先月の北海道ソロキャンプツーリングでお小遣いを使いすぎたのと、エリーゼの維持のために少し手を入れたいので今月はお出掛けもエリーゼでの走行も無し。 Lotus111cupもエリーゼのエンジンが綺麗に回ってくれない症状が解決していないのでお休み。 これは先月に宣言した通り。
このまま悶々と自宅に佇ませているだけでは何の解決にも成らないので、出来る範囲で1つずつ地道に不具合を確認中。 道筋が見えたら、何れはプロの手に委ねて根本的な解決方法を取るつもりだ。 出来れば今年中にシェイクダウンまで漕ぎ着けられれば。
ということで、今月行われるLotus111cupの最終戦も欠席の予定。
バイクの方もこの1年で25,000kmほど乗ったのだが、消耗品がタイヤ以外にも発生した。 北海道ツーリングの際、雨中走行後にチェーンから嫌な音を発していたので薄々感じては居たのだが、清掃して注油しても収まらず、観察してみると偏摩耗してチェーンが伸びている所とそうでない所が有ることが発覚。
スプロケットも念の為に購入しておいたのだが、此方は新品と比較しても摩耗が殆ど見られなかったことから継続使用することとし、チェーンのみ交換することにした。
チェーン選びだが、私のW800は520というサイズ。 800ccという排気量ではあるが、400ccのバイクよりも非力なので520サイズであればどれを購入しても問題ないのだが、折角なので少し高級品を選択。
江沼の520ZVXというタイプで、カシメの要らないスクリュージョイントをチョイス。 W800のコマ数は104リンクなのだが江沼はコマ数を指定できるのが良い。 一緒に写っている無骨な道具はチェーンカッターで、此方はAmazonで300円程度の極安品。 ダメ元で購入したのだが、全く問題なく使えた事を記載しておく。
先ずはヤスリ等でチェーンのピン頭を削り落とす。 そして先程のチェーンカッターでピンを押し出し、新しいチェーンを繋いで繋ぎ変える。 此処までは容易い。 だが、今回は江沼ならではのスクリュージョイントタイプなので特殊工具無しでチェーンをセットできる。
単に圧入するだけのことなので一抹の不安がある。 私が行うよりも前にメーカーがテスト済みだし、先人たちが使用して問題が出ていない事から心配する必要が無いのは解っているのだが。
これで圧入完了。 出っ張ったピン頭はヤスリで少し削り落としておいた。
さて、先月はキャンプツーリングには出掛けなかったが、年内にもう一度ぐらいは出掛けたいと思っている。 毎回、出掛ける度に思っているのだが、私は荷物の積込みが遅い。 リヤシートにホムセン箱をセットして、タイダウンベルトのようなゴムバンドで締め上げるのだが、グラブバーの上に箱が当たって安定感がなく、しかもグラブバーのメッキが傷ついてしまった。
其のようなことから、以前よりなにか妙案は無いかと考えていたのだが、少し真剣に考えて実現化してみた。
如何だろうか。
13mmのレンチで5分も掛からずにバイクからステーを脱着できるようにした。 美しいW800のシルエットを台無しにしたくはないのでね。 そして序に防水が施された無骨な軍用バッグもサイドバッグとして装着できるようにステーを小細工。
テントやタープを張る際に使用するロープの自在金具を加工して取り付けてみた。
箱を取り外すとこんな感じ。
敢えて箱がシートに乗るようにしてズレ留を狙ったのだが、シートが傷つかないように滑り止めマットを敷いてみた。
見えている部材はスチールのフラットバーでサイズは厚み3ミリで幅は30ミリ。 ステンレスやアルミという選択肢もあるが、ステンレスは高価だし、目立たせたくないので黒に塗装することを前提にしているならスチールで良いかな、と。 アルミは軽くて良いのだが、部材が大きくなるのと溶接が難しくなるのが嫌で却下。
本当はアルミの角パイプを使用するのが正解だと思うが、素人考えなので御容赦を。
バイクには極力傷を付けないようにということで、フレームにボルトを4本のみ溶接。 シートを被せればステーは殆ど見えなくなるが、気になるかも知れなかったので外せるようにした。 今のところ、これは常設で良いかなと思っている。
これで次回から少し荷物の積載時間が短縮できそうだ。