■筑波2000
これがリザルト 1分7秒698 この日は気合いが入っていて、ピットロードでの順番待ちも2番手だったかな?
とにかく、クリアラップを取ってベストタイム更新に燃えてました (^^ゞ ところが、ゆっくりと回ったつもりの1周目、パドック前のストレートを上がってくると、まだ、ピットロードから出てくる車両が有るじゃないですか〜 すると、当然その周はコースインしたばかりの車両が前にいる訳で、クリアラップ所の話しでは無いんです....うぅ、失敗した が、3周もすると、この日のコースイン台数は14台しか居ないので、段々とバラけて来てくれてます 前回の失敗を頭に思い浮かべ、今回はブレーキングを奥に、突っ込む練習 1コーナーや1ヘアピンで、ギアを素早く2つ落とすのを課題として周回してます 良い感じで7周ほどすると、前方に3台の集団 が、皆さん後ろをチェックしてくれていたようで、右に左にスムーズに避けながら進む事が出来ました....こういうのは嬉しいですね〜 しっかりと手を挙げて挨拶しておきましたけど、私の幌の中の手は見えてるのかな? そんな事をしながら数周すると、段々と肝が掴めたようで毎周同じような走りが出来て来ました....ところが、ドライバーとしてはタイムが解らないので、早いタイムで走ってるのかサッパリ解らない 実は前回と同じようなペースで走ってるような錯覚に陥り、「あぁ、今回も駄目だろーな」と思いながら私なりに攻めていました 何故、ダメだと思ったか?...余裕が有るんですよ ギアをヒールアンドトゥで2つ落としながらのシフトダウンと、コーナリングの為の荷重移動を同時にやるのですが、以前ほど忙しくもなく余裕すら有るんですよ 勿論、恐怖心も有りません だから、前回よりも1秒以上も縮まってるとは思わなかったんでしょうね しかし、ここで欲を出した私の負け 第1ヒートの結果に喜んでしまった私は平常心を逸し、邪心が芽生えてメタメタ
はぁ〜 第1ヒートで元気だったエンジンもタレてきてるようで、7000から上で元気がない
レギュレーターで燃圧を落としている燃料は、ガソリンタンクに循環して戻っているので、徐々に暖められたガソリンのせいも有るかも知れません とにかく、エンジンに力が無くなってきたのと、タイヤがズルズル
オマケにブレーキもグングンとペダルが奥に入っていきます いや〜、これはスポンジー 腹が立つほどタッチが悪いし、スポンジーでコントロールしにくいのも有って、どうもブレーキングポイントが定まらなくなってきました つい手前から踏力をコントロールしてしまうため、ブレーキングタイムが伸び、区間タイムが落ちる訳です....当然ですね と言う訳で、2ヒート目も3ヒート目も更新成らず
あーあ... 帰り際に忌々しいブレーキを見ると.....あれ?
パッドが2ミリも残って無いじゃないですか! これじゃ、バックプレートに熱が伝導してローター温度が上がる訳だ!
とほほ というわけで、ローターとパッドを交換して次は6秒だ
■ローター交換
まずはダメになってしまったローターを交換しましょう
大抵、サーキットでブレーキペダルが奥まで入ってしまうぐらいフェードすると、ローターは赤く染まって柔らかく成っているはず
そこで更に酷使されたり、下手な冷やされ方をしてしまうと、簡単に反ってしまい、私の大嫌いなジャダーを引き起こす訳です
大丈夫かな? と、思っていたローターですが、パッドだけ換えて走ってみたところ、残念ながら足にガクガクと来るジャダーを起こしてました
もう、こうなってしまったら交換しかないですね
パッドを付ける前にローターも交換した方が良かった...少しでも歪んだローターはパッドをも偏摩耗させますから
ローターを用意しますが、今回は近所にあるマツダのディーラーから購入
なんと、前後合わせて4枚購入したら即日に取り寄せてくれたばかりか、値引きまでしてくれました!
いや〜、最近のディーラーは対応良いですねっ
煩いキャブ車で行っても入所拒否されなかったし...
あ、キャブ車というのはバレてないのか(笑)
カードで買えるというのも良い!
次回から、純正部品はディーラーで買おうと決めた私でした
新品ローターは、ベットリと防錆材が吹きかけてありますから、まずはコイツの除去から
ブレーキクリーナーを使用してシツコイぐらい流し落とします
昔は勿体なかったから、ガソリンや灯油で洗ったのだけど、ガソリンや灯油にはオイル分が若干含まれていて、綺麗に拭き取ったつもりでも残るんですよ
最後はやはりブレーキクリーナーかシンナーですね
シンナーは綺麗に落ちるけど、私まで落ちそうになりますから (^^ゞ
さて、それではローター本体を外すためにキャリパーブラケット(キャリパーサポートって言うんでしたっけ?)を外します
おそらく、このクルマでは初めてココのボルトを緩めるのでしょう、それはそれは滅茶苦茶堅く締まってました
それにしても白っぽいですね....熱が大分入ってるって感じ?
