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2018.01



師走も押し迫った平日、筑波サーキットは閑散としていてグッドコンディション

 タイムアタック

年末の平日、筑波サーキットのパドックは上記の状況。 これでタイム出せないならイツ出すのか、というほど走行台数の少ないスポーツ走行枠を走行出来た。

本題の前に情けない報告を1つ。 以前より初期型エリーゼの欠点であるハブベアリングについては、口が酸っぱくなるほど私のホームページに記載していた。 それにも関わらず、S1ツーリングに誘われて奥多摩に行く際、フロント廻りからウイーンという音がして漸く気づいた。 なんと愚かな事かと赤面ものなのだが、初期型に乗っている方々の警鐘になれば幸いである。

帰宅し、先ずはジャッキアップしてタイヤを掴み押したり引いたりしてみる。 明らかなガタは感じられない。 次にタイヤを手で持ってユックリと正回転と逆回転。 すると僅かに手応えを感じる所が有った。 

では、とローターを外してハブを回すと見事にゴリゴリ。 こうなるとベアリングだけでなく、ハブまで交換と成る。 過去の整備録を見てみると、フロントは3年近く1万キロも無交換だった。 徐々にタイムが上がってきていることから、1万キロでの交換は遅すぎた。 最近は峠を走らなくなり、サーキットオンリーとなって居ることから5,000キロ程度の交換頻度が適切かもしれない。

しかし、そうなると毎年交換を強いられることとなり、そうなるとシリーズ2のアップライトとハブベアリングの移植も視野に入れる必要がありそうだ。 そうなると問題はホイール。 何セットもホイールを持っているのが使えなくなるのは痛い。

 

前置きが長くなった、さて、話を戻そう。 

此の日のコースイン台数は僅か7台。 気温は8度。 真冬というほどには冷えていないが、クリアラップは確実に取れる。 しかもT枠なので初心者は居ない。 タイムアタックには好適な状況が整った。

Lap+web(仮)というサイトにLap+を使用したデータを入れると自動的に分析してくれる。 そのスクリーンショットが上記。

コンディションが良かった事から目標としていた1分2秒前半を辛うじて出す事が出来た。 だがタイムを出そうと力みすぎてしまい、タイムにバラツキが出ている。 相変わらずヘタクソなドライビングであることに加え、コンディションが良くて舞い上がってしまった。

今回、3秒台で走っているのと可成りの違いが有ると私は感じた。 なんと言えばよいのだろう。 適切なドライビングをしないとタイムを纏められないのは勿論だが、戸惑いなくコーナー出口に向かってアクセルを踏抜かないとタイムを纏められない。 今まで怖くなかったダンロップ下から80R全開に緊張感を伴う。 最終コーナーはボトムスピードを上げるのは勿論、アウト側ギリギリを目指してアクセル全開を早目に取らねばタイムが纏められない。

冬はエンジンが気持ちよく回ってくれるので、まるでパワーアップしたような気になるが、その分ドライビングがシビアに成る。 ボキャブラリーが乏しく上手く伝えられないのがもどかしいが、繊細に扱うところと大胆に扱うところの両面が必要なんだなと感じた。 今後はコンスタンスに2秒前半が出せるように精進したいと思う。 拙い走りなのだが、それでも見たいという奇特な方はどうぞ。 https://youtu.be/05gEQVhxCYk

 

と、気分を良くして数日後、愈々年末も押し迫った時に早目の冬休みを戴いて袖ヶ浦フォレストレースウェイへ。

2014年のクリスマスイブにノーマルエンジンで1分13秒4(https://youtu.be/sw6D4CKE6os)を出してから足踏みが続いて居り、4スロにハイコンプピストンという今年の仕様で何度か袖森を走っているのだが、これまた情けないことにノーマルエンジンのタイムを超えられずに居る。

前述の筑波サーキットとは違い、此方は結構な混雑ぶり。 最近の袖森は混雑が激しくなった。 いつだったか、休日の早朝から出掛けていったものの、満員御礼で私の直前に走行券売切となった時も有った。 

此処は営業車のようなライトバンが走っていたり、後ろを一切見ない人が居たりする。 袖森はブラインドコーナーが多いのだが、それよりも怖い。 かと言ってハイビーム点灯の走行は身勝手すぎるし。 何とか隙間は無いかと走行していると、何とか1周のみクリアラップが取れた。 だが、またしても力みすぎてしまい細かなミスが出てしまい、纏めきれなかったのが悔やまれる。 筑波で2秒前半が出せたのだからと、此処でも12秒前半を目標としていたが全く届かなかった。

タラレバタイムとの差が大きいということは、まだ伸び代が有るということ。 次回はタラレバタイムを目標に走ろう。

実は走行中にエンジンが吹けなくなるという症状が発生してしまい、10分ほど時間を残した状態で走行を途中で中止した。 7,000回転という一番パワーが出る所で息付きをしてしまうのだ。 燃料が少なくてエア噛みをしたかと思ったが、その時の燃料は13リッターも入っていたので足りないはずはない。

エンジンを壊してしまったら来期は絶望的に成るので、スローダウンしてパドックへ。 車から降りてエンジンの音を聞いたが問題なし。 クーラントを吹いてしまった痕跡もなし。 水温・油温・油圧、どれも問題なし。 無負荷で空ぶかしをすると、綺麗に8,000回転まで回る。

