒の戦いになると言っていたので私も頑張らねばとは思っていたところ。 うーん、これは望外のタイム♪ でも、これってビキナーズラックってヤツかもね。(^^;;

 

消火器

消火器

111カップでも推奨されているけど、消火器を購入してきました。
IRSさんから販売されているFEVというイギリス製の水溶式消火剤。

身に滲みて解っている車両火災の恐怖。
そして、粉末式消火剤の恐怖。

私のエリーゼ、未だに車内は消火剤の匂いが染みついて取れない。
取れないって言うか、手の入らない所まで侵入してるからなんですけどね。

まぁ、そんなことで水溶式。



本格的な車載消火器ではないけど、初期消火には十分なはず。
重量は1.9キロで内容量は1キロ。

助手席の幅にぴったり。
そりゃそーだ、111カップのスポンサーがエリーゼに合うサイズを見繕ってくれているのだからねぇ。

早速取り付けたというJさんにお聞きする。 「どうやって付けましたか〜?」
フロアのリブが有る所をドリルで揉んでネジを切ったそうな。 そうか、でも私はネジ切り道具持ってないんだよな。 余り穴は開けたくなかったけど、思い切ってドリルで穴開けて、鉄板ビスで取付けちゃいました。 相変わらず思考回路が安易だよなぁ。



結構綺麗に収まりました。 勿論、このままオブジェの様に使うことがないのがベスト。 出来れば、一生使わずに居たいもんですな。


雑記

明日は111カップの第2戦。 天気は下り坂。
まぁ、どうでも良いこと何ですけど、私的には「おおーっ」と感動したことが有ったので御報告しておきましょう。

エリーゼに限らず、タイヤ交換する時ってジャッキアップしますよね。 2柱リフト持ってるぜー、なんて人は読まなくて結構ざんす。 タイヤを外す時、しかもフロントは外す時、どうやってますか? 私はタイヤが路面に触れるか触れないかの所まで持ち上げて、十字レンチで外すか、電動インパクトで外してました。

所がですね、ジャッキアップした後に自分のフトモモをタイヤの下に入れてレンチを回せば外れるんですよ。 

これならハブボルトにも負担が掛からないし、足も大して痛くないしお奨めです。 まぁ、皆さんやってると思いますが....

それにしても明日の筑波、ドライと信じてリヤタイヤを左に山がある方に交換したので、排水方向が逆なんですよね。 これで雨だったら明日のレースはツーリングだな。

全く話は変わって、私の乗ってたロドスタの話し。
私の友人Kさんに引き継いだわけですが、そんな彼がパワーチェックしたというのでデータを見せて貰いました。 当日の仕様としては、車検対応マフラーに触媒付きと言う非常にジェントルな仕様。 私が付けていた爆音マフラーは世間の目もあって外したらしい。 環境にも配慮して触媒も付けたらしい。 偉いな〜

肝心の結果は以下の通り。



この車検対応仕様で186馬力は立派だと思いますよ。 へー、私の組んだエンジンがこんなに馬力出していたんだなぁと感動。(笑) 私の乗っていた時の仕様なら190馬力は越していたでしょうね。(嬉)


今月の記録

オイル・オイルフィルター交換 13,200キロ

ベストラップタイムの記録

各々の目標は....筑波2000:3秒 筑波1000:39秒 茂木:16秒 フィスコ:49秒

筑波サーキット   :1分6秒683(ロードスターでの公認記録)
コース2000     215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
             1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改

            :1分4秒463(エリーゼの準公認記録)→代走
             195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
             クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
             WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

            :1分8秒7(エリーゼの公認記録
             195/50−15・225/45−16 RE−01
             クァンタムダンパー+スィフトバネ


筑波サーキット   :41秒709(ロードスターでの公認記録)
コース1000     215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
             1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
                    
日光サーキット   :44秒129(ロードスターでの公認記録)
             205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
             エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
                                 
富士スピードウェイ :1分55秒28(ロードスターでの非公認記録)
             215/50-15 A048 S+195/55-15 RE540S S
             1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改
             ※手計測データ

             :1分50秒772(エリーゼの非公認記録)
             195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
             クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
             WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
     
ツインリンクもてぎ :2分17秒665(エリーゼの公認記録)
             195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
             クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル


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