外してみると、ブラケットの軽さにチョット感動
純正パーツでもバネ下重量って考慮されて居るんですねぇ
さて、この状態でローターがハブに固着していなければブラブラ状態の筈
GTRの時はガッチガチに固着していて、ローターの分離用ホールにボルトを突っ込んで外した覚えが有るけど、さすがにブレーキに優しい軽量車
何の苦労もなくスンナリと外れました
ローター交換はコレで終了
あとはブレーキパッドを取り付けてキャリパーを元に戻して終了です
実はパッドにバネ状のモノを取り付けるので、キャリパーを取り付けるのはナカナカ厄介なんです....秘密兵器使用はリヤブレーキローター交換で披露しましょう
はい、見事に錆びているリヤローターです
既にキャリパーは外してあります
ロードスターのリヤブレーキは、六角レンチでキャリパーを押さえつけているボルトを緩めてあげないと、ピストンが戻らないのは御存知ですよね
リヤのブラケットを止めているのが、このボルト
やっぱり堅いな〜
はい、外れました
リヤも少し焼けて白っぽく成ってますね
本当に焼けるとゴケ茶色になりますから、マダマダ大丈夫
しかし、少し固着し掛かっていて、何度かローターを両手で掴んでガコガコとこじって外してやりました....やっぱり錆びてますよね、だから外れにくかったんですけど
プラハンとかゴムハンマーなどでひっぱたいてやると、コンッという音と共に外れる事もありますから、短気を起こさずじっくりと行きましょう
やっと秘密兵器の登場です
実は前にも登場してますが....(^^;;
シャコマンという小型万力のコイツで、パッドを押さえてやるんです
そして、パッドのバネと押さえ金具を取り付けて、キャリパーを取り付けてやると、非常に楽にキャリパーが収まってくれます
ま、無くても出来ますけどね〜
因みに、パッドはロッキードのZCでブレーキフルードはトラストのスーパーDOT4です
これらは私に合っているようで、長年の付き合いですが問題はありません
■各種オイル交換
米国製の有名なオイルメーカーの赤線 エンジンオイルでは定評があるので、代理店から販売されているのではない輸入物のギアオイルを購入してミッションにいれてみたんですが、コイツがどうも調子よくない 町中を普通に走っている分には何も起きないけど、山をそれなりに走っていると、3速に入り辛くて終いにはガリッと鳴らしてしまった ただでさえ、私のシンクロはロードスターのカチカチッとしたフィーリングが失われ掛かっているのに、これでは話しにならない 3速ってどんなサーキット行っても使うし、箱根を這いずり回る時や町中でさえ中心的に使うギアなんだから、ここが逝かれてしまうと..... この前まで繋ぎで入れていたマツダ純正のハイポイドギアオイルのGL−5、驚くほど安価なギアオイルなんだけど、よっぽと彼方の方がマシですね ハチロクに乗って草レースやっている或る人も、同じオイルを使ったら3速に入り辛くなったと言ってたし.... 数リッター買ってしまったけど、仕方ない、デフオイルに使う事にしましょうか (;_;) 何が良いんでしょうかねぇ?
GTRの時はオベロンの糸引オイルを使ってたけど、あれは高温では最高でした
ただし、真冬のギアが暖まる前は堅くて堅くて難儀だったんですけどね んー、今回はどうしましょうかね〜 私がハチロクの時はWAKO’Sのギアオイルを入れてたけど、問題なかったなぁ それとも、マツダ純正ハイポイドギアオイルをこまめに交換しようかな...安いし
※今月のメモ オイル交換実施、前後ブレーキローター・フロントパッド交換
10/08にエンジンオイル交換 : シルコレン プロ4 15W-50
オイルエレメントも同時交換(走行距離:53,800キロ)
金属粉若干出てきた...消費は相変わらず激しくリッター1,000キロ
ギヤオイルも同日交換、レッドライン 75w-90(GL-5)
ブレーキパッド(フロント)、フルード、ローター前後交換
■ベストラップタイムの記録
各々の目標は....筑波:1分6秒 日光:42秒 フィスコ:1分55秒
筑波サーキット :1分7秒698(ロードスターでの公認記録)
コース2000 205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
1928ccエンジン+ソレックス44 足廻り改
日光サーキット :0分44秒129(ロードスターでの公認記録)
205/50−15 BS RE540S ソフト(Sグレード)
エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
※予選時の最高タイムは44秒222
富士スピードウェイ :2分3秒95(ロードスターでの非公認記録)
205/50−15 ヨコハマのアドバンネオバ使用
エンジンノーマル(ロムチューンのみ有) 足廻り改
※手計測データ
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