負荷がかかると発生するのは解った。 だが、最初の15分は問題ないし、数日前の筑波サーキットでも同じ設定で問題は起きていない。 点火系だろうか、燃料系だろうか。 それともコンピュータだろうか。 と、今は憂鬱な気分である。 主治医に診て戴くしかない。

因みに折角のベスト更新なのに、ビデオカメラが途中で停止しており記録が撮れていない。 こちらもトラブルで残念無念。

 

 雑記

今のエンジンはヤフオクで購入した中古エンジンがベースなのだが、それには磁石付きのドレンボルトが付いていた。 私も磁石付きのドレンボルトは愛用しているので特に気にもせず使用していたのだが、悍ましい事になったので報告したいと思う。

前回のオイル交換時にドレンボルトの締付けがスムーズではなかったのは記憶しており、次回交換時には私が以前使用していたドレンボルトに交換しようと思っていた。

車を持ち上げ、ドレンボルトにメガネレンチをかけてグイッ。 すると、嫌な手応えと共にボルトの頭がポロリ。

なんだ此れは、接着剤で磁石部分が付いているのか。 しかもネジ部分の肉厚が薄すぎる。 

なんという粗悪品。

私が使用しているのは適切な肉厚が確保されている磁石の小さなタイプ。 もし、これを読んだ方で同様の磁石が大きいタイプを使用されているなら、即刻使用を中止することをおすすめする。 私は幸いにして主治医の所に駆け込み、無事に取り外していただいたので大事に至らなかったが、ショップから遠い場所で此のような事態になったら途方に暮れるのは間違いない。

 

さて、上でも書いたがハブのピッチが変わったら使えなくなるのでホイールの売却を考えたいと思う。 先月、レジェーロを1セット売却したが、まだ2セット所有している。 まだ当面は使おうと思っているが、そのうち放出する予定。 今回はエリーゼパーツ製の黒いホイールを1セット4本放出しようと思う。 かなりの美品なので、興味があればkemunpus@yahoo.co.jpまでご連絡を。 英国から個人輸入するよりは安い価格で売却しようと思う。

それと今の仕様には合わなくなってしまったテクニカルガレージササキで作成して頂いたマフラーも売却したい。 また、ビッグスロットルも新品が有り、更に1ミリオーバーサイズに加工した更なるビッグスロットルも持っている。 大気圧センサーやアイドリングコントロールユニットも不要になったので在庫がある。 100φのBMC製新品エアクリーナー(装着のみ実施)も欲しい方が居れば安価にて放出したいと思う。

逆に、シリーズ2のアップライトやハブなどをお持ちの方で売却したいという方が居られればご連絡願いたい。 適価にて購入させていただければと思う。 因みに特にリヤ用を探しております。

 

 今月の整備記録

   消耗品交換パーツリスト(エクセルデータ)
    http://enthusiast.eos111.com/ELISE phase1 PartsList.xls

エリーゼ ハブ交換、ハブベアリング交換 164,300km
  マフラー交換 164,300km
オイル+オイルエレメント交換 164,150km
バイク なし
   

■ ベストラップタイムの記録
筑波サーキット
 コース2000

1分2秒491(2017.12 エリーゼ Sr.1 111S改の非公認記録)
 F195/50R15 R225/45R16 AD08R
 ライドモーターワークスによるヘッドチューニングエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
 ナイトロンダンパー+アイバッハバネ
 JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+不明マフラー
 GTウイング+スプリッター
 EMERALDコンピューター

筑波サーキット
 コース1000 
41秒709(2002.05 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
 
日光サーキット 44秒129(2001.03 ロードスターNA8Cでの公認記録)
 205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
 
富士スピードウェイ
 旧コース
1分55秒28(2002.04 ロードスターNA8Cでの非公認記録)
 215/50−15 アドバン A048 (Mグレード)
 195/55−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
 1928ccエンジン+ソレックス 44 足廻り改 ※手計測データ

1分50秒772(2003.02 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 

富士スピードウェイ
 レーシングコース
2分02秒674(2015.05 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 AD08R
 ナイトロンダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
 GTウイング
富士スピードウェイ
 ショートコース 
33秒6(2004.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー

33秒706(2006.04 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD07
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+アローレーシングマフラー
 

ツインリンクもてぎ
 フルコース
2分16秒479(2004.11 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
ツインリンクもてぎ
 東コース
1分52秒006(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録 ウェット)
 195/50−15・225/45−16 A048 (Mグレード)
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
エビスサーキット
 東コース
1分09秒228(2003.10 エリーゼ Sr.1 111Sの公認記録)
 195/50−15・225/45−16 RE−01
 クァンタムダンパー+スィフトバネ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+マフラー
 
袖ケ浦
 フォレスト
 レースウェイ
1分12秒819(2017.12 エリーゼ Sr.1 111S改の非公認記録)
 F195/50R15 R225/45R16 AD08R
 ライドモーターワークスによるヘッドチューニングエンジン+JENVEY4スロ+ハイコンプピストン+ハイカム
 ナイトロンダンパー+アイバッハバネ
 JAN SPEED LARGE BOAエキマニ+不明マフラー
 GTウイング+スプリッター
 EMERALDコンピューター
鈴鹿サーキット
 フルコース
2分34秒157(2010.12 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD08
 フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー
スポーツランド菅生 1分44秒200(2011.07 エリーゼ Sr.1 111Sの非公認記録)
 195/50−15・225/45−16 Neova AD08
 フォースダンパー+アイバッハ+スティック対策スロットル
 WOTY SPEEDエキマニ+テクニカルガレージササキマフラー

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