いよいよやってきましたロードスターカップ、最速王決定戦。
今年も晴天に恵まれた3月16日、パドックには気合いの入った車達が並んでます。
ひゃー、緊張するぅ。(^^;;;;
とにかく、今回は6秒台を出さないと話しにならないって事で準備したタイヤ。これは先月号でも説明したとおり、果たして最後まで持ってくれるかどうかが肝。また、何ラップ目でベストタイムが出るか、更に、どの位からタイヤがタレてくるのか....考えなくてはならない事が山盛り。
仲間と雑談している間に予選出走時間が近付いてきたけど、周りを見回すと皆んなニョキニョキと羽が生えてたりオーバーフェンダー付けたりと、随分と派手なマシンがイッパイ。
何にも付けてない、ストックボディの私のクルマが逆に目立ったりして....
さてさて、出走時間がやってきました。
私のSコンパウンドは1周目から前回アタック出来ると聞いては居たものの、果たしてそんなタイヤ有るんかいな?って疑ってたけど、なになに、ホントにこれは凄いタイヤだ。
路面にベッタリ張り付いてるよ。
走行抵抗が凄そう。
取り敢えず、5ラップだけしてピットイン。そして、タイム確認。
あらま、2周目にベストタイム出ちゃってるよ。
んで、タイヤは?
うわっ、なんだこれは!
真夏に540SのSコン使ってもこんな摩耗はしないぞ。
このまま予選時間中、全部走っていたらタイヤが無くなっちゃう。
ということで、ボチボチ様子を見ながら3回ぐらいアタックしてみました。
ところがもう既に美味しいところは食べちゃったみたいで、タイムは落ちる一方。
というか、コンマ2秒から3秒落ちで安定して7秒フラット辺り。
あぁ、Mコン使ってみたかったなぁ。
というわけで、予選が終わった時点(全周回15ラップ)でのタイヤが上の画像。
表面が非常に荒れてるのが解りますか?
このタイヤを前にして長考。
逆転させるべきか、そのまま使うべきか.....
後から知ったのですけど、サーキット内にタイヤサービスが有るじゃないですか。
あそこでタイヤの組み替えを安価でサービスしてくれてるんですって。
知り合いの人が当日、エリーゼのタイヤを履き替えたんですが、何と500円とか!
ひゃあ、私も逆組して貰えば良かった。町中のタイヤ屋だと倍は取られますもんね。
次回から、タイヤの組み替えはタイヤサービスを使おうっと。(笑)
肝心な予選結果は一番上のグリッドを見てください。
上から1/3に入らなかった12番手。(出走台数は29台)
更に驚愕はトップタイム。
何と3秒7。
ついにロードスターも3秒台の時代?
いや違うな....5秒を切ってくる人達は異常な人達。
ま、決勝は周回遅れにならないように頑張ります。
ということで、逆転タイヤで望んだ決勝。
いよいよスタートです。
レーシングスタートなんて、やった事無いんで、最初のウォーミングラップのスタート時に、F1でよく見るロケットスタートの練習をしてみました。
所が大失敗。(わはは)
タイヤスモーク上げて、妙に目立っただけ。(爆)
かっこわる〜
私よりも前にいる人達は、タイヤの温度を上げるために、車を左右に振りまくり。
私はタイヤがないので地味に走ります。
でもなー、友達も見てるし、気合いが入ってないみたいで嫌だなぁ。
ということで、少しだけ左右に振りました。
あら?
なんか、センターコンソールからカラカラ言ってますよ。
あ、しまった。
タイヤのエアゲージを入れたのを忘れてた。
(※出走前には車内をチェックしましょう)
さてと、スターティンググリッドに着きました。
去年はグリッドが遙か後方だったなぁ....屈辱の最終コーナー出口だったっけ。
今年はチャンとホームストレートに留まってますよ。
シグナルもメインポストもチャンと見える。ウルウル....
わっ、30秒前ですって。
みんなの排気音が上がります。
.....勿論、私も。
5000ミートで4000スタート。
程良いホイールスピンで、中々のダッシュ。
うーん、自分を誉めてやりたい。(笑)
が、ドラマは1コーナーで待ってました。
うわっ、なんだ。
この土煙は!
全く前が見えない...強いて言えば視界は1メートル。
しかし、皆んな怯まずにコーナーに突っ込んでいく。
わ、私は怯んでます。(汗)
と、目前に真横を向いて止まってる車が!
その瞬間、左右にいた車が右往左往。
私も右往左往。(泣)
ど、どこに行けばいいの?
うわっ、ぶつかるよぉ。
ここでアクセル緩めた私は小心者です。
だって、ぶつけたくないもん。
上の画像は1コーナーを抜けてきた面々。
私の紺色ロドスタ、見えますよね。
横にいる白いロドスタはダートを走ってしまったので、前にいるけどパワーバンドに入ってない様子。ふふふっ、行っちゃおうかな〜。
思わず8000以上引っ張っちゃいました。
壊れるなよ、盆栽チューンエンジン。
へへへ、前に出ちゃいましたっ!
あぁ、またまたやってしまった尻降りダンス。
これ、本当に何とかしないとダメだなぁ。
ま、なんとかダンロップブリッジを潜ろうとしてます。
今のところ、オレンジのロドスタと白いロドスタとの位置関係はこんな感じ。
画像を見るとよく解りますね。
進入のライン、インに着くのが早すぎ。
あーあ、またまたケツが...
しかも、路面にブラックマーク?
いやいや、これは私じゃありません。....たぶん。
レース中盤はこんな感じで、オレンジロドスタの「にゃじごんヒロ」を追いかけてました。
でも、彼の車、車体後方からオイル煙を吹き出し始めました。
マフラーからでは無いみたい。
ブローバイかな?
オレンジのラインが正解ですよね。
私は突っ込みすぎ。
ブレーキングではこんな感じで詰められるけど、
立上りのラインがキツクなって結局遅い。
終盤になると1ラップ遅れのマシンも出てきました。
ラインを外して追い抜くつもりだったのですが、
立上りでは丁度横に並んでしまって、アクセル全開に出来ませんでした。
こういうシチュエーションも、しっかり冷製にクリア出来るようにならないとダメですね。
てへへ、結局白いロドスタには抜かれてしまって、
クラス4位でフィニッシュ。
最終コーナーでは白いロドスタがミスったので抜けると思ったんですが、見事なラインを通られてしまって、横に並び掛けたところでチェッカー。うーん、悔しい。
箱根で一緒に走ってる友達がクラス2位。(さすがでした)
バトルをした3位の人とは、今回顔見知りに成ったから、次回からは遠慮しないでガンガン行きますよ! 次回はBクラスの3位以内に入りたい。
Bクラス1位の人も、私のストックエンジンを購入してくれた人の知り合いとか。
いいねぇ、こうやってドンドン仲間・顔見知りが増えていくのは。
今回はトップクラスの人達にトラブルが発生し、決勝総合8位は出来すぎ。
とにかく、安定して6秒前半をキープ出来るマシンに仕上げなくちゃ。
今年は足を見直すつもり。
オーバーホールする時期に来てますし、ちょっと考えてる事を試してみます。
結局、タイヤはどうなったか報告しておきましょう。
これが、予選と決勝を走り終わったアドバン048のSです。
遠目の画像では解りにくいですね。
もう、スリップサインが出かかってます。
でも、この摩耗の仕方は私の扱いというか、走り方に問題がありますね。
キャンバーなどのアライメントも一考の余地がありそうです。